帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

猿でも出来る ダッジラムバン スタビライザーブッシュ交換

2013年06月08日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス

今回はスタビライザー(アンティスェイバー)のブッシュ交換。 

例のごとく、猿でも出来る難易度で、とても簡単です。

 

気を付けなければならないのが ボルトのサビで、 出来る限りワイヤーブラシなどでサビを取り、

CRC556をたっぷり吹き付け、時間をおいてから作業する方がいいです。

折れると面倒くさいですから

 

この作業はリフト作業となり、専用リフト機を使わない場合は真下に体や頭を潜らせないで行うのは常識。

腕が飛んでも命は残りますが、頭つぶされたらバカみたいですから。

 

指定の場所にジャッキをかけて車体を持ち上げると、フロントメンバの下にコンクリートもしくは

丈夫な重量ブロックを置き、その上に角材を置いて馬代わりにし、ジャッキを弛めてその上にメンバを落とします。

当たり前ですがジャッキは完全に外さず、馬と適当に重量を分散する感覚のままにしておくという感じですね。

感覚的には 二つで重量を分散するという感じです。

当然にサイドブレーキはフルに引いて車体を固定し、出来ればタイヤ留め施すのがベスト。

ホイルあげた状態で、車体を前後左右に力入れて押しまくってみて、十分に?安全なのを確認したらタイヤを取り外します。

先にナットをある程度弛めておくと楽ですね。

 

さてどれを交換するかというと、この黄色い丸囲み部分のブッシュ。左右で4カ所有ります。

まずはリンクロッド側から。  スパナを上と下にかけて回していくだけ。

大抵は上か下のどちらかのナットだけが弛みます。

なので残りのナットはセンターシャフトにバイスグリップをかけて取り外し。

下の写真は今回交換する新品の部品です。

反対側も「ソリャソリャ!」

やはりバイスグリップ使っています。  写真真ん中にある工具がそれ。

もしナットが全く回らない場合は、例のナットブレーカーをつかってナットその物を破壊して

取ってしまえば簡単です。

リンクロッドが外れたら、スタビライザーその物をフレームに固定しているボルトを抜き取ります。

スタビライザーはさほど重くは有りませんが、頭に落としたりするとそれなりに痛いです(笑)

外したブッシュと新品の比較。  完全に潰れていますね~ しかもいびつになっいるし・・・

 

リンクロッドの方は?というと、もはや論外(爆笑)

 

さて、取り付け作業。

まずはブッシュですが、新品は厚みがあります、中のブッシュが飛び出たり、偏らないように気を付けて仮留め。   まだ本締めしません。

このまま新しいリンクロッドの取り付けに入りますが、こうした組み合わせなります。  

新しい物はナットとロングボルトの組み合わせになってました。

で、そのまま素直に組み付けていけばOK

左右のリンクロッドを取り付けたら、スタビライザー全体が右か左のどちらかに寄っていないことを

確認してリンクロッドナットを締め付けます。

素直に締めていって、締められないところまで行けばOK。

そしてブッシュ側の締め付け。 ブッシュがきちんと入っているか確認しながら締めます。

これで終わり。 

 

超~~~~~~~~~簡単ですね~!  だ~っはっはっはっは!

 

 

次回は ストラットロッドブッシュの交換です。

本当は一度でやるのがベストなのですが、ブログにアップする関係、及び時間の問題で、二回に分けての作業でした。

午前中にソーラー修理をやったりしましたので。 

 

 

 

 

 

 

 

 


朝日ソーラー修理2/2 取水フロート交換完了~!

2013年06月08日 | 雑記 修理等

朝日ソーラーの修理用部品が到着しました。 といっても純正品ではなく代用品です。 

長府のソーラーパネル用部品で、まあ、なんであろうが修理できればいいんです。 値段は4000円。

壊れた朝日ソーラの物と比べると、長さが長いのと、フロート形状が違う、あとタンクへの差し込みゴム (グロメットと呼びます)形状が違う。

 

自分としてはこれそのまま使えるんじゃないか?  と思うのですが・・・・

まずフロート部 新しいのはこんな感じで、構造的に同じ。 

蛇腹部分とグロメットはこんな感じで、 代用品を送ってくれたところの説明では、この蛇腹部分だけど使うとのことですが・・・

フロートまでの取水パイプの長さが多少違ってもタンクそのものの大きさ(長さ)が十分にあり、壊れた取水フロートの、フロート付け根部分にクラック

が有ることが解かったので、このままこれを使用することにします。

蛇腹から先を使用するため、クランプをゆるめて2分割。

この時に分かったのが、前回ソーラー修理記事で、説明が間違っていたことが判明。

蛇腹のゴム部分がグロメットの首部分に入ると説明しましたが、誤りです、すいません。

正しくは こうですね。

 

