帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

STAP細胞

2014年04月11日 | Weblog

小保方さんをユニットリーダとするSTAP細胞の研究に関して、このところずっとメディアが騒いでいる。

例のごとくさんざん持ち上げておいて、少しでも批判ネタを見つけると、持ち上げた量より遙かに大量の罵声記事と報道を浴びせるというマスコミの常套手段が爆裂。

一つで二度美味しいというやつだ。  

ねつ造がどうとか?騒ぐ前に 自分たちがさんざん垂れ流してきた、それこそ ねつ造記事の方を反省する会見でも開いたらどうだろうかと思う?

 

まったくもってこうした異様な人間達のやり口の薄汚さには、唯々嫌悪感を覚える。

僕自身、生物学の世界の知識には疎く、 さらには小保方さんという女性の人格をまったく知らないことから、人格批判等をする気持ちはさらさら無い。

ましてや、上記の薄汚い人間達がまき散らす 変造、歪曲、に乗せられてなにがしかをここで語ろう等とも思わない。 馬鹿ではないからだ。

ただ、あまりにも世の中の見方がおかしくはないか?と思う面があるので、自分なりの考えを少しだけ書いてみることにした。

ただその前に僕自身が徹底した男尊女卑(僕みたいなのをマチズモブロガーと言うらしい 爆笑!)の考え方を中心に生きている視点でという事は、始めに記しておきます。

 

STAP細胞は万能細胞とかなんとかが下手するとノーベル賞ものであり、この先の未来医学に大きな影響をもたらす物で有るらしい事は、だいたいの内容をつかみ取ればわかる。

この領域において、この女性が研究の発表を行い、 すばらしい成果をあげていることは、僕から見れば非常に賞賛に値するし、尊敬すらしている。

彼女がやっていることは あくまで研究で、 研究は 科学的挑戦の連続と、集められたデータを統合処理して得られた結果を、考察することの連続。

今日の結論は明日には過去となり、その行き着く先に終わりという物が無い、 根気と粘り強さをひたすら要求される非常に大変な仕事だ。

 

研究は、いわゆるどの段階でも常に過程でしか無く、論文発表や公開は、たんにある段階での成果をひとまとめにして報告しているだけのことだ。

税金なり、財団なりの出資を得ている以上は、 軍の極秘開発等とは全く違い ある程度の成果を上げねば 打ち切られる可能性が高い。

ただし、研究である以上はそこに絶対という成果を求めることはできず、 長期間にわたっておこなわれる精神的、経済的消耗戦でもある。

 

そうしたなにがしかの背景は、それ以外のどんな仕事先にも大なり小なりの存在してはいようが、 彼女が一つの結果として 論文を発表したという事は、無から有の存在を

ある程度確信したからではないのか?  まったくの無であるはずの物を、わざわざ何故ねつ造までして大々的に発表せねばならないのか?という方の根拠の方が常識的に考えられない。

 

細胞の存在云々が科学である以上、再現性というのが必要なのはこれも常識であるが、しかしながらそしてその再現方法の一番コアになるものは、いわゆる研究の最高機密にあたる物であることくらいは、脳みそを数ミリ四方でも使って考えれば、ど素人にも判ること。

論文を元にして、再現できない!と批判したりほざく学者や研究者は「根っからのアホなんじゃ~ないのか?」 と思うのは僕だけであろうか・・・

 

その最高機密をこの大騒ぎにかこつけて全部公開させ、 何ら労せずに難しい部分を手にした後は、例のごとくやりたい放題。

そして始まるのはSTAP細胞を元に自分はこれこれを開発したとか何とか言うもので、いうなれば一人の女性の背中に何人もが土足で乗って踏みつけながら、我先に旗を振るようなことだ。

男として、それはなんと卑劣なことだろうか・・・・・

科学者や研究者というのは、人のデータを盗み出したり、 盗用したり、 有りもしない結果をねつ造したりという、 いわゆる嫉妬とねたみでどろどろの世界である。

そうした話を、友人から耳にしていて、そうした事実を特段珍しくもなく知る僕にしてみれば、 今回の騒ぎで小保方さんだけが批判の対象としてさらし者にされる謂われなど無いだろう。

