英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

感涙の第26回長野マラソン #2

2024年04月23日 | ランニング・筋トレ

(「感涙の第26回長野マラソン #1」の続きです)

前夜は21時前にはベッドに入りました。いつもだったら興奮していてなかなか寝付けないのですが、前日の金曜夜に敢えて遅くまで起きていたので、すぐに眠気が襲ってきて深く眠れました。翌朝は4時に起床。いつもは平均すると5時間弱の睡眠時間ですが、この日は7時間も寝られたので、スッキリとした目覚めでした。

おにぎり2つ、豆腐のカップみそ汁、ゆで卵1つ、納豆で朝食を摂りました。そして、MAURTENの「DRINK MIX 320」の半分を250mlの水に解いてバッグに詰め込みました。5時30分にホテルを出て、長野駅5時51分発の始発電車に乗り、スタート会場の長野運動公園へ向かいました。6時20分頃に到着し、仮設トイレに直行して用を済ませ、着替え、アップを始めました。天気は曇りで気温が17℃。最初は肌寒く感じましたが、スタートが近づくにつれ、風もなくなり暖かくなってきたので、上はノースリーブにアームカバー、下は短パンで走ることにしました。スタート80分前からバナナを食べて、DRINK MIX 320 をゆっくりと飲み始め、どら焼きを食べて炭水化物を多めに摂取しました。

高校の先輩を中心としたラン友さんたちと、いつものようにシューズ円陣で気合いを入れ、健闘を誓いました。

 

スタートブロックはA→B→・・・とLまで続く中でのCブロックスタートでしたので、いつものようにブロックの先頭に並ぶために、整列開始の7時45分と共にスタートブロックに入り、号砲まで軽く体を動かしながら待ちました。

緊張のスタート直前

 

こちらは信濃毎日新聞の本紙とウェブ版の両方に載った写真をお借りしました。

ちゃっかり写っておりました(#^.^#)

 

約9,000人が出場し、しかも制限時間5時間でシリアスなランナーたちが集まることでも有名なレベルの高い大会ですので、Cブロックでも周りはみな健脚揃いです。気負い過ぎず、周りの雰囲気に飲まれたり、スタート直後の流れに乗らないよう、いつも以上に自分の走りに集中しようとレースプランを頭の中で再確認しました。

スタート直後は多少は込み合いますので、接触や転倒に注意しながらも、ランナーさんを避けたりコース取りのために足を使い過ぎるのを気をつけました。最初の1kmは4分32秒と理想の入り。

6km手前の大門町交差点では、走りながら善光寺の方向へ向かって合掌し、緩く続く下り坂へ入っていきました。ここでの応援の人がコース全体で最も多く、めちゃくちゃ気持ち良く走れるところです。ついついペースも上がってしまいますが、前日の金さんのアドバイス通り、多少スピードが上がっても腿への負担を少なくするためにストライドを小さくして走りました。案の定、6~7kmは4分22秒と結果的に今回のレースで最も速いラップとなっていました。

元職場の本店前を通過し、前日の受付会場でもあるビッグハット手前の10km地点を45分31秒で通過。想定より約30秒ほど速かったですが、周りの流れに乗っての速さではなく自分の走りに集中してのタイムだったので、「OK!大丈夫!」と自分に声掛けしました。

ここから犀川沿いを走り、エムウェーブへ向かう郊外のコースとなっていきます。確か12km過ぎだったともいますが、3時間15分設定(4分36秒/km)のペーサーに抜かれました。ここまで私は4分33秒/kmで走ってきているので、「抜かれるのはおかしい!」と付いていこうとも思いましたが、私のペースより少し速く、「このまま付いていったら後半に足が潰れる。自分の走りに集中して今は抑えよう」と気持ちを切り替えました。結果的にこの判断が正解だったように思います。

私はフルマラソンは後半10kmのスポーツと割り切っており、前半は眠ったように走り、後半にペースを上げるネガティブスプリットが自分の走りだと分かっているので、慌てずに自分のペースを掴むことを意識していきました。

18km過ぎ、スライド区間で友人のS君が私に気づいて「福澤さーん、ナイスラン!」と声を掛けてくれました。「おー!ナイスラン!」と彼の背中に向けて私も声を掛けました。これだけで気持ちが切り替えられるので不思議ですね。

中間点(21.0975km)を1時間36分48秒(4分35秒/km)で通過しました。目標のサブ3.25(3時間15分未満)を単純に2で割ると1時間37分30秒ですので、当初の予定では1時間38分での通過を予定していました。1分10秒ほど速い通過となりましたが、足の疲労は全くなく、心肺も変わらず落ち着いていましたので、このペースで32kmまで行って、そこから残り10kmで上げていこうと頭の中で再確認しました。

(「感涙の第26回長野マラソン #3」へ続く)

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