帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

サーモスタット交換

2010年02月03日 | バイク
気温が激的に冷え込むこの季節、絶対に調子悪くなるのが僕のバイク、特に今年はひどい。

なんでも寒さに弱いことで定評?のあるZZR1100。

ゲホゲホと咳するように走るかとおもえば信号でエンスト、燃費はLあたり9kmも走らない。

当然に気温の上がる帰りには特に問題なく、朝だけの問題だから考えられるのはサーモスタット不調によるオーバークールもしくはキャブレターのアイシングだ。

症状は、エンジンそのものは極めて快調に始動するが、早朝の住宅街でいつまでもエンジンをかけていると迷惑なので適度に走り出す。

この段階でも特に問題なし。

ところが、表の通りに出てから問題が起きる、そのまま加速をして3分ほど走ると咳を始めるわけだ。

スロットルをあおるとエンジンはふけるが、戻すとすとんと回転が落ちてエンストする。

そのため常にスロットルをあおりながら走るのだが、やたら混合気が濃くなりマフラーから煙が出たり、前の車に勘違いされたりとはなはだ迷惑。

面白い?のは15分くらい走行してコンビニなんかに入り再度エンジンをかけると先ほどの問題などどこ吹く風ときわめて快調。

ところがそれもつかの間やはり3分もはしるとまたおかしくなる。

こうした場合考えられるのはサーモスタットが正常に働かずに、水温が上がるとすぐに開いてしまうような動作をしている場合が考えられる。

後は、アイシング

これはキャブレターでハイパワー&高回転型のエンジンに多いのだが、キャブでエアと燃料を混合する際にベンチュリー含め全体が氷結を起こす現象。

ベンチュリー構造をしている限り、原理的にこれは避けられない。

特に平然と零下に気温が下がる通勤経路じゃよくあることで、当然春になると完全に消え去るトラブル?

車の場合は温かい冷気水をキャブレターに回してこれが起きるのを防ぐので気にならないというか、ほとんどの人はアイシングなんて言葉すら知らないよね~ (^^)

当然にインジェクションエンジンもこれとは無関係。

ところがバイクでキャブ仕様のハイパワーだと起きるやつもあり、それが自分のバイクだ。

「では対策は?」となるが、キャブヒータを付けるか、完全に水温が上がってエンジンが熱くなるまで暖気するか、究極は乗らないということ。

走り始めてやたら冷えた外気を取り込んでガソリンの中にわずかに含まれる水分と大気の水分がキャブ内で結晶化(霜)して起きる不具合だから、コンビニで買い物している間にエンジンの熱が伝わりそれが溶けて正常に戻る、しかし走り始めると再び霜ができ始めておかしくなる、この繰り返しなわけだけど、

これが起きる原因は、外気温もそうだがもう一つサーモスタットの問題も考えられる、今年が特にひどいのはその可能性が高い、

いつまでもエンジンが温まらねばキャブも冷えたままで、当然アイシングも起きやすくなるから。

そんでもってこれを交換(部品は先週の金曜日に注文済み)してみました。

はずしやすい処にあるので、約15分で作業完了。

後は明日の走行を待つのみ。