教習所終われば、後は運転免許試験。
で、わざわざ???? 有給休暇を取って、鴻巣まで 娘を送っていきました。
かなり早く家を出て、目指すは 鴻巣駅の ウルトラ教室 名前を聞くと大爆笑なんですが、実はここで免許試験前に
講習を受けると90%以上で受かる事で有名。
合宿免許講習の学科試験で何の問題もなかったとはいえ、試験場の問題はさらに 一捻り二捻りしているので、なめていると間違いなく落ちる。
で、落ちるとそのたびに交通費と試験費用がかかってしまうので、是が非でも一発で受かってもらわないと困るんです。
で、6時15分頃にそこへねじ込み、8時半にウルトラ教室から出てきた娘を乗せるとそのまま試験場へ直行。
試験場の入り口で降ろせば、後は娘次第ですから、僕らは?というと、午後3時頃に免許発行になるまで、時間有りすぎ。
暇して(腰痛終了で来月から復帰)ついてきた家内をつれて、またまた温泉へ行くことにしました。
で、今日行ったのは北鴻巣にある、茂美の湯。
http://www.yumoto-g.co.jp/siteFiles/mominoyu.html
温泉そのものは 特に特徴あるという感じでもなく、設備含めて悪くもなく、良くもなく、という感じで、
ただ、家内は二度と行かないと言っていたな~ 手厳しい(笑)
9時半頃入り、そこを出たのは11時半頃、 いろいろなお湯につかりながらそれなりに時を満喫しましたが、
一番僕が楽しかったのは、 76歳の老人会の代表という、お爺さんとの会話。
なんてことの無い暇人同士の話なのですが、それが楽しくてね、40分近く話し込んでしました。
でもね、こうした銭湯や温泉で見ず知らずの人と交わす会話というのは楽しい物なのです。
若い頃は大したこともないのに変に突っ張って、自分で自分の周りに心の障壁を造る事がある訳ですが、
少しずつ年を増すと同時に、”自分が小さいからこそ”壁を壊して さらけ出さねばならないのだと思うようになった。
たいしたことないが故に持つ、欠点をあえて見せてしまう事で、自分以外の人物が、その人の経験というオブラートに
包みながら、得た知識なり経験なりを話してくれる。
人の知恵は、自分のあるがままの姿を見せたときに初めて得ることが可能になるのだと、僕はそう思うようになってきているのです。
一人の人間が出せる力の限界はすぐにやってくる、それゆえ、多くの知恵を寄せ集めることで 無敵の知恵となるんですね。
エリートが会社経営するとその会社はまず傾く、それは、その時代の人気企業にエリート達が集結した事実をみると 歴史が指し示した
結果という物が如実に表れているのがすぐに分かる。
たとえるなら 国鉄、 製鉄、 NTT はじめとした電機等々 その時代々 でエリートが寄り集まって”最強”を詠ってきたところは、間違いなくどんどん
衰退してしまう。
笑ってしまうのがSONY、 東大の人間だけでトップを構成し、一時は 「最高の頭脳だけで構成された我が社は世界最強だと、
未来永劫世界のSONYであり続ける」と豪語していた。 「ふ~ん・・・・」
しかしながら現実は どんどん広がる赤字をカバーすることで必死になり、全体として製鉄等と同じ道を歩み続けているではないか?
理由は至極簡単。 エリートだけ集まったから会社が傾いた、それだけの事です。
残念なことに成績と人間性は無関係なところにあり、偏差値の高さと比例して プライドも高くなる。
プライドは単なる鉄さびと同じ物であり、それが積重なればなるほど、さびが蓄積し硬直化。
結果として独りよがりになる。
その時代の一番に、エリートが集まるから衰退する、それが歴史の示した絶対の事実です。
今、この国の衰退は 偏差値エリートが支配する企業体質=自分は優秀だから会社に残り、それ以外はゴミだから平気で首を切れと、
当たり前だけど、会社はすべての人間達の総合力の結集により能力が発揮されるのだという基本原則をすっかり忘れさっていないだろうか?
自分は優れているからと、現実にそぐわない根拠無きプライドと、それによる放漫経営、 目先のマネーゲーム 、そこから当然発生する現場の
優れた人間達の不信、エンジニア達の離反と裏切り。
結果として社員相互間すべてにやる気を失わせ、韓国はじめとした中国への人間流出(技術流出)というきわめて単純なドグマの中で喘いでいる。
大戦前の、”人格育成”教育に この国の教育を戻さない限り、 ますます男は女性化(草食化)し、女性は男性化するだろうと僕は思う。
「雌鳥時告げ国滅ぶ」、まさにそんな状況になっているのではないだろうか? この国は? 僕はそう思うんですが、皆さんはどう思いますかね?
で、話は戻りますが、 娘の運転 怖い・・・・・・・ 自分もそうだったと思うのですが・・・・