英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

どうなる高校入試

2020年02月28日 | 指導現場にて
2020年度長野県公立高校後期選抜の志願状況が発表されました。

地元通学区の上位3校である伊那北高校・伊那弥生ケ丘高校・赤穂高校の志願者数です。※(  )内は募集人員。

【伊那北高校】
  普通科 207名(200名) 理数科 5名(5名)

【伊那弥生ケ丘高校】
  普通科 243名(200名)

【赤穂高校】
  普通科 130名(120名) 商業科 29名(40名)

長野県内の全日制の志願倍率が1.00倍の中、伊那弥生ケ丘が43名オーバーの1.22倍と志願者数が突出している要因としては、以下の3点があります。

・昨年より募集人員が40名減
・昨年夏の高校野球長野県大会で準優勝
・King Gnu 井口君の出身校

この後、3月4日正午まで1回に限り志願変更が認められ、4日夕に最終的な志願状況が発表されます。各高校のボーダーライン上にいる受験生は、この6日間のうちに他の受験生の動向を予測し、学校の先生や保護者との話し合いを繰り返して、大事な選択をすることになります。まさに人生が動く瞬間。受験生たちは3月10日の試験日まで、気が気でない時間を過ごしていくことになります。
そして、今年は新型コロナウィルスで学校が休校になりそうです。受験直前のこの時期に、中3生たちには少なからず動揺があるかも知れません。

全国小中高の突然の臨時休校は、共働きの世帯などでは受け入れられない家庭も多いのではないでしょうか。でも、批判するのは簡単ですが、ほとんどの人が初めて経験する新しい疫病の世界的流行に対処するために、何が正しいかなんて誰にも分かりませんし、代案なんてないでしょう。

各種イベントの中止や延期と合わせて、社会に漂う停滞感と閉塞感。この感じは東日本大震災直後に似ていますが、打てる手は打って、今後の教訓にしていくしかありません。


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