帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

あらら(驚)!

2007年02月01日 | 研究-教育・育児

何気なくやしきたかじんのホームページを除いたら、「こ!これは!」。
http://www.ytv.co.jp/takajin/research/20040425/form.cgi
驚くべき結果が出ていました。

子供の人権、自由、その他お題目多数の名の下で子供を甘やかし、本来大切であった我慢、忍耐、努力を教育から排除。
親にとって都合がよく、子供達にとっても都合の良い、友達先生(金八先生など)が理想とされたことで徳育という概念が消失したこの国。

戦後教育の是非という視点からのアンケートでした。

それぞれいろいろな価値観や考えかたがあるでしょうから、たいていのアンケートは、たいてい6:4もしくは5:5くらいになるものです。
この場合、現状に対する不満としてはさほどのものではないと解釈できるもののですが、今回のようにほぼ90%近くが教育のあやまりを認識しているということは容易なことでは有りません。
このアンケートでのそれぞれの書き込みを見ていくと、戦後教育に”問題がなかったと”いう側の書き込みに????というものが多い。
からかい程度に書いているのではと思うようなものばかりで、反対に”問題があった”という立場の人たちの書き込みには、膨大な数の日教組への攻撃姿勢が読んで取れます。

個人的には思想がどうのと書く気はありませんが、この巨大な団体が、今回の教育基本法改正に対してデモやビラ配り、ネットを通じての反対活動。 本来してはいけないはずの現場で生徒に基本法改正反対概念を持ち込むなど、
さらにはマスコミまで巻き込んでやっていたことは、特にこの団体を敵対視などしていない私の目でもにもやらたちらつく事だったのはまちがいありません。
この団体の言葉にも良いものがたくさん見えます、しかしながら、長い年月をかけて悪くなる一方だったという事実は覆すことはできません。
子供達の未来を考えるなら、ここで何かしらのアクションをとらない限り、将来、この国が駄目になってしまうことは間違いないでしょう。

私の考え方に問題があるのかもしれませんが、国が腰を上げて動き始めた今こそが、理想教育をしっかりと見据え、思想に関係なくよいところを持ち寄っていくべきなのではないか? ただ反対して、そのお題目が「戦争の出来る国にするつもりか?」といってみたところで、そんなどころではない!と危機感を認識している90%の民衆(アンケートから推測)には、やたらと不愉快なだけの行動ではないのか?

こうしたことが学校教員はこんな人間の集まりだと認識(誤解)されて、それがまた攻撃の根底になっていくのではないかと懸念してしまうのです。

スクール事件の時と同じで、一度出来上がってしまった国民の認識というパワーはすさまじいもので、怒涛のごとくの勢いがある。
それは、まがいなりにも偏見をとく努力をしている私のような人間でさえもわかるのです。

子供教育はわずかなことから始まる、デモなどせずとも、子供達に出来ることはたくさん有ります。 そういった事に気がついてもらいたいのです。
出来ることから始めるのが一番大切なのだと。
一つ例を挙げさせてください。
人はお腹がすくほど活発に活動します、食欲と行動は常に生命個体として生き抜くための本能と連携されているからです。

いただいまー!と家にかえると、ジュースやお菓子がふんだんにおいてある家では、お腹のすく暇がない。 常に満たされているということ、これは生きるための本能が活発に活動する正常な精神活動を阻害してしまうという事にもなります。
言い換えるなら、夕飯まで外で遊んでくる=お腹がぺこぺこになる=本能的に体と頭脳がフル回転し始める=将来の生産活動のための活動、という必要不可欠な基本がこわれてしまう。

こんな些細なことから気がつかねばならないのだと私は思うのです。
お菓子がふんだんにある家庭ほど、子供の問題行動が多いという事にお気づきであろうか?

と、お菓子メーカーからクレームつきそうです (^^;) えへへ