英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

簡単な英語でさえ話せない人

2020年02月24日 | TOEIC・英検など
英検二次面接試験が行われました。

毎回、一次試験の合否発表から二次面接試験の前日まで対策の授業を行いますが、英検二次面接対策をしていると気づく、簡単な英語でさえ話せない人の特徴があります。

①be動詞の呪縛。
②日本語を話す際の主語の欠如。
③時制認識の甘さ。

①について。
日本人の悪しき癖で、何でもかんでも主語の後にbe動詞をつけてしまう。その一方で、準2級で人物描写を現在進行形で行わなければならないのに、その時はbe動詞を抜いてしまうという・・・(苦笑)。

②について。
帰国子女でもない限り、日本語で考えた後に頭の中で英文を組み立てて、英語を発話をするはずです。その日本語が大問題で、日本語は主語を省略する場合が多いので、それを英文に変換する際、おかしな英語ができてしまうのです。日本語で考える際も、主語と動詞を伴った英語にしやすい平易な日本語で考えることが求められます。無生物主語、There is 構文の代用として「主語 + have」、第5文型等々が、自然で平易な英語を話すコツです。

③について。
主語の後にすぐ動詞が来る英語。そこで、時制を確定して相手に伝えなければならないので、普段から時制を強く認識していないと、突然にはできません。三単現の s を忘れてしまうのも、時制認識の甘さが原因です。

常に文法を意識し、その知識を頭の中で自動化して、英語で発話できるようにするには、精読した英文を声に出して音読するのが最も効果的です。それは地道な作業ですが、簡単に英語なんて話せるようになりませんよ。「聞き流すだけで」等々、楽して英語が話せたら、誰も苦労しませんし、皆とっくに話せるようになっているはずです。

Can you make yourself understood in English?


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