 

彼女が論文発表した際に、 それに便乗して名前を出す輩がどれほどいたか・・・・そして研究成果の賞賛より、 可愛いだ、美人だ、割烹着がどうとか、ピンクの研究室

云々とか、余計な方向にだけ目をつけていたマスコミは、 彼らが恒常的に口にしている 男女平等等とは全くかけ離れた、完全な差別でしかない。

 

ここまで彼女が叩かれる事になった一つの要因として、 写真がどうとか差し替えられているとか 間違っているとか そんなことばかりをあげ連ねて、

それが年齢的な若さからくる、いわゆる人なら全員が全員持ち得る成長過程においての未経験がもたらす認識の甘さであるのは間違いなく、人であれば全員が

それを経験して成長していくものであるなら、何も彼女だけがいちいちそれだけをあげ連ねられて攻撃されるのは、裏を返せば枝葉末節をとらえて、チクチク人格攻撃する

小者の所業でしかない。 特に偏差値エリートの愚かさを理研の上司みずから露呈するみっともなさ、 部下を守るどころか彼女を悪役にしてひたすら逃げまくるという、

同じ同性としてこれほど恥ずかしいことは無い。

 

この小保方さんという人物を見るに、二つの視点がある、 一つは女性としての見方と、 研究者としての見方で、 問題となっているのは研究=STAP細胞

であり、 冒頭にも書いたが、 研究は常に一つの流れであり、それは現在も継続されている物でしかなく、 一つの過程として得られた成果なり発見なりを

発表しただけのこと。   特段珍しいことでもなく、異様な事でもない。

 

ここまで騒ぐは、その研究者が若く、女性であり、 注目を浴びたことに対する 単なる”成果を上げられない者”(うだつの上がらない他の研究者)達の嫉妬とねたみ、そしてマスコミが心の底に持っている本当の差別 「女性だから・・・・」と言う見下しと軽視を元にしているのではないだろうか?

だいたいにしてあの会見会場は十分な明るさがある、 照明も当てられていて、今のカメラ性能なら普通に撮れる物なのに、ワザワザフラッシュを大量に焚くというのは見方を変えると、間接的脅迫、いや完全なる嫌がらせと 集団いじめだ・・・・

 

研究に男女云々は無い、 科学的データと結果に男女差が生じる事はあり得ず、純粋に論理的結末が有るのみの事だ。

僕は完全なる男尊女卑主義者(本能を基にした)であるがゆえに、そうした視点から見て 小保方さんという研究者としての活躍を心から賞賛している。

また、この先も頑張ってもらいたいと思っている、

 

この世の中は残念なことに 男女平等論者が口で言うのとは全く違う現実に換えられてしまっているのが当たり前で、本来なら男女が持ちうる性差(本能の差)をきちんと、そして正しく認識することによって自然かつスムーズに行くべきものが、 無理矢理に糞味噌一緒でなければならないという偽善論者達(特に左翼思想とフェミニズム)の言葉と、それを無思考で受け入れて平等を気取る、似非平等論者で徹底して歪められていることが多い。

そうした世においては、 残念ながら女性の持つ良い面を殺して 男と同じように振る舞う必要があり、そんなことにくだらないエネルギーを割かねばならない女性研究者というのは

誠に大変だと思う。

 

研究は極秘が多くて当然、すなわちコアとなる部分を全面公開することは、 将来この国の大きな財産となる特許に膨大な影響を与える。

馬鹿なマスコミによる批判でそれを安易に公開するは、 今いる自分たちの子供達、そしてその先の世代にのこせる財産を粗末にすることであると僕は思っている。

 

このまま潰されずに、なんとか頑張って研究を継続してもらいたいと、僕は願うんですね。  頑張れ~ 小保方博士。