英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

天職を見つける二十代

2022年02月17日 | 指導現場にて
昨日は50歳の誕生日でしたが、既に大学合格している高3生との昨日の授業では、私の二十代、三十代、四十代にしたことを振り返りながら、これから大学生になる彼に、大学時代や二十代でしておくべきことなどを話しました。

その中で紹介させていただいたのが、先月23日に放送された TOKYO FM の「山下達郎のサンデー・ソングブック」の一コマです。私はたまたま車のラジオで聞いていたのですが、とてもいいお話しだったので、ネットで検索したところ、文字起こしして下さっているブログがありましたので、以下に引用させていただきます。山下達郎さんのファンであるリスナーさんが、今年成人式を迎えた息子さんに向けて、山下達郎さんから一言、二十代にしておくべきことや励ましの言葉をお願いするハガキに対して答える場面です。
私の両親が、私にサブリミナルのように言っていた言葉がですね・・・「男の子は特に三十までに、これが一生の仕事だというのを見つけろ」と。

それまでは試行錯誤があってもしょうがないけども。私の両親は三十過ぎて事業に失敗して、けっこう苦労しましたので。三十までに、そういう目星をつけろ、というようなことを、本当にしつこく・・・。

特に私、ミュージシャンになってましてですね。勘当同然だったので・・・。何とか、死なない程度に食えるようになったときに、ずいぶんそれを言われました。

でも、二十代の苦労がですね、三十代に花咲きますし。三十代に一所懸命やったことが四十代・・・。そういう、少しずつ積み重ねがありますので。

いろいろ失敗もありますし、うまくいくことも、うまくいかないこともありますが、そういうところをくぐってですね、大きくなっていただきたいと思います。頑張ってください!

(2022年1月23日放送「山下達郎のサンデー・ソングブック」より)


一言でいえば、自分の天職(vocation)を探すということです。私も二十代は、結婚して家庭を持ったにもかかわらず新卒入社した銀行を5年4ヶ月で辞め、留学するという暴挙に出ました(笑)。それは自分の天職に巡りあうための必然的な過程であったと今は言えますが・・・。そして、その天職で修業を積む三十代へとつながっていきました。

大学時代は、一生のうちでも時間を自由に使える期間です。大学の勉強はもちろんのこと、サークル、バイト、旅行、ボランティアなどを通して見聞を広め、自分が一生をかけてやりたい仕事は何なのかを模索し続けてもらいたいと思います。

因みに、この高3生は英語系の大学に進学が決まっており、先月の英検準1級も受検予定でしたが、高校で新型コロナ感染者が出たため、濃厚接触者の可能性があって自宅待機となり、受けられませんでした。その英検準1級の語彙問題で、vocation(天職)が正解となる語彙問題が出題されていたのも昨日の授業で紹介し、彼は早速覚えていました。今回受けられなかった英検準1級は、英検協会の配慮で、次回6月に回してもらえたそうです。目指すは、大学生として最初に受ける英検で準1級突破です(^^)/


コメント
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