明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



もっとも、当時、窓から手をのばせばお隣に届いてしまうような、狭い東京の下町に暮らす高校生が、休みに銀座まで出てきて、『東京物語』を観て感激したとしたら、そいつは相当おかしな奴で、今頃、その代償を払っている頃であろう。 見直すべきこと、新たにやってみるべき事など、腐るほどあるわけだが、人の一生など短い。面白いと判っていても、手を出さず、見て見ぬフリが必要なくらいである。 しかし、退屈だと思っていたチャップリンが、これだけ面白いとうことは、実に困ったことになってくる。

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