帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

娘のアルバイト

2014年04月03日 | Weblog

↑ メール(職場の)で送られてきた写真を転載。

アパレル関係のアルバイトを見つけて始めた家の娘。

「なかなか見つからない!」と言いつつも、でかいショッピングモールの某ブランドメーカ店舗の仕事が見つかって、もうだいぶ経つ。 

前から「やりたいな~・・・」と言ってたので、「まあ、頑張れや!」  と軽く流しつ、しかしながら心の底では親心がひたすら巡っていた。

果たして勤まるだろうか?職場の先輩や店長に睨まれたりは無いだろうか? 仕事が辛いとすぐに泣きを入れたりはしないだろうか?と心配が尽きる事はなかった。

ところが、当の本人はアッケラカンとしたもので、 「足が痛くなるので立ちっぱなしは嫌だけど・・・」言うだけで、接客も任され始めてからは、あっという間に時間が過ぎていくので楽なようです。 

すこしでも仕事を始めると、必ず出始める不満や嫌な事は全く無いようで、 それどころか店長他 先輩達からたいそう気に入られて可愛がられているらしい。 

春休みが終わっても、 土日とそこでやるらしく、 学業に差し支える平日はバイト無しでOK。

さらに週末でも 日曜日とかに予定が有れば事前連絡で休んでもいいよ!とあっさり許可されて、そんな楽な仕事有るかいな?  爆笑

これがもしバイト中にサボリ、遅刻、仕事が出来ない、接客がまったく駄目、人間関係を構築できない何ちゅ~事が一つでもあったりすると、アルバイト故に簡単に切られる。 

とりあえずは店に必要な一人として認めてもらえているようなので、親としてはひとまず安心しました。

 

娘に言い続けてきたのは、 若いときはとにかく高いところを目指して挑み続けよ! 初めから楽を狙うなと。

女性は結婚、 出産、子育てを経ていく間に、放って置いても徐々に上に良い仕事先?に受け入れてもらうのが難しくなる。

学業(偏差値ではないので注意)は、いわゆる世を渡る武器を身につけることであり、 十分に備えるほど後の人生は楽になる。

そしてそこに優れた人間性が備われば、乗り越えるべき壁に直面した際に、必ず周りが押し上げてくれる。

ただ、人間性の大半は親が幼少期より子供を型に押し込んで育てることによって成り立つ物。

社会という現実に優れた適応力を持たせる事は難しく、なんども体罰したし、言葉だけで何でも教育できるなどという幻想は残念ながらこの世の中には無い。 

ましてや褒めて育てたりなんぞしたら、 根拠無きプライドに染め上げられたバイトすら録に出来ない人間となる。

 

アルバイトとはいえ、そこで自分の娘がどう振る舞っているか、どう人間関係をこなしているかは、端で見ていれば分かる、特に親は。 

季節は桜が満開となって、「しかし・・・・・」 新入生を迎えるためのボランティアで大学に行ってみたりと、じっとすること無く動き回る娘は、 やはり僕のDNAを引き継いでいるな~と 本当に思う。

もうすぐ新学期、短大故に最後の一年となるのだけど、 ほぼ4年制側へ編入できる事は解っているので、あと3年は時間がある。

何にせよ、素晴らしき青春の一時を十分に楽しんでもらいたいと、僕は思っています。