今回はスタビライザー(アンティスェイバー)のブッシュ交換。
例のごとく、猿でも出来る難易度で、とても簡単です。
気を付けなければならないのが ボルトのサビで、 出来る限りワイヤーブラシなどでサビを取り、
CRC556をたっぷり吹き付け、時間をおいてから作業する方がいいです。
折れると面倒くさいですから
この作業はリフト作業となり、専用リフト機を使わない場合は真下に体や頭を潜らせないで行うのは常識。
腕が飛んでも命は残りますが、頭つぶされたらバカみたいですから。
指定の場所にジャッキをかけて車体を持ち上げると、フロントメンバの下にコンクリートもしくは
丈夫な重量ブロックを置き、その上に角材を置いて馬代わりにし、ジャッキを弛めてその上にメンバを落とします。
当たり前ですがジャッキは完全に外さず、馬と適当に重量を分散する感覚のままにしておくという感じですね。
感覚的には 二つで重量を分散するという感じです。
当然にサイドブレーキはフルに引いて車体を固定し、出来ればタイヤ留め施すのがベスト。
ホイルあげた状態で、車体を前後左右に力入れて押しまくってみて、十分に?安全なのを確認したらタイヤを取り外します。
先にナットをある程度弛めておくと楽ですね。
さてどれを交換するかというと、この黄色い丸囲み部分のブッシュ。左右で4カ所有ります。
まずはリンクロッド側から。 スパナを上と下にかけて回していくだけ。
大抵は上か下のどちらかのナットだけが弛みます。
なので残りのナットはセンターシャフトにバイスグリップをかけて取り外し。
下の写真は今回交換する新品の部品です。
反対側も「ソリャソリャ!」
やはりバイスグリップ使っています。 写真真ん中にある工具がそれ。
もしナットが全く回らない場合は、例のナットブレーカーをつかってナットその物を破壊して
取ってしまえば簡単です。
リンクロッドが外れたら、スタビライザーその物をフレームに固定しているボルトを抜き取ります。
スタビライザーはさほど重くは有りませんが、頭に落としたりするとそれなりに痛いです(笑)
外したブッシュと新品の比較。 完全に潰れていますね~ しかもいびつになっいるし・・・
リンクロッドの方は?というと、もはや論外(爆笑)
さて、取り付け作業。
まずはブッシュですが、新品は厚みがあります、中のブッシュが飛び出たり、偏らないように気を付けて仮留め。 まだ本締めしません。
このまま新しいリンクロッドの取り付けに入りますが、こうした組み合わせなります。
新しい物はナットとロングボルトの組み合わせになってました。
で、そのまま素直に組み付けていけばOK
左右のリンクロッドを取り付けたら、スタビライザー全体が右か左のどちらかに寄っていないことを
確認してリンクロッドナットを締め付けます。
素直に締めていって、締められないところまで行けばOK。
そしてブッシュ側の締め付け。 ブッシュがきちんと入っているか確認しながら締めます。
これで終わり。
超~~~~~~~~~簡単ですね~! だ~っはっはっはっは!
次回は ストラットロッドブッシュの交換です。
本当は一度でやるのがベストなのですが、ブログにアップする関係、及び時間の問題で、二回に分けての作業でした。
午前中にソーラー修理をやったりしましたので。