明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

産卵  


夜中の3時頃から産卵始まる。メスが底面に卵を産み付けると、オスがすぐになぞるように放精をする。それをずっと繰り返す。オスは28センチほどあり、メスは丸々としていたので千個単位で産むかと思われたが、存外すくなく、あっけなかった。粘着力に難があったか、散らばってしまっている卵がみうけられたから、そのせいかもしれない。産卵後、メスは卵の上から動かず、うかつにオスが近寄ろうとすると威嚇している。オスはというと、私の姿を見ては大口あけて餌を欲しがっている。早々に別の水槽に分けたほうが良いかもしれない。産卵前は、オスはメスを追いかけまわし、ボロボロに傷つけることが多いが、そのくらいでないと上手く行かない。何度となく、セパレーターで分けたり、一緒にして刺激してみたりと苦労させられた。散々大きなオスに攻撃を受けていたメスも、母になった今は、数倍大きなオスを平気で攻撃する強さを見せる。 サイズをあわせるため、お互いのメスを交換した友人の飼うペアは、セパレーターで分けて、親戚の法事で出かけている間に産卵して失敗に終ったばかりなので、なんとか孵化までもっていきたい。

01/07~06/10の雑記
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