明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



VOX製のギターアンプが届く。毎回スタジオに引きずっていくのが億劫になり、場所もとらない小型の真空管アンプが欲しかった。なかなか可愛い。そして安い。さすがに高級感に欠けるが、使う人間に高級感がないのだから文句などある訳がない。 私はついにこの歳になり、もっとも好ましいギターがテレキャスターだ、とようやく判った。ボディが空洞でない、いわゆるソリッド型のエレキギターでは、もっとも初期に考えられた物のひとつで、当時の人間には板切れにネックがついただけのように見えたらしく、不人気だったという。その無骨な部分がまた良い。実は最初に手にしたのはテレキャスタータイプのギターであったが、通信販売のいい加減な物であったせいで、偏見を植え付けられ、気づくのに時間がかかってしまったのかもしれない。初体験は肝心ということであろう。

ようやくHPの更新が可能になった。出版から1ヶ月経ったところで、拙著の紹介ページを作った。以前からやっていたように、制作ノート的なものをブログから抜粋して、と考えていたのであるが、一年以上のことゆえあまりに膨大で、コンパクトな形にしたものを改めて考えたい。 登場いただいた方々は近所の一般人である。いくら拙著内で顔をさらしてしまった、といってもネットはまた別のことであろう。後々クローズアップさせていただく場合があるかもしれないが、とりあえずは遠慮気味にアップしてみた。どんな物好きな美男美女が出演しているのだ、という方は本書を手に取っていただくしかない。 告知ページということで、これを見て買う必要がなくなってはいけない。昔の浪曲や講談、紙芝居調に終わってみた。

泉 鏡花作 『貝の穴に河童の居る事』(風涛社刊)
http://www.kimiaki.net/kainoana.html

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