帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

ビンタ

2006年06月18日 | 研究-教育・育児

土曜日の夜です、娘が息子にビンタされました。
理由は息子の傘を勝手に持ち出し、そのうえ骨を壊してきたのですね。
傘自体は300円傘で、いうなればどこにでもある使い捨てのもの。
娘はまだ物を大切にする事が不十分です、ある部分はしっかりしているが
他の部分はだらしないところが有ります。
女子という事もあり、なぜかしらおにいちゃんのものを使いたがりますし、
下手すると勝手に使ったりして時々叱られています。
息子は自分のものと人のものを明確に区別し、自分の物を大切に管理しています、ゆえに他人の物を勝手に使う事は有りませんが、同時に他人が勝手に使う事を好みません。
使い捨てのような安物傘もそうなのです。
私は傘が嫌いでつかません、家内は車のためにほとんど使いません、
娘と息子が一番使うのですが、娘の傘の使い方はひどく、刀代わりに友達と
ふざけているらしく、よく壊してきます。
言い聞かせてはいますが、自分も子供の頃に良く壊していたこともあり、
さほどは強くいわなかったのですが、その娘に一発息子から飛んだのですね。
息子のほうが私より厳しいですから・・・・
翌朝娘は元気が無く、掃除から始まり食事もだらしなく、そこで私にまで重ねて叱られるしまつ。
そろばんの検定試験のために出かけ、家内と共に帰ってきたのは1時頃でした。
手には新しい傘。 もちろんこうした場合親は絶対に出しませんから、娘の少ないこずかいを貯めていたもの394円と、足らない4円分は家内の肩たたきバイトという事で398円の傘を買ってきました。
きちんと謝罪の手紙を読んだ息子は何も言わずに傘をいつもの場所にしまいました。
夕方には、晴れややかな娘の顔と、穏やかな息子の顔がいました。
教育って親だけが出来るものなのだろうか・・・・ そう思う私でした。