ブログ等で我が子の自慢話みたいな話を書くと、嫌な野郎だと思われるので本当は
良くないのですが、今回だけは特別にご容赦願います、「すいません」。
(^^:)いじめないでね♪
により行われる日本最大のレースであり、お祭りでもあります。
この大会にはプロ選手はもちろんのこと、日本中から最速の栄冠を手にするために
毎年200名を超える選手たちが集まってきます。
その中の一人として今年も参加した我が娘ですが、レディスクラス三浦市ヨット協会
杯にて優勝させていただきました。
応援してくれた皆様には本当に感謝の言葉しかありません。
ライバルと一緒にパチリ!
15歳の青春真っ盛りで、普段は友達と騒いでるノホホン娘ですが、今回は強力な
ライバルの出現と、そして予想外の爆風下での戦いでした。
大会は初日から激しい雨と危険すぎる風が吹き荒れ(平均15m、瞬間20mくら
い)、プロとそのすぐ下レベルの、本当に上級選手のみによるレースが行われ、
他は危険すぎるために全て翌日へ持ち越し.
当然というか、娘の出場するレースは少し風が弱くなった2日目に行われました。
天候は快晴、それでも風のほうは平均風速13m、瞬間ブローで17mはあろうという
条件です。
かつてのピザーラの大会でこうした激しい気象条件は有りませんでしたし、普通の
レースでもこんな事は滅多にありません(某プロ選手言葉)。
今回、娘にとって一番懸念だったのは、戦う相手は最大のライバル除いてすべて
大人であること、そしてなにより友達でありライバル(ワールドジュニアオリンピックで
日本代表として選考されたエリート選手)でもある子が同じレースに参戦していること
でした。
この子は多くの子達から選ばれて、プロ選手による専門の訓練を現在受けている、
日本を代表する超エリートです。
そんな強力なライバル達を相手に、どこぞの馬の骨でしかない我が娘が挑んだわけ
です。
その分、見ているこちらも心臓が破裂するほどの緊張、そして鼓動で、レース中は奥
歯が痛くなるくらい顎を噛み締めると共に、竹を割ったような爽快感を感じた戦いで
もありました。
レースは、プロや超上級者のレースの間に組み込まれるように午前と午後の2度行
われ(3度目はあまりにも危険だった為に運営側でカット!?)。
結果ですが、第一レースは後続に100m以上の大差をつけての単独フイニッシュ。
第二レースは午前中よりいっそう荒れた最悪条件化にて、フイニッシュ直前で爆沈
するハプニングは有ったものの、第一レースと同じく圧倒的大差をつけての1位でし
た。
実はあとでリザルト(大会成績表)をもらって驚愕したのですが、第一レースはほぼ
半分の選手が、そして第二レースは家の娘以外の全選手が風に流されてしまうな
ど(このとき異常なほど吹き上がりましたから・・・)、サーキットを全て回ることが出来
ずに失格となってしまっていたのですね。
今回のレースはそれほど荒れた条件(海上)だったのです。
男子の上級でも流される選手続出のレースでしたから、女性ではある程度こうしたこ
とも有ろう事は予想していましたが、正直ここまで激しいものであったとは・・・・
表彰台は優勝カップを片手に笑顔の娘でしたが、同じレースに出た、本当に仲の良
い友達(日本代表選手)の事をずっと気遣いってました。
さて次は、昨年挑んで大敗したJPW(プロ昇格の登竜門レース)ですが、同じ日に別
のレースに参加の為に、今年は参戦しないのが残念と言うべきか・・・
袋もって一人ぼっちのゴミ拾い、日の出前の大会会場。