明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


アルバイトであろう、NHKだという青年がきた。テレビは何年も前に廃止している。ワンセグで観てるのではないか、携帯を見せろ、と言う。私はこんな時、末端の人間に腹を立ててはいけない、と心がけているが、ワンセグがないスマホを見せるが、機種を表示してくれ、と私に出来ない事を要求された頃には、頭に来だして、つい故郷は葛飾の訛りが出てしまう。「判りました、確認したという事で。」 テレビは画面を観なければならないので制作に障る。残された時間を考えると時間が無駄である。特にワイドショーがくだらな過ぎ。保険金殺人の荒木虎美が怒ってスタジオから出て行った頃は面白かったが。 昨年のいつだったか、母の電話に起こされ、携帯は何処だ、と頭を上げた時に閃いた背景のアイディア、これは撮影に助手がいるし、陰影を出さぬよう曇天でなけれならない。その場所は土日は混むらしい。極道者は自分だけで沢山だと、友人、知人は堅気ばかりで平日空いてる人がいなくて遅くなったが、どうやら撮影が出来そうである。最近大人気で、個展をやる人もいるようだが、私の使い方は、私以外にやりようがないであろう。久ぶりに『寒山拾得詩』を読む。三島由紀夫の『椿説弓張月』武藤太、惨殺の場にも使いたい。

新HP

 旧HP

『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube  

 

深川江戸資料館にて葛飾北斎像展示中

 

『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載13回『月に兎 泉鏡花

 

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