明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



昨晩T千穂に行くと、K本から流れてきた常連のメートルが上がっていた。拙著に登場願った3人を含め、全員が出版のお祝い会に集ってくれた人たちである。そのときの話でひとしきり盛り上がったらしい。スライドを上映しながらの朗読の時、スライドを操作している私が最後の1カットというところで尿意の限界がきて、横にいて急に託されてしまったKUMAさんはあれ以来である。まったく痛恨のできごとであった。ゴールが見えたところでの尿意というものは格別であるが、考えてみたら上映は本を配る前の方が効果的だと考えたので、私以外、誰も内容を知らない。託された方も困ったろうが、私にしても前日に最後の前に1カット加えていたのを忘れていたので、さらにオチが決まらなかったことであろう。 その他、せっかくK本の女将さんが天の岩戸からお出ましになったというのに、出席者全員で写真を撮らなかったし、お酉様の時のように、手打ちでシメることなく終わったなどあったが、そんな様々含めて面白かった、と喜んでいただいたようである。まあこうして酒の肴になりさえすれば、何でも良いというところであろう。 それにしても、芝居の稽古の合間に朗読を録音してくれた今拓哉さんが素晴らしかった。編集者は途中で飽きてしまうのではないか、といっていたし、私も当初酒を飲む前に上映した方が、と思ったが、実際は全員がじっと画面に見入ってくれていた。これはいずれ正式にイベントとしてやってみたい。 本来、鏡花生誕140周年の年内にやれれば良いのであるが、当ブログをご覧の方はご存知であろうが、完成前のついこの間、この調子だと出版は来年にしたほうが、と編集者が陰鬱な表情でいったくらいで、出版後の予定を考える状態ではなかった。一応来年開催に向けて動いている。その時は私のために手持ちのオムツをくれるという人がいるが、花火大会の時、オムツからあふれ出させてもらしてしまった人からいただく気にはなれない。

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