帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

ミクニ FF ヒーター   こりゃ直らんな~多分 (^^;)汗

2013年01月15日 | Weblog

基盤全体の再半田をした ミクニのFFヒーター、 取り付けて状態を確かめたのですが、まったく同じ症状で、やっぱり駄目なようです。 

フレームセンサー自体は駄目になってませんので、やはりコントロールボックスに問題があるとしか思えない。

 

ミクニのFFヒーターは 皆これがおかしくなって センサー交換と同時に基盤交換するか、

廃棄処分になるみたいです。

 

正直、設計に何らかの欠陥があって、普通は隠れていて、ところが何らかの影響でトラブルがむっくりと起き上がり動かなくなると考えてもいいかと思うんですが、違うだろうか? 

念のために過熱防止のセンサーの端子を抜いて過熱状態を擬似的に作り出すと、ファンが回り続けて、異常加熱のアラームフラッシュ9回を表示する。

当たり前の事だけれど、冷却のためのシーケンスはきちんと動いているのが解る。

そこで過熱防止センサー端子を短絡し(異常なし状態を擬似的につくり)スイッチ入れ直すと。

フアンが正常に回転して起動モードに入ろうとコントロールボックスが働いているのが解る。

ところがだ、しばらくすると再びフレームセンサーエラーがでて、これは炉内温度が高い場合に該当して、アラームを出しているか、着火するはずのものがしないので、センサーエラーを出しているかということになる。

念のために コントロールボックス側のコネクタからフレームセンサーの抵抗値をはかると3オームなので 接触不良があるとはとは思えない。

全体を探る必要があり、ファンはじめとして各コントロール系の配線を抜いたり疑似信号を入れてみてダイアグノースティクのアラーム表示が出るかを、色々とやってみたが、

きちんとアラームを出すし、壊れているようには思えないんだよね、どうしても。 

そうなると、このフレームセンサーの回路および関連アラーム系統だけに問題があるということになってくるのだけれど、サーミスタというきわめてアナログ的な素子を使っているので、インピーダンス問題はあり得ないし・・・・・・、

最終的にはバッテリー電圧に問題でもあるんだろうか?ということになる。 設計構造的な物としての可能性だけれど、

コントロールボックスに電源電圧の検出が有って、バッテリー電圧が弱いとアラーム出すが、これはグロー点火の際に流れる大きな電流による電圧ドロップまで検出しているとは思えず、其れが故に点火時の電圧降下がコントロールボックス内での基準電圧の降下を生み出し、相対的に

サーミスタの数値が異常として検出されるという事では無いだろうか?

安定した燃焼運転をするための 定電圧発生回路らしきものは見た感じでは基盤に無くて、全面的にバッテリーの安定性に頼っているとするなら、そうした事が起きる。

サーミスタの抵抗を電圧の変化として回路的に取り出していると、その系統の電圧安定回路が無い場合は、動作不安定となる。

しかしな~ 車のサブバッテリーは新しいもので、容量も大きいし・・・・・、

いやバッテリーそのものに問題が無くても、コントロールボックスに至るまでの配線のどこかに接触不良が生じたりして電圧が低下すれば同じ事になる。

新品のバッテリーをダイレクトに接続して動作を調べてみようと思うが、 時間が無いので、それは次回に回すことにしてみる。

 

だんだんと直せる可能性が低くなっていくのが分かるが、基盤の回路が分からないと、いくらエンジニアという看板を背負っていても、修理やモディファイというのは、無理難題なものなのです。