明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



蜂窩織炎で入退院を繰り返している母は、今回は、熱を伴い、入金先を探し、北千住の病院に入院した。本来激痛を伴う場合が多いと聞くが、今回も痛みはほとんどなく、抗生物質も効いている。上から下までレントゲンを撮り、頭は問題ないが内臓が上に上がっており、小腸と肺が重なって見えるほどで、若ければ手術するところだが、92ともなれば負担も大きく、このままで、ということである。リハビリ室で顔を合わせ開口一番「ホントに良い所に来たわ」。何処へ行ってもそんなことをいっている。息子のいうことは信じないし聞かないくせに他人のいうことは聞く。テレビショッピング、訪問販売は危険なタイプである。渦中ではこんな腹立つことはなかったが、離れている今となれば、実に気が楽である。脱サラの父に付き合わされ、父の死後も一人働き続け、元々社交的性格。新たな人との出会いをせいぜい満喫して欲しい。リハビリ室があるのも機嫌が良い理由である。未だに歩いて何処かに出掛ける気でいる。以前はホームのヘアカットが、ザンギリ頭で我慢が出来ず、「植木屋の小僧がアルバイトでカットしてるんだろ?」と会うたび私がカットしていたが、コロナ禍の間に自分でカットしているうちに上手くなっていた。 今回確信したが、部屋で二人で会うより、職員に囲まれ賑やかな状態だと、実に聞き分けの良い母親となるので、できるだけそういうシチュエーションで会うに越したことがなさそうである。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )