英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

走らなければ成長はない

2019年03月11日 | ランニング・筋トレ
昨日は雨が降る前に、2週連続で日曜日のハーフ(21.0975km)走を行いました。
走行距離 21.0975km
コース高低差 296m
タイム 1時間49分51秒
平均ラップ 5分12秒/km
消費カロリー 1,279カロリー

昨日走ったコースは、前半7.5kmが信大農学部~西箕輪小~梨の木~与地という、ずっと登りが続く高低差が約300メートルにもなる厳しいコース。約20年前の銀行員時代に、営業マンとして毎日車を運転していた担当地区だったので、苦しくも懐かしい気持ちで走れました(笑)。

練習でのハーフの自己ベスト1時間47分35秒に次ぐタイムとなりました。来月出場する恵那峡ハーフマラソンも高低差が140mと厳しいですが、昨日走ったコースほどではないので、自己ベストを目指して負荷をかけていきます。

走らなければ、練習しなければ、成長はない。


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「早稲田って国立じゃないんですか?」

2019年03月10日 | 指導現場にて
今年度の大学受験も国公立大学の後期日程を残すのみとなり、いよいよ高2生が受験を自分のこととして意識し始める時期です。

長野県のようにほとんどの中学生が地元学区内の県立高校に進学する地方でよくあるのが、国公立大学信仰です。特に進学実績を上げようと躍起になっている中堅高校で見られます。もちろん、学費や家庭の事情等で国公立大学を優先するのは当然かも知れませんが、4年間(or 6年間)という時間や、卒業後のOBOGとのつながりまで考え、私立大学まで選択肢を広げておかないと、取り返しのつかない選択をしてしまうかも知れません。国公立大学は受験科目が多く、私立大学は少ないので、大学のレベルを知らず盲目的に、「国公立=頭が良い」「私立=頭が悪い」と思っている高校生も少なくありません。

大学名、学費、偏差値、地域、学べる内容、将来の仕事等々、700以上もある大学の中から自分に最も合った大学を選ばなければなりません。昔と違って現在なら、海外の大学も選択肢に入りますね。

University of Washington
そして、大学受験は必ず望む結果が出るわけでもありません。いや、むしろ望まない結果が出る可能性の方が高いからこそ、その場合も考慮して、志望大学を選択していく必要があります。

塾業界に身を置いて十五年になりますが、今まで最も衝撃を受けたのは、ある女子高生Мさんとの会話です。

М:「先生、私大ってバカがいく大学でしょ?」
私:「じゃあ、俺もバカだな(笑)」
М:「え?早稲田って国立じゃないんですか?」

これこそ国公立大学信仰を表す典型のように思います。


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3月5kmタイムトライアル

2019年03月09日 | ランニング・筋トレ
昨日は月例5kmタイムトライアル(TT)を行いました。今までは起伏の多いコースでやっていたので、今回は高低差がほとんどなく自宅からも近い、天竜川河畔のコースを走りました。

1km 4分42秒/km
2km 4分43秒/km
3km 4分28秒/km
4km 4分33秒/km
5km 4分08秒/km
Total 22分33秒 4分30秒/km

結果は22分33秒で、自己ベストを大幅に更新できました。これまでの5kmのベストは、22年前に富士見高原で行われた「平成9年第24回全国勤労青少年10マイルロードレース大会」での5kmの部での24分18秒ですが、当時は同僚に誘われるがままに出場し、何の練習せずに若さに任せて走っただけ。47歳の自分が、25歳の自分に勝つことができました。

最初の12分間の走行距離もチェックしました。12分間走は2,400mを超えるとフルマラソンでサブ4が達成可能となるデータがあるそうですが、今回は2,590mで、初めて2,400mを超えました。

これまでの5kmTTと12分間走の記録です。

・2018年11月 5km:行わず 12分間走:2,160m
2018年12月11日 5km:25分35秒 12分間走:2,210m
・2019年1月   行わず
2019年2月8日 5km:25分12秒 12分間走:行わず
・2019年3月8日 5km:22分33秒 12分間走:2,590m
昨日は、ケガ防止のために5kmTTの前にアップ走として2km、TTの後はダウン走として3.2km、合計で10.2kmを走りました。これで今月は73.5kmを走ったことになります。ケガもなく良いトレーニングができており、昨日走りながら眺めた中央アルプスの素晴らしい景色のように、気分は晴れやかです。練習は裏切らない。

初マラソンでサブ4を達成するために実行しているトレーニングメニューです。

・平日は8km前後で距離を重ね、月間走行距離は150~200kmとする。
・毎週一度、インターバル走。
・週末は10km以上のロング走。
・月に一度、30kmのLSD。
・日課で腸腰筋など体幹中心の筋トレ。
・毎月10日前後に5kmタイムトライアル。
・アップとダウンを忘れずに。
・空いた時間にはストレッチ。
・トレーニング後のプロテイン摂取。
・平日は禁酒。
・発酵食品を多めにとり腸内環境を意識する。


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何を重視するか?

2019年03月08日 | 2020年大学入試制度改革
受験も一段落して新年度が迫るこの時期、入塾の問い合わせをいただきますが、その際必ず、2020年の大学入試制度改革について尋ねられます。

特に英語に関しては、民間検定試験導入を中心に賛否両論がありますが、「4技能」「『話す』力」「思考力」などが美辞麗句化して闊歩しており、多くの人がその表層的な魅力に踊らされてしまっているような感が否めません。しかし、その趨勢に警鐘を鳴らす流れも大きくなってきているのも事実。

英語ができる人は「読む」力の重要性を説き、英語ができない人は、その原因を「読む」力に重点を置いた受験英語に求め、やたらと「話す」力に偏向するきらいがあります。

本物の英語力とは何か、その英語力を身につけるに真に必要なことは何か。日本人が英語を操れるようになる際に重視されるべきものは何か。英語の達人と言われた先人たちを振り返れば、それは自明の理ですが、薄っぺらいそれらしい理想論で選択を誤ると、取り返しのつかない過誤となりかねません。

トラスト英語学院では、常に原点回帰し、「読む」力に徹底的にこだわって骨太な英語力を身につけていきます。

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心の中で生き続ける

2019年03月07日 | 閑話
今日3月7日は愛犬チビの命日です。

我が愛犬の柴犬チビは、私が小学校6年生の時から飼い始めました。チビが我が家に来て数週間、私は虫垂炎になり、しかも盲腸が破裂してしまい腹膜炎を併発。3時間に及ぶ緊急手術を経験し、「あと一時間遅れていたら命に関わっていた」と医者に言わしめるほど、生死の境を彷徨いました。術後は一ヶ月の入院生活を余儀なくされましたが、面会時間に病院の駐車場でその愛くるしい顔で私を励ましてくれたのはチビでした。

その後、中学・高校・浪人・大学という多感な学生時代を共に過ごしました。大学に通うため東京で離れて暮らしていても、数ヶ月に一度帰省した時も相変わらずな陽気さで、チビは私を迎えてくれました。

そして、長い学生生活が終わりに近づいた1996年3月、チビはフィラリアによる心臓病と老衰のため、実家のリビングで最期を迎えようとしていました。チビの体調が悪いため、私はずっとリビングで寝食を共にしていましたが、4月から勤務することになっていた銀行の支店に顔見せに向かうために私はスーツに着替え、リビングの鏡の前でネクタイを締めていました。私のスーツ姿を初めて目にしたチビは、誇らしげな、そして、安堵感に満ちた表情をしていました。「お兄ちゃん、大人になったな」って・・・。

数時間後、銀行から私が帰宅すると、彼はリビングの真ん中で固く冷たくなっていました。

チビは確かに何かを感じていて、ずっと一緒に時を重ねてきた主人が子供から大人へ成長し、新たな世界へ羽ばたくことを確信できたので、安心して天国へ旅立っていったような気がしてなりません。
この写真は我が家のリビングに飾られているチビです。あれから23年経った今も、ずっと私の心の中で生き続け、私を見守っていてくれています。


