先週の土曜日にパジェロのドライブブーツ交換をしましたけど、その前後にやった作業の、今頃掘り起こし&アップとなります。
真空ポンプ込みで約1万円と、格安で手に入れられた、エアコンゲージ。
何となくエアコンの効きが悪かった1994年型の DodgeRAM Van B350 (5200 CC マグナムエンジン)と一応パジェロミニも作業しました。
フロン R134は、すでに家へ届いていたので 早速ダッジのガス圧を測定をしてみたら、やっぱり低い・・・・・
R12に比べて R134はガス圧が高くいうえに分子構造が細かいのでフロンが逃げやすいんです。
しかし、年式考えるとよくこれまで持っていたな・・・・とも、思える。
20年近く一度も補充無し&トラブル無しで来ている事自体も凄いと言えるかな てへへ
さっそくゲージを接続してエンジンをかけると、エアコンを目一杯効かせて圧を測ります。
高圧側のポートが規格違いなのかコネクト出来ませんでしたので下だけ。 低圧側だけで十分なんです。
う~ん・・・・
下が1bar・・・・・・ どうりで冷えが今ひとつの訳だ・・・・
ちなみに 1bar(バール)=10Mpa(メガパスカル)=約1Kg/Cm2=750mmHg
1Mpa=約10Kgf/Cm2
エアコンシステムの大体の圧力ですが。
家庭用エアコンに多い R410は 低圧で0.5~1.0Mpa(5~10bar 5~10Kg)
高圧 2.3~3.0Mpa(23~30bar 23~30kg)
旧式の家庭用エアコン R22は 低圧で0.35~0.6Mpa 高圧 1.5~2.0Mpa
車用 R134は 低圧で1.5~2.5Mpa 高圧で14.5~17.5Mpa
*高圧側の圧は、記事では逆ですが、先にやったパジェロ測定時の中途半端な残りですので無視してください。
そこで、フロンを補充して 下が2bar(0.2Mpa 約2Kg/cm2)になるまで補充。
もう少し入れようかと思ったんですが、 エアコン吹き出し口に温度計を置いて見ていると、
MAXで8度まで下がっている。
不用に補充すると燃費とエアコンシステムに無理をかけるので、その程度で終わらせます。
補充はいつでも出来ますから
ゲージの扱い方や補充方法等を詳しく書きたいのですが、実のところ 高圧ポートを下手に開けるとフロン缶に逆圧かかって爆発する事が有るんです。
フロン缶を手で握っていたりしたら、下手すりゃ指が吹っ飛ぶこともあるわけで、笑い話じゃ~すまない。
なので申し訳ないのですが、割と整備などを詳細に取り上げるこのブログであっても、さすがに書けません、ゴメン・・・・
あと、今回室内側の空調パネルにある、クールからホットまでの吹き出し温度を調整するレバーを操作していたら、途中でブチッ! という感覚が有った。
あれれ?と思い、バラしたら、空調ダンパーのワイヤーが切れていた・・・・・・
あちゃ~・・・・・と思うんですが、とりあえず今日は修理出来ないので、それは又後日。
なので、ダンパーワイヤを外し、手で冷房側に切り換えました。
しかし・・・・・バカみたいに冷える。 昨年は真夏に信号で止まっているとぬるい風邪しか出てこなくて、走っていないと冷えなかったので大変でした。
もっと早くやればよかったな~
ちなみにパジェロミニの方も少しだけ補充しました。 黄色矢印が低圧ポート 赤矢印が高圧ポートです。
測定すると高圧側圧力が少し低い。 17万キロも走っていますので、コンプレッサー内部がやれてきているのかも知れません。
症状を見るためにしばらく高圧ゲージの様子を見ていましたけど、 安定しているし変なぶれも無いし、きちんと冷えていますから、壊れるまではこのまま使い続けます。
以上エアコンのガス編でした。
二つの作業併せて、ディーラーなら1~2万円の工賃 、自分でやりましたからタダです、もちろん。
ブーツ交換と併せて、1日で4万円の節約でした。
もしチャレンジしたい方がいらっしゃいましたら・・・・ 参考です。
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