雑事の合間に読書したり、しばらく弾いていなかったギターを弾いたり。このギターがヘタクソで、やる事がすぐなくなってしまう。そのせいでそろそろ何か作りたくなってきた。 もう亡くなってしまったが、幼稚園児の頃からの付き合いのNとギターを弾いたりを始めたのが中学生の時で、当時フォークギターに段ボールやタッパがドラム代わりで、ハイハットは蒸し器であった。そこへNが秋葉原で1000円のラワン製エレキギターを見つけて来た。高校生になると、置き場所に困った同級生からドラムを借りてきたりベースが導入されたりしていった。それでも私はギターを弾いても1時間もすると飽きてしまったが、Nは皆で話していてもギターを手放さず、ウルサいから止めろ、としょっちゅういわれていた。Nを見ていて将来何時間、何日続けても飽きない仕事ができたら良いな。と思った。当時飽きないといえば読書であったが、本を読むだけ、なんて仕事はなかった。
石塚公昭HP
『タウン誌深川』“常連席にて日が暮れる”第5回