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2019年度長野県公立高校入試問題

2019年03月07日 | 指導現場にて
2019年度長野県公立高校入試の英語の問題を解きました。大問ごとの感想です。

【問1】リスニング(20点)
例年通りの内容とレベル。3問→3問→4問のパターン。昨年行ったセミナーで指導した通りに取り組めれば、満点が取れるでしょう(^^)v

【問2】対話・図表読取・英作文等(30点)
6年前から定番となった小問集合的な問題。英作文では、最終チェックポイントとして直前に指導した help の用法を使えれば、良い英文が書けますね(*^^*)

【問3】長文読解(24点)
難易度も例年通りの対話文読解。ただ、設問で読ませる英文が多いので、直読直解を心がけたいところ。

【問4】長文読解(26点)
問3と同じく例年通りの論説文型の読解。英文量は例年よりも若干少なめのように感じました。


問3と問4の長文読解で50点を占めていますので、やはり長文に対するスタミナをつける必要がありますが、英語の長文読解は英語力半分、背景知識半分です。問4は芥川龍之介の小説『蜜柑』についての内容なので、小説を読んだことがある受験生にとっては、英文を読まなくても解けてしまう問題もあります。英文法に基づいた確固たる英語力をつける一方で、普段からいろいろなことに興味を持って、雑学的な知識を増やしておくことも大切。そういった意味でも、小中学生には、日ごろから本や新聞を読むことで活字に親しんでもらいたいです。

ちなみに私は、芥川龍之介の『蜜柑』を読むと必ず、梶井基次郎の『檸檬』を思い出します。
>>『蜜柑』と『檸檬』(2014年2月3日)
文学にはロマンがあります。


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11年前に描いた青写真

2019年03月06日 | 子育て
今日は長野県公立高校入試です。すべての受験生の健闘を祈ってやみません。

長男も中3ですが、公立中高一貫校のため高校入試はなく、今ごろはニュージーランド語学研修で、英語で苦しんで楽しんでいることでしょう。

ふと、長男がまだ小学校入学前の頃に、このブログで彼が高校入試を迎える日のことを書いていたことを思い出し、検索にかけて見つけ出しました。
>>時の流れ(2008年1月19日)



11年前のあの日、新築の我が家で生活を始めたばかりのリビングテーブルを陣取り、大好きな地図帳をずっと見ていた幼稚園年少の長男(4歳)。あの時に思い描いた高校受験は受ける必要はなくなりましたが、3年後に迫る大学受験は、大きく様変わりしようとしています。

人生それぞれのステージは、それ自体に時間が費やされる一方で、次のステージのための準備期間でもあります。いつになっても先を見据えた時間を過ごす。そんな子育てや教育を心掛けていきたいと改めて思った今日です。


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Better than nothing.

2019年03月05日 | ランニング・筋トレ
先週の土曜日、第3回松本マラソンを申し込みました。今年の目標である「初フルマラソンでサブ4」に向かって、気持ちがさらに高まります。

一昨日は東京マラソンに刺激されて、ハーフ(21.0975km)を走りました。来月出場する恵那峡ハーフマラソンは高低差が140mあるコースなので、河岸段丘の伊那谷を東西ジグザグに走って負荷をかけ、しかも右足首が遠くで痛かったのでサポーターをして、タイムを意識せずに走りましたが、それでも1時間51分18秒でした。この位の走力はついていると前向きにとらえ、フルマラソンに向けて、走量・走力を上げていこうと思います。

昨日はハーフを走った翌日だったので、アクティブレストで軽く走りたかったのですが朝から雨。しかし、ランチ直後に一瞬止んだので、すぐに準備して約4kmを走りました。距離的にはもう少し走りたかったですが、何もしないよりはいい。Better than nothing. 月間走行距離200kmを当たり前にしたい。


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長男、NZへ出発

2019年03月04日 | 子育て
明後日の6日(水)に長野県公立高校後期選抜試験が行われるため、多くの中3生が受験勉強にスパートをかけています。長男も中3ですが、公立中高一貫校のため入試がありません。その代り、中学校の有志で行くニュージーランド語学研修へ出発しました。

