明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



朝から玄関近くで口笛のような、きれいな声の鳥が鳴いている「チーチンプイプイ♪」 太宰治は一度完成し、かつて15万部のフリーペーパーの表紙を飾っている。しかし役目は済んでいるのに、たまに手を加えていた。制作当時、太宰治の文学アルバムの古書を入手していたが、同じ出版社かどうか、新版の写真集がヤフオクにあったので落札した。ところがそれは川端康成写真集とのセットであった。これではまるで川端の、男が若い女から片腕を借り、一晩アパートに持ち帰る『片腕』をやれ、とけしかけられてているようではないか。谷崎なら『片足』といったところであろう。特にくるぶしから下である。それはともかく。 首から新たに作るのは室生犀星が最後だといっている。今さら余計な物である。私は入札時、川端とセットであることを、まるで気が付かなかったかのように書いているが、それが何故なのかが良く解らない。まるでチーチンプイプイである。

旧HP

『タウン深川』明日出来ること今日はせず 連載第14回〝青春の日の一撃〟

深川江戸資料館ゴールデンウイーク特別展『深川モダン』~文化で見る近代のKOTO~ 泉鏡花、谷崎潤一郎、永井荷風(杉浦日向子コーナーには葛飾北斎像)

4月20日~5月6日(休4月22日)

『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube

 



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