霙の朝、バイクを押し出した。
危ないよね!、 でも、そんなこと百も承知 誰に言われずとも分かっている・・・。
理由なんて無くてね、ただ春の訪れを少しでも感じたかった。
理由はたったそれだけなんだ・・・・
熊木杏里/春の風 勝手にModified by 翔
土の香り拾う、春はまだ青くてね、君と集めだす夢が早足になる
何年も観てきた生き方の様に、 流れ、流されはしない置き時計の響き
誰が為に生きるんだろう? 名前もない心は
君は逆らう様に止まりもせず、言葉では届かない物を届けてくれた。
諦める為の理由を、人は語りたがるものだから・・・
夢を箱にしまいこんだけど、鍵はきっと今でもそこに有るはず
もう一度開けられる日を待続けているのだから
人が君を想う、君が僕を思う
孤独の空間をを飛んでゆく渡り鳥のようにね・・・・
今しかないことに耳を澄まそう。
遅すぎる事は無いと、心が言うまで
一人では無いと思える処を見つけた時に、
忘れていた時間を人は生きてゆけるはずだから・・・
夢と一つになったとき、叶えられるどんな苦しみも突き抜けてゆく
自分と言う真実に代わる、君はね・・・
春の風/熊木杏里