ここ最近で見たドラマとして、最高に面白いと言ってよい 済衆院 (チェジュンウォン)
現在3分の2くらいまで見終わりました。
「女王の教室以来じゃないかな~ ドラマ見てこんなに面白いと思ったのは。」
泣けてしまう事は有れども、マジで涙が流れ出てしまうのが、主人公のファンが自分の父親の名を呼んでしまうシーン。
そして足を切断した親を台車にのせてトボトボと白丁(ペクチョン)の村へ帰るシーン。
この二つは強烈で頭から離れません。
どうしても、主人公の生き方が自分と似たような感じであることから(皆さんもそうかな~?)、重ねてしまうのですが、「とにかく面白い!」
その後ストーリーは進み、特に印象的なのが、済衆院 (チェジュンウォン)をアランから引き継いで第二院長となったヘロン院長が、
「世界中の国々の中で、人を助けたのに犯罪者にされて裁かれるのはこの国(朝鮮)だけです。」というシーン。
この一言に”善意で助けた者”を 恥ずかしくも無く犯罪者へまつりあげる”という、まさにこの国の人間性というのが現れている。
脚本を書いた人はおそらく、こうしたドラマを通じて”日本が如何に悪いことをしたのか”と言いたいのではなく、本当は自分たちが教わってきた、ねつ造された歴史ではない、”真実の歴史を学ぶべきではないのか?”と 韓国民に対してドラマを通しつつ訴えているように思える。
そうでなくては解釈できない部分、というのが、このドラマには随所に溢れているわけです。
日清戦争で日本が勝利し、それにより中国という後ろ盾を失ったことは、ずっと従属国家として搾取され放題だった歴史に一応の区切りを迎えさせた。
やがて、それに漬け込んだ列強が次々と朝鮮に対する不平等条約を結びはじめたのは事実で、この国の流れは新たに出現した日本という国と併合してズタズタにされる前に列強から守ってもらうか、強烈に手を伸ばしてきたロシアの従属国家なるか? という二つに一つの選択をする以外に道がなくなりつつあった。
やがて日本に守ってもらう保護協定を経て、騒乱の後に日韓併合。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%93%E5%9B%BD%E4%BD%B5%E5%90%88
日本は併合以前から莫大な投資を行い、井戸と糞便垂れ流しだったこの国に上下水道を整備、(ダムや電力設備など含む)それと同時に赤痢や天然痘、コレラ等の防疫に力を注いだ。
これには笑えない話しがあって、当時センミン(奴隷階級)達が病気の最高特効薬としていたのが、人の糞。
それを防疫(いくら押さえても疫病が広がる為)と人間的(ヤンバンのセンミン(奴隷)に対する差別の最悪な典型)問題から日本が強制的にやめさせたのですが、そしたら日本人が我々の薬を強制的に取り上げたと騒ぎになったりしていたのです。
たくさんの民間技術者(有志含む)が日本から朝鮮に渡りましたが、そうした人たちが高層建築技術はじめあらゆる技術を教え、そのために高層建築が可能になった。
さらにヤンバン等のごく一部の特権階級しか習えなかった文字(ハングル含む)を、当時の日本政府は調査によって整備&体系化し、それを日本語(併合したため)の授業と平行して教えた。
余りにもひどい文盲率、 故になかなか進まない近代化を後押しする為に膨大な数の学校を一気につくり、誰でも平等に教育を受けられるようにした事で、識字率が一気に改善。
当然に、自分達だけの特権が奪われていく事に反対を唱えて激しく抵抗する支配階級を解体する為、日本は奴隷制度を強制的に廃止。 そうしなければほぼ確実にロシアの植民地にされてました。
同時に、明治維新を手本にして平等な社会基本システムを創設することに力をいれ、病院の設立はじめ医療整備の拡充も行った。
さらに、単なるヤンバンのための虐殺組織でしかなかったポドチョンとウィグムをつぶして公平な警察をも組織。
女性の胸が365日、24時間出しっぱなしのチマ・チョゴリを胸の出ないデザインへと変更させ、ヤンバン達に平然と性的奴隷化されるような、くだらない社会常識も改めさせた。
*夫婦別姓はこのヤンバン達が次々と勝手にセンミンの女性に手をだすことで生まれた子が、後腐れないように自分勝手に、しかも容易に関係を切ったり復活させる事を目的として出来上がったもの。
そこには自分勝手な男達の為の”女性は性的奴隷”でしかないと言う考えを基本とした差別というのが根底にあるのですね。
*これは現在でもまだ平然と残っており、それに対してアメリカの政府機関が、自国の渡航者にレイプはこの国の平然たる常識なので極めて注意すること、と警告を出しています。
ところがこの制度を社民党と民主党が男女平等の名の下に、日本に導入しようとしているので、あきれてしまう。
と、これらはほんのごく一部の事ばかりですが、そうした政策を取っていた日本。
ところが、こうした貢献をしていたら、世界大戦後に中国が勝者となったことで、一転して立場を翻し、再度従属国となる可能性を見込んで(不利にならないようにへつらう為)、すり手の揉み手で「自分達は酷い植民地支配された!」と声高に言い出したわけです。
大戦後にソビエトが実行支配し始めた朝鮮を、中国は再びヤンバン(洗脳して)を送り込んで牽制することによって、結果として本格的ソビエト(ロシア)の支配を防ぐことには成功してはいます。
前も書きましたが、大戦後に中国へ逃げていたヤンバン他、旧支配階級が、お花畑思想(共産主義)という、新たな支配制度を抱えて戻ってきて造り上げた国家が北朝鮮民主主義人民共和国。
なにが人民だ 民主主義なのかさっぱりわからない国ですが・・・・・
こうして中国とソ連の後ろ盾を得て拡大しつつあった共産主義と社会主義を抑えるために、アメリカを始めとした自由主義国家達が衝突したのが朝鮮戦争。
以降38度線を境にして近代国家 大韓民国と チュチェ思想という新たな王政による ヤンバン再支配国家が、できあがってきたというわけです。
長い歴史の中で、常に中国の従属国として支配を受けてきたこの国。
以前、このブログで書いたような国民性を持たねば、生き抜いていくことが出来なかったと考えるなら、ある意味しょうがないというべきか、悲劇と言うべきか。
海を隔てて、同じ儒教的精神を基本としていながら、日本と朝鮮(韓国&北朝鮮)、中国は、
物事に対する考え方が余にも違いすぎる。
武士道が儒教の持つ欠陥と誤りを正すことによって完成へ導いたと言われるゆえんは、こうした
歴史をみると解る物でもあるのですね。