季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

アンチ 勿体ない!

2019-05-27 14:24:28 | 暮らし Daily life
なにせここ数か月明け暮れた荷物の整理。
とにかく減らそうと。
全部出して要るものを選んで、要らないものは捨てると言う事をやって、そして運んで収めた。
ずっとそれを集中してやって思った事は。

勿体ないって思っちゃいかんな。

と言う事。「いつか使おう」「いつか着よう」「いつか作ろう」今は勿体ないから。そう思って眠っていた品物がどれだけ多いのかわかった。
素敵なものを貯める性質は誰しもあると思うけれど、それでもそれ故に住まいが狭くなって暮らしが圧迫されたり、引越しの荷物が多くて疲れたりするのは弊害と言うもの。

それは裏返すと自己肯定感の低さと繋がってる気がする。
「今はこれを使うほど自分は素敵じゃない。今はこれを使うほど素敵な時じゃない。」
これも気付いたけど、時って結構10年とか20年とか30年とかあっという間に過ぎる。
置いておこうって思ってそれで何十年も経つって事の勿体なさ。こっちの方が勿体ないって気付いた。

素敵な便箋。綺麗なスカーフ。ゴージャスなコート。
和紙や英国羊毛。ため息が出るような舶来の布!(布たくさんある)
なんだって今の私が使うにふさわしいはず。
だってあと30年とか経って、結局使わなかったじゃさらに勿体ないの二乗。勿体ないが勿体ない。

そんなに素敵なものを見つけて、そして手に入れた時点で、もうあなたは今それを身に着けるくらい、使うくらい素敵だよ!
それが判明した真実。


だからこれからは、素敵な物を使う事を躊躇しないで暮らそうと深く心に決めた私です。
着物とかももっとバンバン着たい。合わない色のは染めなおして着れたら良いかも。
財布と相談して、少しずつもう一つの無駄のない暮らし。始めたい。

Comments (5)
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VIVA団地!

2019-05-27 13:53:40 | 暮らし Daily life
引っ越し作業が思いのほか重労働だったらしく。
先週から身体がストップかけてくる。
腕の付け根(肩甲骨の間くらい)がふとしたことでグキッとなって動けない。
私の仕事は手の仕事だから先週は休みました。
今まで骨折でもなんでも休んだことないのに。
何も持てなくて下向けなかったら、ほんとうにすることない。すごいとこ攻めて来るよな、身体ってば。

先週のは3日くらいで治まったのに、また昨日ふとしたことでビリッと入った。
今回は整形外科に行きましたよ。結局疲労が背骨に貯まってて、それが出てきたって結論に。
引越しって言ったら命がけだわ。
ちゃんと薬も貰って養生しています。仕事したい。

今回の引越しではいろいろ深い気付きがあったのだけど。
とにかく荷物が多かった。
団地のあのうちのどこにこんなに入っていたのかと思うくらいの量。
しかも本がものすごく多くて引越し屋さんが泣いていました。
本の話はさておき。

1つは前のうちの収納が素晴らしかったと言う事。
それはひとえに押入れ。押入れがとても充実してたうちなんです。
今のうちはそれほどでないので、収納する所を見つけて決めるのに随分苦労しています。
団地ってつくづく暮らしやすいように安心なように無駄がないように作られているな。
当たり前のように水が出て、排水がスッキリしてて、窓が閉まって。しかも防犯もそんなに神経質にならなくても良い。
楽で快適で安心ってので言うと、かなり優秀だと思います。
今はコツがわからないと開けたり閉めたり出来ない窓とか雨戸とかと格闘してるし、ちょっと出かけるって言っても戸締りの事で結構神経も時間も使っています。
VIVA団地!
ある意味、典型的な日本の住宅って、近代と言う意味では団地なんじゃないかな?

これからしばらくは、この夢だった土との暮らしを満喫して。
暮らしを収縮したいと思ったら、またあの便利な団地に住むのも良いなあと思う。
昭和の巨大遺産、団地。見直しました。





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