英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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準1級の語彙と長文

2020年07月07日 | TOEIC・英検など
2020年度第1回実用英語技能検定が6月28日に行われました。当初、5月31日実施予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で一ヶ月近く延期されての実施となりました。中止の公算も高かった中で、当学院からも多くの生徒が挑みました。

準1級には4名が挑戦しましたが、みな「長文読解はできたけど、語彙問題ができなかった」と異口同音の感想でした。CSEスコアでの合否ですので単純な得点率では合否は決められませんが、準1級は7割以上の得点が望まれます。最初の語彙問題25問では、最低でも18点は確保したいとことですが、中々に難しかったようです。

英検協会のHPに今回の問題がアップされたので、準1級の問題を解いてみました。単語21問、イディオム4問の構成はいつもと変わりません。私は単語21問は全問正解し、イディオムで1問間違えました。

単語は一昔前の準1級と比べると確かにレベルが上がったように感じましたが、英字新聞や英字雑誌を読んでいれば、常に目にするものばかりで、準1級ならこの程度の単語は即答できなければダメでしょう。

イディオムはどこの熟語集にも出ていないようなものばかりで、相変わらずです(^_^;)。私は(22)のkick around を落としました。

kick around
… to think about something a lot or get people's opinions about it before making a deision(~をあれこれ検討する)

ex.) They have been kicking around an idea for the slogan.

kick around ~「~をあれこれ検討する」で覚えておけばいいですが、目的語にidea をとるコロケーションが多いようです。これは使えそうな表現ですね(^^)v

長文読解では、語彙問題ほど単語の知識は問われませんので、普段から確固たる文法知識に基づいて主語と動詞を意識して正しく英文を読む訓練を積みましょう。最初はゆっくりでも、正確に読めるようになることが先決です。スピードは音読を実践すれば後からついてきます。時間がないからと、単語の意味だけつなげて理解したフリをしているようでは、いつまでたっても英語力は伸びません。ゆっくりやって出来ないものは、速くやっても出来ません。

読む英文の分量にも依りますが、英字新聞で気になった記事を一日一つ精読し、未知の単語はノートに書き出すかカード化して覚える。精読した記事は声に出して音読する。こんな地道な作業を3ヶ月も続ければ、準1級は受かります。


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