帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

キッチンの工事開始。 9畳の アイランド型へ変更 その1

2012年03月25日 | 増築&リフォーム、DIY、手作り等 古い日記

我が家にいる、わがまま言いたい放題3人娘(家内、息子の嫁、実娘)。 

家内を先頭に、キッチンを何とかしろと言い出した、「増築工事が終わったのだから?」と。

この家を買った当時は「これで十分だよな~」 なんて言ってのに。

人数が増えると同時に物も増え、冷蔵庫は大きさが限られているから、今以上のサイズは入らないし。

2世帯が同時に使うので狭いしと、だんだんストレスの原因になってきた。 

 

「もう少し片付けできんのかい?」と僕は思うわけだが、どうも女という生き物は平面的な収納は出来るが、

立体空間の中に物をしまうのが苦手。

従って空間に物を納めると、どこにあるか解らなくなるという男女の違いがそのまま出るらしく、どんどん買って来ちゃ~しまい込んで化石となっている。 

その良い例が冷蔵庫で、野菜室や冷蔵庫の奥の方へ行くほど正味期限切れ、消費期限切れとなり。

野菜室にはひからびた得体の知れない物がはいっていたり、冷凍庫などは何年前のしろものだ?

というものまで収まっている。  おおお・・・・・・・

*人が写っているので、一部加工しています。

 

「キッチンが狭い!」 そう家内が言い出す度に 「オラオラオラオラオラ-!」と僕が化石を発掘したり、不要物を捨てて整理したり。

しかしながら、さすがに作業空間の事だけはどうにもならない。 

二人がキッチンに入るのが限界で、3人となると完全に稼働不能に陥るオマケまである。

 

そこで「狭いぞこのやろ~!」と、 と、増築したんだからキッチンを何とかしてしまえ! となる。

当初のプランとしては16.5畳有ったLDKの、3.5畳ほど有るキッチンそのものを増築建物のリビング側に移設し、

そして開いたスペースを衣類部屋に変更。

そして残りを収納室と僕の寝室にしようと思っていたのだけれど・・・・  う~ん・・・

色々とプラン見直しをしてみたところ、移設してもキッチンの広さそのものは、さほど変わらない事が分った。

3.5畳が 5畳程度になるだけで、現在満杯の食器棚と収納を補う食器棚を新たに置いたりなんぞすると、広さ自体は変わらないのです。

 

これは困った・・・・ 

ちょっと待てよ?  収納室はそんなにでかいのが要るか? 一体何をしまうのかをもう一度考えると、そんなに大きくなくても良いんでない? と気がついた。

そこで、予定していた収納室6畳を、5畳に変更し、1畳程有る押し入れ側に持ってくることで6畳へ。

僕と家内の寝室を兼ねるので、少し削れるが、3.5畳ほどの収納空間は最低取れるので、押し入れ分とそれ以外のスペースでL字型の棚を構成しながら天井まで目一杯使える設計にすることで、ストーブやら空気清浄機、コタツ布団等の季節品を初めとする物は全ておさまる。

耐震性をあらかじめ考慮すれば危険性は無い。

 

それ以外にも床を一部2重床にしてベッドを1m程持ち上げ、下を全て収納にする予定。

*僕と家内は寝る意外は本当に部屋を使わない(完全に無駄な空間)人間なので、これでもかまわないのです。

3.5畳ほど取る予定だった衣類部屋は少しだけ縮小し、2.5畳として間取りを取り直してみると、一番無駄が多い廊下分の面積が全てキッチンに使える様になった。 これは良い

現行キッチンが3.5畳あるので、プラン変更による5.5畳を接合すると、なんと9畳のキッチンスペースが誕生。

 

フムフムフム  これなら文句ないだろ~!

 

そんでもって開始したリフォーム。

*工事途中で撮った写真、現行LDK16.5畳と 増築リビング15畳の 計31.5畳の大空間で、がらんどうの教室くらいの広さがある。

でも防塵のシートが邪魔でよく見えない(笑)

 

まずぶっ壊したのは、システムキッチンの前にある、カウンター。

例の、匠の華麗なるリフォーム番組なんぞに流れる音楽を頭の中で奏でつつ、得意の石割ハンマーで壁をぶん殴って破壊。 

その 音のすさまじさに、上の部屋から息子がすっ飛んで降りてきた。

 

実は手伝ってもらいたいと常々思う物の、100%思うように出来ないと満足しない性格の僕、それゆえ大工経験が殆ど無い息子がやる作業だと、口うるさくなりかねない。

家庭不和の原因になったことが何回か有るので、よろしくないのですね。 

まあ、嫁さんとほとんど出歩いているので居ないけど(笑)。

 

ゆえに重くて二人いないと出来ない部分とか、適度な精度で良い部分とかを除いて、全て僕がやっています。

他人なら粘り強く教えられても、息子だと遠慮ないので、うまくないのですよね~(笑)。

勉強を教えるときに、親がつい感情的になってしまうのと全く同じです。

壊して、ぶった切って、ランランラン♪

 

奮迅まき散らして、工作すること6時間。

ちなみに、キッチンにカバーかけるのが面倒だった僕はそのまま作業しています。

 

こんな感じで仮の完成。

 

まだ表の扉がありませんね~ 

赤いコードリールの辺りが新たな冷蔵庫置き場で、幅が850程有ってでかい冷蔵庫が置ける。

これまでの位置は、キッチン空間を圧迫しまくりで、最悪でした。

 

サイドにはワインラックと小物置きも装備、

なんというか、半アイランド型ですが、大まかなレイアウトはこれで終了。

後は天板に防水のためのウレタンの鏡面塗装を施し、扉を取り付ける仕上げ作業となるのですが。

 

さらにこのカウンターをくりぬいて、小型のシンクと蛇口水栓を取り付けようか?と迷っています。

家内は要らないというのですが、あれば便利なことこの上ない。 

ですので、後でそうした加工が出来るように天板の取り外しを考慮しています。

 

このキッチンリフォームにかかった費用ですが。

天板とサイドの棚板等は、赤松集成材 3500円を2枚 で7000円。

扉つきの下部収納ですが、ニトリのカラーボックス4台(非常に強度があります)を使用して追加の棚板と扉で合計約1万円。

他に隠れて見えない部分に ノンJASの合板 1枚 850円。

 

合計1万8千円ですが、仕上げのウレタン塗装に2000円ほどかかるので、合計2万円のアイランドキッチンというところでしょうか (笑)

「ボックスと天板が安っぽい」とは家内の言葉ですが、「だったらもっと金だせ!」 そしたら棚板を総ホワイトウッドで造るから。    爆笑

 

そういえば、最新のアイランドキッチンは60万から80万くらいします。

そんな高価な品物にはかないませんが(といっても、表面が鏡面仕上げの化粧板だったりするだけで、実質的構造はニトリのカラーボックスと変わらないので、この辺りを上手く使えば安価に出来るのが、手作りの良さというところでしょうか?

 

ちなみに、この後は、増築側と同じフローリングを貼って(下の古いフローリングがすでに日焼けでボロボロ)一体感とアクション感を持たせ、壁紙をやはり増築側の物と同じ物に貼り替え、最後に化粧モールやら何やらを貼り付けて、キッチンから冷蔵庫などを移設すれば終わりです。

この後工事は、又後でパート2としてブログに書きます。