明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



室生犀星の頭、眠気で10回以上床に落としながら朝まで制作。私の長年使っている粘土は、バルブの繊維が練り込まれており、そのせいで女性の肌を表現するには全く向いていないが、男性、特に老人は最適であろう。 そろそろ頭部の完成は近いだろう。頭部さえ出来てしまえば、出来たも同然である。金魚と犀星の共演シーンは、数年前の着想当時に考えたのは2カットである。いつも熟考の上構図など決めたいのだが、パッと浮かんでしまえば、もう終わりで、そうなると、左右の向きも変更出来なくなってしまう。よって構図など考えるためのスケッチブックは不要なのだが、今回は金魚と同体である人間の姿をした〝金魚娘〟をさらに登場させる予定であり、その金魚娘に説明するためにスケッチは必要だろう。それにしても金魚娘、相変わらずメールの返事が遅く、届いた、と思ったら質問には何一つ答えていないという、作る事になると、急にせっかちに変身する私である。作中の金魚と、おじ様のようには行かない。 子供の頃、良くいったものである。〝慌てる乞⚫は貰いが少ない〟

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『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube  

 

深川江戸資料館にて葛飾北斎像展示中

 

『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載13回『月に兎 泉鏡花

 

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