旅行気分で行ってもらいたくなかったので、英検2級(高校卒業程度)合格を参加の条件に課しました。すると、昨年7月にあっさりとクリアし、昨日は意気揚々と出発していきました。
オークランドの現地校で英会話クラスに参加し、ニュージーランドの生活やマオリ文化について学び、昨日の「イッテQ」でも紹介されていたロトルアも見学するそうです。一週間のホームステイを含めて、英語の酸いも甘いも噛み分けてきてくれることでしょう。


先週は長男が漢検2級(高校卒業程度)、次男(小3)も漢検5級(小学校卒業程度)に合格しました。トラスト英語学院の生徒たちは大学受験・高校受験・英検でそれぞれの目標に向かって頑張っていますが、我が子たちも頑張っています(^_^)


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遊びのないブレーキは壊れる

2019年03月03日 | 指導現場にて
石川県加賀市にある「進学塾シップス」の塾長さんとFBを通して懇意にさせていただいてますが、先日の塾長のブログで素晴らしい記事があったので、紹介させていただきます。※引用元のブログ記事全文はこちらです。
塾という仕事は

昨日読んだ国語の入試問題の随筆に、こんな話があった。

ある男が妻とローマを旅したときのこと、手袋を買い求めようとお店に入ったところ、妻の手をしげしげと眺めた職人が、トンカチで新品の手袋のあちこちをトントン叩き、何年も使い続けた手袋のようにしっくりしたものにして、渡してくれたという。

彼はこの手袋を買うためだけに、またローマに来てもいいと思ったとのこと。

本来、仕事とはこういうものであるべきなのであろう。

目的と手段を切り離して考えれば、確かに効率的にはなるが、それでは味気ない。

とある加賀市の個別指導塾の塾長が、俺のこのブログを評して、「釣りと映画のことなんて書いていても、そんなの保護者の方には何の意味もない。くだらないブログだ。」と自分のブログに書いていたが、勉強の方法や受験情報を書くためにブログはあるわけではない。

そんな冷たい情報を垂れ流すブログより、生きていることの楽しさや面白さを伝えた方が、親は子を預ける際に安心もするし、期待もする。

そもそもただ成績を上げるだけなら、塾なんて必要もない。

ネットで動画の配信でも見て、うちでシコシコ勉強していればいいんだ。

人が人を教えることに意味があり、そこでかけられた言葉で、人の生き方に多くの変化が現れたりするわけで、その化学変化のようなものは、塾に通うことでしか、体感できないものである。

シップスに来るのは、最初は「成績を上げたいため」であっても、そのうち「シップスに通うこと自体が楽しい」に変わってくれればいい。

まあ、加賀市で最大の塾であること自体、俺の考え方に賛同してくださる保護者が多いという証でもあるんだけれどね。

釣りや映画の話ばかり書いていても、人や教育の本質を分かってくださる賢い保護者の方は多いのである。

成績を上げて、高校に合格させることだけが、塾の仕事なら、こんな仕事とっくにやめている。

ローマの手袋店のように、大人になっても、また訪ねて行きたい場所であり続けたいと思う。


結局、教育とは人と人が直接向き合うもの。勉強だけを教える塾だったとしたら、私だったら通いません。そこに指導者の人柄や個性があって特徴が出てくるからこそ、人間味を感じて賛同することができ、通いたい場所になるのだと思います。例えば60分の授業で60分間ずっと勉強を教えられたら、生徒たちは去っていくでしょう。教えれば教えるほど生徒が減っていくというパラドックス。そこに気づいていない指導者がいかに多いことか。遊びがないブレーキはすぐに壊れます。何事にも、遊び=余裕が必要なのです。

私のブログもここ数年はランニングと筋トレの話が中心(笑)。授業も雑談が多いですが、だからと言って指導がいい加減のはずもありません。誰にも負けない専門分野の力と技術を持ったプロだからこそ遊びがあり、その効用を知っているのです。おかげさまで、退塾率も驚異的な低さです(^^)v。

勉強以外で生徒たちの気持ちにどれだけ寄り添えるかが、本当の教育だと思います。
ということで、今日もランニングと筋トレに励みます(笑)。


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