帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

雑巾

2007年03月22日 | 研究-教育・育児

娘と話しているうちに雑巾の話になりました。
なんでも、友達がほとんど使用していない雑巾を捨ててしまったそうで、
娘はそれに驚いたようです。

卒業式を明日に控え、教室を掃除していたのか片づけをしていたのかはわかりませんが。
友達が一度使った後に、行方不明になっていた雑巾が出てきたのそうです、当然に埃がついていますし、一度使用していますから、「いいや!」っという気持ちも有ったのだと思います。
娘がその子に「持ち帰って洗えばつかえるよ」といってるそばから捨ててしまったとのこと、

物を大切にするという事は、何も高価なものだけに限る事ではありません。
少なくとも私はそう思いますし、そうやって子供たちを育ててきました。

反抗期のときにすべて私たちの教えてきた事と正反対の事をしていた息子も、今は「やはり親子なんだな・・・・・」と思わせてくれることが多々あります。

たかが雑巾です、しかしこの布切れ一枚の中に多くの恩恵があるわけです。

新品を下ろし、それを一番初めに使うのは自分たちの体を洗うことからはじまり、毎回洗い上げられたタオルはいたるところで肌に接しながら使用されます。

やがて繊維も減り、透いて見えるようになれば、雑巾として家の中にあるあらゆるちりやほこり、そして土ぼこりなどをふき取る事に使われます。

やがて破けるときがくれば今度は車の洗車に使われ、オイルの汚れをふき取り。

一番最後には環境を汚しやすいてんぷら油やエンジンオイルを染み込ませた可燃物としてゴミに出されます。

一枚の布の中がたくさんのところで使用され、私たちに便利な生活をさせてくれます。

もちろん私自身何の無駄もなく生きているわけではなく、必ずどこかしらに無駄を出しつつ生活をしている事は間違いありません。
そういった面では偉そうに何かを言えるような立場ではないのですが、

子供のときに物を大切にする事を教えて育てる事が、後に結婚し、伴侶の安い給与(若い時はみんなそうです)を工夫して豊かな暮らしをする事へつながって行くものだと思うわけです。

そういえば、食器棚の中にだんだんたまってくる、使いもしない柄も形も焼き方もばらばらな小鉢や皿(何かのおまけや景品)。
見ていると「まとめて捨てたろかーコラ!」とムラムラ起きてくる腹立たしいような気持ち。

「どうして家のキッチンは狭いんだろ!」という家内の一声でたいてい夫婦喧嘩になるわけですが、「狭いのではなく、誰かが狭くしているんだろー!」 
と言ってしまう私。 (--)

しかし、なんで女性はこういったおまけがついてるのを喜んで買ってくるのだろうか?と 結婚して23年たつのにいまだ理解しがたいのですが、
「何でか分かります?」と専門家に今度聞いてみようかなー・・・・・
バカだと思われるかもしれないな。 (^^;) はは

まさか「敵は脳幹にあり」なんて、言ったりしないだろーか?


(^^) 冗談 冗談