家に届いた エアコン用の マニホールドゲージキット と 真空ポンプ。
さっそく全部出し、細かく品を見たところ、 安い理由が解った。 あはは
ゲージの高圧ホースの一部に軽いキズがあるのと、高圧ゲージの針が少しずれている。
ブルドン管方式なのは解るので、特段問題有りません。
精密測定するわけではないし、少しくらいのズレなど僕には関係ないし、高圧ホースのキズも至極浅い物なので、やはりどうでも良い。
真空ポンプの方は本体横のモータ放熱フィンにキズがある。 ふ~ん・・・てな感じ。
そうした見てくれや多少の事は全く気にしない正確故、値段が安ければ全てOKなのが僕。
キズ有るからどうのこうのと、 見てくれでゴシャゴシャ言う様な 粘着的神経質性が全く無いおおおらか?な僕(爆笑)
真空ポンプはシングルステージで、 特段2ステージで有る事要求する必要性も云われも無いので、これで十分。
早速 操作忘れ?をしない(特に2番)ように、ステップの番号をマジックで書き書き。
一は絶対に欠かせない油量チェックでして、 当たり前ながら、まず最初に添付してきたコンプレッサーオイルを規定レベルより少し上まで入れます。
コンプレッサーの操作自体はとても簡単で、 ①の油量をチェック(黄色丸)したら、次に②の赤矢印で示したキャップを取る。
これ忘れるとモータ始動とほぼ同時に、キャップと中身がどこかに吹っ飛んでいきます。
取り扱いが簡単故に忘れやすですから、番号をあえて付けるんです。
③ 最後に本体後の電源スイッチを入れれば ぶるるるるるるるr・・・・ と動作する。
今回、ゲージの気密性チェック(非常に重要)のために ゲージだけを接続して、真空引きの後にしばらく時間を置いてみてみましたが、 きちんと密封されており ゲージ本体もポンプも、全く問題が有りませんでした。
ちなみに真空ポンプには 逆流防止弁がついていますので安心。
*注意:このテストで気密が駄目だとわかれば、すぐに返品をせねばなりません。
ゲージキットの方は 下の写真の様に普通のパーツが入れられたもので、コネクタや缶切りなどが入っています。
バルブ部を拡大します。
缶切りは多少いい加減な造りではありますが、 使う分には全く問題なし。
まず、緑色ノブの付いたニードル部を フランジから取り外し、 フランジ(水色矢印)を缶に取り付けます、
黄色矢印の用にきっちりと爪が缶にはまっていることを確認したら、 緑矢印のレバーを動かして固定。
そしてニードル部の緑色つまみを、一番出て止まるところまで廻しきって(これが封止状態)から、ニードル部をフランジにねじ込む。
ニードル部の底部分にはパッキンゴムが有り、 フロ缶の口トップに当たるまでねじ込む。
*バカみたいにねじ込む必要は無いので注意。
この段階で使用準備OK。
ゲージをしっかり組み立て、黄色ホースに取り付けたら、緑のノブを廻していけば針で穴が自動的に開いてフロンが出て来ます。
緑色のノブを一番出るところまで目一杯回せば、蓋を閉めるのと同じになり、フロンは出て来ません。
そんな感じで使いますが、 このブログではマニホールドゲージの実質的な取り扱い説明を記事にしません、エアコンにつないで高圧のバルブを変な風にあけるとフロン缶が爆発する可能性があり・・・なのでここまでの単なる紹介まで。
参考までに、高圧ゲージを使わなくてもエアコンの基本メンテナンスは出来ますので、知らない人は使わない方が良いです。
最後に、ゲージキットには使い方の簡単な日本語説明書が付いてきます。
一番最後に、高圧ガス機器の知識が無い人は、しっかり勉強したのちにエアコンを触りましょう。
知らずに触れるほど恐ろしいことは有りません、 これは科学技術で出来ている全ての
機械類にいえることですけど。 大けがや下手すると命に関わる物はそこいら中にありますから。