明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



本郷という場所から考えると団子坂で古書店を営んだ江戸川乱歩がいるし、坂の上には鴎外の観潮楼があった。三遊亭円朝も近くに眠る。 東京生まれのくせに方向音痴で日本どころか都内各所の配置すら把握していないので、いずれちゃんと調べて出品作を考えてみたい。いつの話しかは言わないでおくが、初めて竹橋の国立近代美術館、に向かった時、こんな都心に、なんだこの立派な石垣は?と三十分感心していた私である。かしげるといえば道端に設置してある地図は固定してあるおかげで、私の方が首をかしげないとならない。勿論、最近首がいやに凝るな、という小芝居を交えるのは言うまでもない。一昨日、本郷三丁目から金魚坂に向かうのに、せっかくスマホがあるのだから、と経路を表示しながら、結局交番で聞いてしまったのであった。

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 旧HP

 

『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube  

 

深川江戸資料館にて葛飾北斎像展示中

 

『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載13回『月に兎 泉鏡花

 

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『金魚坂』の展示は画廊での個展と違う事をしてみたい。金魚と言うだけで室生犀星を作る羽目に、いや作る事になったが、そう言えば樋口一葉旧居後が近く、一葉が通った質屋の前の作品がある。通った寺子屋が近いので、金魚を見に良く来たという。となると、本郷繋がりで、上京して最初に本郷五丁目に住んだ太宰治も、と言う気もする。太宰は長らく首が行方不明だったので、人形は展示したことがない。仕事で制作したものの作品自体全く肌に合わなかったが、読んでいるうち面白くなった。なったのは良いが、スカした男と言うイメージは相変わらずで、飲んだくれている所でも作ってやろうか、と思っているが、男のクセに笑える所がどこにもなく、勝手が違ってやりにくい。男だったらちょっとくらい笑える所を持たなくてはいけない。男専門の私からすると、一生懸命だろうと哀しかろうと、拭い切れない可笑し味が男性の魅力である。 だったらいっそ、スカシまくった、眉間にしわ寄せ、寒風の中一人立つ太宰にでもしてみようか。

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『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube  

 

深川江戸資料館にて葛飾北斎像展示中

 

『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載13回『月に兎 泉鏡花

 

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