明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


三脚を担いで撮影に出かける。人形を持たない撮影なので、ゆったりとした気分である。前から目をつけていた撮影ポイントが、ちょうどサラリーマンがタバコ吸ったり、仕事サボったりするのに良い場所らしい。君たちちゃんと仕事しろよと、人形を持たないと、そんな気分で撮影できる私であった。 帰るとエレベーターで、階下の映画プロデューサーYさんとバッタリ。煮込みのK本帰りで、赤い顔で、長ネギがはみ出したスーパーの袋をぶら下げている。軽く飲りますかと、お互い荷物を置いた後、T屋へ。 K本には先週1回行ったきりであるが、昨日猫が一匹死んだそうである。拙著でも店内の猫を1カット使わせてもらったが、早い時間など、その辺を歩いていて、先週は私の目の前に尻を向けて寝ているので、シメサバの皿と酎ハイのコップは猫をよけて横に置いていた。猫も常連にたいしては図々しい。 何匹世話しているのか判らないが、去勢手術も大変だが、死ぬと、わざわざ坊さんを呼ぶというのだから恐れ入る、小平には猫と犬の墓があるんだとYさんに聞いた。

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