明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



近所の図書館で図鑑を見て『蜜のあはれ』で使う金魚の種類に目星を付け、芳年描くところの『椿説弓張月』の白縫姫が夫の仇を討つため柱に武藤太を縛り付け、なぶり殺している作品を見た。こんな場面が描けるのも浮世絵、歌舞伎ならではである。私の場合、大リーグボール3号あればこそだし、滝沢馬琴が書いているから、北斎が描いているから、三島が歌舞伎にしてるから、といくつも保険に入っている。さらに最強の後ろ盾は、未発表とはいえ三島本人が、魚屋に扮し魚ぶちまけ出刃包丁腹に刺して死んで見せている事実である。 ある友人が「個展で一作も売れなかったのに、またやるのか?人が死んでる所を購入して、額装して飾る人なんている訳がないだろ。」「何も額装して飾って下さい、とはいってない。お前だって⭕⭕の⭕⭕⭕持ってたって額装なんかしないで持ってるだろ?」「お前それ誰に聞いた!」「酔っぱらって自分で言ってたよ。随分集めたらしいな。」「ブログに書くなよ。」「書けるか!書くとしたら、友人ではなく某酒場で見知らぬ人から聞いたことにする。いや、どんな酒場で飲んでるんだ、と思われたくないから書くか!」

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『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube  

 

 深川江戸資料館にて葛飾北斎像展示



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