帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

いったい何が問題なんだと? 当然のことだろう

2013年02月03日 | Weblog

こんな記事が、朝からネットを騒がせているが、僕には何が問題なのかさっぱり分からない。

「当然の事ではないか?」これは。

僕が殴られた生徒の親で、一団の中に我が子が居たとしたら、例え暴言吐いてなくても叩いてくれた事に関して、先生には感謝の言葉しか出てこない。

 

理由は簡単、この生徒達が際限なく卑怯だからだ。

叩かれた生徒の中には暴言を発していない子もいる、その子がやってもいないのに叩かれたのは 可愛そうだ(=理不尽な暴力を受けた) という人間は多いと思うが、

この一団には二つの種類の人間が居る 一つは言葉を発しておきながら、叱られるのを怖がって黙りを決め込む 卑怯な弱虫 、そしてそれ以外の子達は

言葉を発した友達知りながら連帯して庇った事になる。

 

馬鹿! はげ! 死ね! という暴言そのものは、それが良いことか?悪いことか?は至極単純明確な問題である。

 

そんな簡単なことすら解決できる力が この一団には全く無かった事になる。

もっと簡単に言うなら、 無言を通した= 暴言を口にすることに同意した= 解決能力がない= 未熟、と解されても致し方ない。

 

僕ならこの先生と同様にビンタを喰らわし、その後 発生した既成事実 を基にして 先生を除いた生徒同士で長い時間を話し合わせる方法をとる。

その話し合いで、生徒達が単なる恨み節だけを並べて終わるか?、 自分たちで事を認識し 自浄出来るか?かという 自らの頭で考えるという教育をする必要性が

有るからだ。

 

勧善懲悪という考え方が微塵も存在しない、 ”それが問題だと知っていながら皆で渡れば怖くない式の ぺらぺらの友情で連結された友達関係と、

希薄な連帯責任概念で構成された思考のままでは困るからだ”、またそれが教育でもある。

 

この年齢では、本来は清らかな正義感が普通であり、それがやがて世に出ることで知る 様々な正義 いわゆる見る方向によって如何様にも解釈可能な

正義に触れることで、思考能力は高まり、それを基本として色々な問題の解決能力を成長させる。

 

ところが、単に、 他人に向かって 身体的欠点を上げ連ねて面白がる態度、教育を施してもらっている身分で師を見下して喜ぶ思考。

こうした思考が ”いかほどの物か?”をおそらく分かっていながらも、連帯して尚も黙りを決め込むことで 友達を庇い黙認しようとする姿勢から育つ物等、何もない。

 

こうした子達が 身体的痛みを伴った 叱咤を受けず、 それをよしとする思考で本件が看過されるとするなら、 罪に対する全体認識は黙っていれば

なにをしてもいいのだ! という認識を植え付けることになる。

 

捕まらなければ良いのだ、バレなければいいのだ、見つからなければいいのだ、 ということだ。

 

そうした思考に人が支配されるきっかけは、至極小さな経験から始まる、 少なくとも 「卑怯(ひきょう)じゃないか」と叩かれた経験は、

たとえその時に理解できずとも、後の人生に良い方向で作用することは間違いない。

 

もし、この経験をもって、いつまでもマイナス方向に心の陰を落とした経験にする人間へ成長したとするならば、それはそうした基本思考を育てた親の責任以外の何物でもない。

 

本件に関して、親の対応は大きく二つに分かれると思う、 感謝する親と、無思考で先生を批判し謝罪を求める親。

 

子供達は、その親の姿そのままに成長する。

 

人生を生きていく課程において、経験する様々な辛さは、体罰の比ではない程の苦しい事との戦いでもある、 つらい経験を後の人生の糧と出来るかどうか?は

そうした力、すなわち体罰といえるほどでもない、こんな小さな経験を本人がどう解釈できるかを考える力にかかっている。

 

どの程度の数の親がこの先生に文句を言ったのか?は知らないが、もしこの生徒の一人として 僕の息子、もしくは娘が居たなら 叩いた上で一日寒空の校庭に突っ立たせてもらいたい。

武士を育てる教育の中に 子に痛い思い、ひもじい思い、耐えるつらい思い、こうした経験が将来豊かな人生を送ることが出来るとされている。

 

そうした基本的考えで二人の子を育ててきたが、そうでなかったら?と思うと、恐怖以外のなに物でもない。

 

体罰教育の対面には ほめて育てる? 叱らない教育? というのが有るが、なんとくだらない教育法だと思う。

マスコミと教育評論家が広げた教育法だが、その結果が オレオレ詐欺を働いて老人から平然とお金を奪う大学生、マザコン、

働かずに生活保護もらって風俗通いのニート、生活力等が無いうえに女性化したナヨナヨ男子、結婚対象にならない草食系等々

 

親は人間を育てているわけであり、犬のしつけを子供に適用するような、愚かな思考は持つべきではない。 特に男の子は男に育てねばならないのだから。

 

 

 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130202-00000043-asahi-soci

「ハゲ」と言われ平手打ち 神奈川の教諭、生徒16人に

朝日新聞デジタル 2月2日(土)19時57分配信

 神奈川県小田原市教育委員会は2日、市立中学の50代の男性教諭が生徒から「死ね」「ハゲ」などと暴言を吐かれたことをきっかけに2年生の男子生徒16人を平手打ちする体罰があったと発表した。教諭は生徒や保護者に謝罪、当分の間は教壇に立たないという。

 市教委によると、1日午後の数学の授業に男子生徒らが遅れてきたため、教諭は「早く入れ」と促したが、複数の男子生徒が「うるせえ」「ばか」などと言い、笑い声も起きた。教諭は発言した生徒を問いただしたが名乗り出ないため、遅れてきた男子生徒16人全員を廊下に正座させた。再度、ただしたが名乗り出る生徒はなく、教諭は「卑怯(ひきょう)じゃないか」と、16人全員を平手打ちしたという。

 授業の後、教諭が自ら校長に報告した。「体罰がこれだけ報道されているのに申し訳ない」と反省しているという。教諭はこれまでも生徒から「ハゲ」などと言われることがあり、「差別はいけない。言ったことの責任を持たなければならない」と諭していたという。

朝日新聞社