ブログネタが、ね~な~! と、悩む翔 ← 本当か~???(笑)
な訳で、今日は新しく買った中古メタルランタンと、普通のランタンとの比較。
現在僕が使っているのは、馬鹿みたいに明るいノーススター(コールマン製)と、 怪しい中国製の BL300-F1 というランタン。
BULINという名前?(多分)なのですけどね、モロにスノーピーク製のランタン”天”をコピーした製品。
https://store.snowpeak.co.jp/page/62
ところが、色々とネットを見ていると、コピーのくせに、いやコピーだからこそ???トラブルが少ない?様で、精度がいい加減なのが逆に幸いしているのかまでは判らないですけど、ガスラインが詰まる(らしい)トラブルというのがまだ一度も起きていない。
今日は、そのまがい物?との比較をしてみたいと思います。
まずその前に、以前の記事を引っ張って、OD缶に例のガスアダプターを介してSTG-00を取り付けてみた。
なんか、スターウォーズに出てくる建造物みたいだな~と・・・・
当たり前ですが、OD缶のほうが直径のある分、メチャ安定性が良くなります (笑)
話を戻して、BULINとSTGのツーショット写真をパチリ。
発光体の大きさの違いが簡単にわかりますよね、BULIN(左)は普通のマントル。 STG(右)はプラチナ製で、BULINの方がはるかにデカイ。
これ見ただけでBULINの方が明るいだろう・・・・・・と
それでもSTGの輝度が高けりゃ~、小さくてもなんてこと無いのですけど、どうだろう?
まず室内で点火してみた。
余り変わらない様に思えるが、BULINの方が後ろの壁に反射している光が多い。
STGはリフレクターが有るので、暗くても当然ですが。
次はいよいよ暗所。
並べてみた感じでは、両者には大した差が無いように思えるのですが、流石に二つ点灯していると、明るい事は間違いない。
このままだと、両者にどのくらいの差があるのかが判らないので、片方ずつ点灯させてみる事にしました。
比較しやすい様に、七味唐辛子の小瓶を置き、というか転がっている(笑)んだけど、これでキャンプテーブルの状態を模して、どの程度見えるか?を検証です。
まずはSTGだけ
リフレクターの関係で前面が明るくなるので、小瓶の方に向けた状態。
瓶のラベルにある大きな文字が読める程度の明るさ。
そして次がBULINだけの点灯。
比較も何も有ったもんじゃない、圧倒的に明るいじゃん!!こっちの方が 爆!
倍くらいは違う感じぞなもし。
唐辛子瓶のラベルにある小文字さえも良く読める。
BULINは、一応80W相当の明るさらしく、 対するSTGはブタンガス(カセットガス)で70WというのがSOTOの性能諸元。
いやいや、ぜんぜん違うよこれ。
BULINの方が明るすぎるのか? それともSTGの方が暗すぎるのか?
よく判らないけど、軍配はBULINに上がりました。
明るい分、BULINのガス消費量が多いんじゃないか?と思うけど、原型となっているスノーピークの”天”は35g/hで、カセットガスが250gですから 6~8時間は持つ事になる。
対してSTGは 250gで6~6.5時間となっていて、それぞれのランタンの最高光量での、ガス消費量にはあまり差がない事になる
実際にBULINをキャンプで使用すると、一本で2日間は使えており、さらに、光量をだいぶ落とすと(ノーススターのデカいランタン使う時など)3日間は持つ。
この使い方が僕には多い。
時間にして10時間前後ということになるのだけど、この時のBULINの光量は、多分STG位の明るさであろうと思う。
ガラスの細い繊維で高熱に強いマントルより、プラチナという発光体を使っているが故に、ある程度以上の温度には上げられない金属メッシュの方が、光に変換される効率が悪い(熱として放出される)のは当然とも言える。 かな?
かといってデカイ発光体にしたら、価格が・・・・・ プラチナだもんね。
どちらがいいか?というのは使い方によってだいぶ異なってくるので、用途を考えて使わけるのがベストですから、明るいから一方的に優れているとは言えない。
さて、明るさ主体の比較テストで余りにも明確に比較結果が出てしまったので、これ以上特に書くことは無くなってしまったな・・・・
そうだな~ 少しだけ違う話をしてみますね。
上に書いた、BULINの光量を落としての使い方ですけど、それは虫の飛来と関係があるんです。
海沿いのキャンプはさほどではないのですけど、少し山でのキャンプをすると、
明かりに吸い寄せられて、沢山の虫達が「コンニチハ!」してくる。
特に害の無いやつなら良いのですけど、 蛾や 毒を持つ類、 羽虫がごっそり現れるのが普通で、テーブルの上にノーススターなんぞを載せていたら、食事どころではない。
さらに、酔っ払っていたりすると、コップの中に飛び込んだのを飲んでしまって驚くなんて事も有る。
それを防ぐにはどうするか?というと、 輝度の高いノーススターを、テーブルやテントから離れた処に置いて、 テーブルの上のBULINをロウソク程度にまで光量を落として使うんです。
そうすると、虫は全部明るいノーススターの方に集まり、人の居る暗い方には殆ど来ない。
テーブルは暖色系の柔らかくて穏やかな光だけで照らしだされ、雰囲気もよく、なにより落ち着いて食事やお酒を楽しむことが出来る。
長年アウトドアをやっていると、経験的に無意識でこなしていることが多いわけですけど、これも一つの経験的知恵です。
さてまとめ、STGはその取扱の利便さが最大の魅力、このランタンが僕のキャンプ生活?にどう浸透してくるか?はまだわからないけど、この先上手に付き合っていけたらと思っています。