明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


最近目が覚めると深く寝ていたのが判る。寝るというのはこういことだったな。と一年ぶりに思い出している。 用がなくなった画像データを整理。ほかに使い道がない作品である。鏡花がそう書いているとおりに作った風景だが、そうでなければ狙いがわからない作品である。時間ばかりかけて使われずに終わった。ボクシングでは空振りしたパンチというものはスタミナをより奪うものらしい。 久しぶりのスタジオ練習。私が参加できないことが多く、ただでさえ下手糞同士がただ停滞している。きょうは森下文化センター内のスタジオである。Sさんが一度食べてチャーハンが美味い店がある、といって音楽の話よりチャーハン々とうるさいので、不味かったらリーダーを辞めるといっておいた。結果、まあ辞める程ではなかったが、続けることもない。二人のメンバーは私より6~8才若い。彼らにとってのロックは80年代のようだが、私は丁度80年頃、ポリスのデビュー以降興味が失せ、80年代のロックに聴くべき物は見当たらない。私は彼らに日和っているように見せかけ、実のところブルースやブルースロックを知らない彼らを啓蒙しようと企んでおり、初めに彼らの好きなビートルズやヘビメタ風をちょっと触って恩を売っておいて、という作戦を進行中なのだが、しらけ世代といわれた私から見ても、二人がどのくらい楽しんでやっているのか、よく判らないのがどうも張り合いがない。打ち上げはちゃんと盛り上がるのだが。

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