明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



サイアノタイプと言う技法がある。レゲエがかつてレガエといったように以前はシアノタイプと言っていたと思う。何しろ青いので、何にでも向いているとは言い難く、被写体は選ぶが美しいブルーが得られる。 室生犀星といえば親友、萩原朔太郎である。写真好きでサイアノを自ら手掛けていた。薬品が付着した資料を見ると、手探りでオイルプリントに挑んでいた自分を思い出す。昨日の続きではないが、どこかに萩原朔太郎を作っている人が居たなら、是非写真を撮ってサイアノプリントにすることをお勧めしたい。朔太郎は立体写真も好きであった。立体なのでそれも可能である。本人を撮ったサイアノタイプが現存するかは知らないが、サイアノは被写体を選ぶものの〝萩原朔太郎をサイアノで〟こう書いてみても良い感じである。本日のブログも、ただブツブツ独り言言って、居もしない〝それは面白い。私がやってみよう!〟なんて人を頭の中で捏造し終わるのであった。

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深川江戸資料館ゴールデンウイーク特別展『深川モダン』~文化で見る近代のKOTO~ 泉鏡花、谷崎潤一郎、永井荷風(杉浦日向子コーナーには葛飾北斎像)

4月20日~5月6日(休4月22日)

『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube



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