明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



貴乃花が黙っている、話すべきだ、とずっとボンクラキャスターが喧しかったが、相撲界のために黙っている、ということが安藤優子あたりにはまるで判っていない。相撲協会の方が逆に内心手を合わせているくらいだろう。貴ノ岩は災難だったが、貴乃花に取れば改革の一歩のための千載一遇のチャンスに思えただろう。かつて若貴兄弟対決のとき、貴乃花が父親の二子山に「判ってるな」と星を兄に譲ることを示唆された話が事実ならば、当時洗脳騒動となった先代との不和その他、今の行動に至るまでの説明がつく。 星の貸し借りがなくなり、すべてガチンコになれば怪我は増えるだろうが、大きくなり過ぎた力士が戦後すぐの栃若時代とはいわないが、せめて40年前くらいの体型に戻れば良いこと尽くめである。 この間まで最下層の若手力士が「今日は郷からお袋が観に来るからラーメン一杯で頼むよ。」なんていうのは有りだと思っていたが、力士を育てる貴乃花の親心を知るにつけ、そうは思えなくなった。そもそも可愛い子供の頃の光司君から知ってるから、つい無愛想で偏屈に変わってしまった、と思ってしまうが、もう45歳だし、かつての父親はみんなああだった。私の父が子供の前で見せたギャグは、納豆をかき回しながら器を逆さまにして見せた、たったその1回きりである。

2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtubeより

『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載6回「夏目漱石の鼻」

HP

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