(「感涙の第26回長野マラソン #2」の続きです)
中間点を過ぎると、フルマラソンの個人的な課題である「中落ち」と向き合わなければなりません。後半30km以降に備えようとして、私は25km~30kmのタイムが落ちてしまう傾向があり、この現象を「中落ち」と呼んでいますが、この「中落ち」をいかに最小限に食い止めるかが課題です。
22km 4分31秒
23km 4分34秒
24km 4分34秒
25km 4分35秒
26km 4分44秒
27km 4分40秒
28km 4分36秒
29km 4分33秒
30km 4分31秒
中間点を過ぎてから30kmまでのラップを、フルマラソンの自己ベストを記録した今年2月の京都マラソン2024の時のそれと比べると、今回の長野マラソンでは中落ちを防げたのが分かります。これは大きな成果でした。今年に入ってから1,100km以上の距離を踏み、週1で必ず行ってきたインターバル走のおかげだと思っています。
マラソンは30km以降のスポーツ。30kmまでは準備体操と割り切って走り、残り12kmでいかにラップを崩さずに上げられるかが勝負所です。長野マラソンでは上信越道長野インター近くの上高相交差点が30km。高速道路の下をくぐり抜けるところに30kmの表示があり、ハンドベルの演奏で応援してくれるところです。
30km通過タイムは2時間18分00秒。これまでの大会でも練習でも出したことのない最速のペースで通過しました。
この交差点を左折すると、緩やかに上って下る坂が2つ続く、長野マラソン名物「フタコブラクダ」と向き合います。沿道の応援もものすごいところで、特に鎧をまとった松代の甲冑隊のアツい応援には、否応にも元気をもらえます。
松代甲冑隊(信濃毎日新聞デジタル より)
走りながら上半身のストレッチを繰り返して脱力し、もう一度自分の走りに集中するためフォームを確認、エナジージェル Mag-on のカフェイン入りも摂取し、「よし、行くぞ!」と気合いを入れました。
(「感涙の第26回長野マラソン #4」へ続く)