で、あれれ・・・・・  手を切ってしまった・・・・ フランジの部分がプレス打ち抜きか何かで鋭利でして、

蛇腹外す際にフランジパイプが滑るのでそのままつかんで少し回しただけで切れました、3個所も・・・    あはは

 

さて、そんな事はどうでもいいので、気を取り直してこのグロメットを参考までに比較してみます。    

まずはタンク差し込み部分の径の違い。

 

ほとんど差はありません。

取水ラインのフランジパイプが通る首部分。

 

これもほとんど差はありません。

ゴム製なので、少しくらい差があっても対応してしまうので、問題なし。

ところがグロメット全体の長さが違う。

 

これが微妙にちがうのですが、「使えるな~」と・・・・ 再三思う。

もし古い方のグロメットが破損していたら、間違いなくこの代用品の物を使いますね。

 

さて、いよいよ取り付け作業。   まず屋根に上り、仮止め状態のサイドカバーを外します。

とにかく高所なので怖いのなんのって・・・・  体にロープ巻きつけ、ソーラーの足場に結んで万が一に備えての作業。

 

取水パイプが無いので、簡単にばらけます。 

こちらがフランジパイプ部。  以前のゴムのカスと多少の腐食? で汚い・・・

タンクの首部分。

ちなみにこのフランジパイプの径は取水フロートと同じ22mm径、付け根の方は少し太くなって25mm位です。

この太い部分にグロメットの首部分が差し込まれます。

で、汚れとり~~~~~!

サンドペーパーで綺麗にしていきますが、 真鍮と銅の組み合わせ部品なのでわりと簡単に綺麗になります。

綺麗になればグロメットを差し込み、

次にタンクの中に取水フロートを差し込んで、

当然の結合。 

次に断熱用発泡スチロールを入れてから、グロメットをタンクの首へ差し込むのですが、断熱材が有ると力入れるのが難しく、

そのために先に半分に切った断熱材をいれて、そしてグロメットを取り付け、そのあとに残りの断熱材という風に作業します。

グロメットがタンク側にしっかり差し込まれたのを確認したらクランプを締。   残りの断熱材を入れたら、フランジパイプをグロメットの首に差し込みます。

赤い矢印で囲まれている太くなった部分がグロメットの首(緑矢印の部分)に入ればOKなんです。

ところがこれ~ なかなか入らないです。 水を付けるか何かすればいいんですがね。

作業の隙間が無く、どうしても上手くはまらない事から、カバーの外から押してみます。 

 

で、これくらいまで入ればOk!   隙間からドライバーを差し入れてクランプを締めて固定。

最後にサイドカバーのねじを全て取り付け、締めれば全作業の完了です。

 

次はテスト。

まずソーラーへの給水バルブを開けて水張りを開始。

水が満タンになったのを確認したら、今度はエア抜きします。

ボイラー入口のところにあるエア抜き用水栓を開け十分に抜きます。

 

これは浴室にある、水道とソーラーの切り替えバルブをソーラー側にし、キッチンか洗面所でお湯側を出してもOK(お湯側の水栓開け)。

一応はそれで完了ですが、家の場合はボイラーが同じく朝日ソーラー製でして、この場合は、ボイラーの電源スイッチをリモコンでONし、

湯張りとシャワーを同時に行いながら出しながら正常な点火運転と、お湯が供給されてくるまで待ちます。

しばらくはボイラー内のエアが抜ける為にゴボゴボ言いますが、それ終わると水勢が増してくる。

 

作業結果

交換作業はパネルが熱くならない早朝にやったので、 夕方再チェックしましたが極めて良好。  とうぜんですね~

お湯の勢いが全然違う!

 

以上、何の問題もない正常な状態へと、システムがもどりました。    もっと早くやればよかったです

全然燃料代が違いますからね~ソーラーが有るかないかで。

 

 

ちなみにこの作業 業者にやってもらうと、取水フロートが5000円くらい、作業員二人で工賃等々含めて3万。

計3万5千円の作業となります。

 

あっ!そうそう。   今回の作業でソーラーへ行くパイプやら何やらの保温材とかがだいぶ痛んでいるのが分かったので、

近いうちに外装テープもまき直しをやります。 怖いんだよな~ 屋根作業は・・・・・