シーズンもあと少しで終わり・・・・自分の場合、10月になるとほぼ乗ることがありません。
温かい南の風がガンガンと入る! そうした一番良いときだけを楽しむ。
理由は簡単、寒いときに乗りたくないから。
だからこそ長く続けてられるわけでして、体育会系ブラック部活よろしく、歯をガタガタ言わせながら、「真冬に乗るのがウインドサーファーだぜ!!」なんちゅ~思考は一切無し。
別の言い方すると、実に”我が侭で贅沢”な人間という言い方もあります。
ただ、あくまで趣味ですから、 ウン
そんなわけで、 今年は太平洋高気圧が定位置よりずっとアメリカよりに行ってしまっていたおかげで、
大陸に高気圧が発生、しかしながら太平洋高気圧が強くてその高気圧も動けない。
高気圧と高気圧の間には絶対に低気圧が出来て来るわけで、なんとそれが日本列島の真上にどっかりとお座り。
当たり前ですけど、そんなんだから35度連発で、低気圧直上故に無風+雷多発。
ある意味、風と無縁のスポーツやイベント、水遊び含む夏の遊びには最高だったわけですが、僕みたいなウインドサーファーにとっては最悪の夏。
なんせ、風が無きゃ~走らない乗り物なのでして、故に、炎天下の日向ぼっこなんていう日ばかりが連発。
最悪だ~!と空を見上げても、 寄ってくるのは雷神様と大粒の雨ばかり。
そんなわけで、7月8月と殆ど乗れなかったわけですが、8月の末ころから、太平洋高気圧がいつもの位置に移動してきてくれて、ここに来てやっと? 風が入る様になってきました。
9月末まで乗るとするなら、残すところ半月ばかりとなっているわけですが、なので、金曜日に休みをもらってウインドに行く事に決定。
できる限り沢山乗りたいので、海では無くて湖のウインドキャンプにしました。
ゴシャゴシャ書いても仕方ないので、簡単にまとめると、今回の3日間は最高の一言でした。
朝の3時半に出て、ゲレンデに到着したのは5時
当たり前ですが、殆どキャンパーはいない。
キャンプ上の、下側は明日から貸し切りになるので、 上の一番良い場所を確保できました。
ちなみに肝心の風の方は?というと、この日(金曜日)は朝の10時から午後2時まで、お昼を食べた15分を除いて
12.0でジャスト、
ちなみに、僕の場合は普通の人が8点台を使うときに12.0です。
本当に楽しかったのですが、撤収時に愛用のブームX9のブームクランプが壊れかけているのを発見。
ブームはセイルを身体を繋いで、ハーネスラインを掛ける部分でも有り、凄まじい力が加わる部分なので段々と壊れてくる。
このまま明日乗ると間違いなく空中分解?するので、明日はこれを応急処置するか、セイルを小さいのにして
違うブームを使うかになりますが、どうしようか?
土曜日は、 昨日同様に最高の風が朝から入ってますが、 午後からオーバー連発。
ブームの方は一晩応急処置を考えていたので、それを適用して出ましたが、しばらく様子を見てとりあえず大丈夫みたい。
ただ、昼近くからオーバーになり始めて、ただ、意地っ張りな???ところが有る自分の正確のせいか、
セイルを張り替えずに 12.0でひたすら飛ばしますが、最後の方はセイルを落としまくり。
昨日散々乗ったのも有って、疲労で身体と腕が持たん・・・・ のです。
つ~わけで、朝の9時半から、午後2時半まで、お昼を食べた15分+15分休みを除いてずっと乗ってました。
岸に戻り艤装を解除していたら、案の定ブームクランプがちぎれていました。
念のためにシートで力の方向を考えて補強縛りしていたので良かったです。
沖でぶっ壊れたら、 セイルとボード引いて泳いで戻ってこなければならなかった可能性が有るわけで、少し冷や汗。
まあ、無事だったので(笑)
完全にブームの方は修理しなければならず、しかしながらこの年式のブームクランプが現在あるかどうかが不明。
先週のウインドの時にショップにパーツを頼んでおきましたが、他の店では”生産未定”と返事を頂いているので、
Xシリーズの中古ブームから流用できる中古を探さねばなりません。
とりあえず行きつけのショップに連絡して、 マウイセイルのフォーミュラーブーム 230~290を確保。
でもって最終日の日曜日。
昨晩から雨がぱらついたり、朝方にかけて多少降ったりもして、夜中も結構風が入っているのが
わかる感じで、 案の定、朝から風速13m越え。
沖でうさぎが跳びまくっているので、こりゃ~12.0なんかで出たら死んでしまう・・・・
最も、ブームが壊れたので、使えませんが(笑)
セイルサイズでかなり悩みまして、9.0で行けるだんべ!ということで、愛用のLX7 9.0にて朝の8時半に出撃。
出てみると、手前は10m 真ん中で13m、 残り1/3で湖面が小波立ちまくりで多分17mくらい。
自分が出るすこし前に、対岸から出撃したセイラーはセイルサイズが4.5から5.0、大きな人で6.0くらい。
出てすぐに気がついたのは、始終風の方向がシフトすること、 このゲレンデの強風時の特徴の一つで、
今回は振れ幅がかなり大きく40度くらいでポンと風向き変るわけで、それ以外は15度くらいで始終変化する。
なので、張り倒されたりもあって、あともう一つはセイルのセッティングが今ひとつでかなりコントロールに苦労。
明らかにダウンの引きすぎと、アウトのこれまた引きすぎで、板みたいなセイルとなっていて、それがよけに乗りにくくしている。
ただ、乗っている自分としては楽しい方が優先してしまい、再セッティングで戻ったのは10時くらい。
再出撃で激的に性能が変化して乗りやすくなったセイルとなり、こうなると無敵ですが。
ブローの方は逆に大人しくなってきてしまい、ただ、岸から対岸まで比較的同じ風速になりつつあるのと、
シフトが激的に少なくなり、乗りやすい。
フォイルで飛びまくりで、これもまた楽しい! 自分の場合は微風でフォイルでは無くて、強風であえてフォイルでフライトします。
へそ曲がりな性格がここでもそのまま出ておりますです。 へへ
ただ・・・・・・・今度は自分の身体の限界が来てしまいました。
11時頃にはセイルを落とす事が多くなり、 時々来るブロー下でのジャイブ失敗が増え、
こうなると危険性が一気に増すのは経験済みです。
また、デカイ青たんを顔に造りたくも無いし、下手すりゃ~大怪我するので、惜しいですが11時半には終了させました。
乗れたのは3時間程度でしたが、満足度は120% 最高の一日。
道具を片付けて、車に戻りお昼を食べるとすこし休憩。
折りたたみ椅子を少しリクライニングさせていると、風が気持ちよくて気がついたら1時間ばかり寝てしまっていた。
もう帰宅の時間(混む前に帰りたいので)だったので、そくさくと残りの道具を車に詰め込み、最後に綺麗な湖を見ながら感謝。
もう一回くらいこれるかな~、と思いつつ帰りのハンドルを握る翔でした。