帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

西湖ウインドキャンプ リベンジ のハズだったけど・・・・3/3

2014年08月24日 | ウインドサーフィン 

なんだか知らんけど馬鹿みたいに寒かった夜、 車の中であの寒さじゃ~テントの人たちは大変だろうな・・・・・ と。

目が覚めたのは朝の7時で、 窓から外をみてみたら、子供連れの家族がカヌー? カヤックがもう湖の真ん中に出ている。

なはは・・・・ 元気   だよね(笑)   たぶん子供達からせっつかれたのだと思うけどお父さんは大変だ。

朝飯は 冷えたサトウのご飯に ベーコンエッグと カップラーメンを味噌汁代わり。

ウインドをしていると体力消耗が激しくて、 普段よりたくさん食べる、 いや食べないと体が持たない。

 

食後にコーヒーを飲むと、 風が上がってくるまでしばらく時間があるけど、何しようか?

*醜男なので上半分だけ公開(笑)。 スマホで撮ってもらうと画質が今ひとつだな~、あっ!写っている対象物は元々粗悪品ですから、お気になさらずに(爆笑!)

 

どうしょうか?と考えて、 そうだ!ボードを船にしてオールで湖半周してみるか?という気になってくる。

さすがに、薄曇りなのでウェットを着てないと厳しく、それでも時間が有り余っているので沖出しをしてみた。 

まったく風が無い湖面は鏡のよう、 静かにオールで漕ぎつつ対岸近くまで渡り、その後岸沿いをぐるりと流すけど、 カヌー教室なんかをやっていて、 皆不思議そうに僕を見ている。

向こうからしたらボードの上でオール漕ぐ姿が珍しいのでしょうね。 

こくりと頭を下げて、軽く挨拶すると そこから移動。

次に近づいてきたのは カヤック達で、小回りのきく小さい船体にのった若者が 対岸のキャンプ場前にて 練習している。 

部活かなんかかな?と思うけど、 皆横目でこちらを見て、なぜか余り愛想が無いので 撤退(笑)

そろそろ戻るか・・・・と思い始めた頃、 すーっと風が入り始めた。

およよ! 来るかも! と思った僕は急いで車のところへ。

ボードを岸に上げると 隣の2家族が撤収作業中。

僕は?と言えば マストとセイルを出し 昨日同様に10.0をセッティング。

出たところで運良く適度に噴き上がり至福タイム。  た~だ!ジャストの風入ったのは15分程度、 数回対岸との間を往復したら突然の風落ち。 

あ~あ・・・・と思いつつ 道具を係留して 再び風待ち状態。 

どんどんと周りのキャンパーが居なくなり、やおら寂しくなるけど、 こちらはウインドがメインなので、帰りは午後になる。

 

カメラを持ってポツンとなった愛車の後ろ姿なんかを撮っていたら、 少し離れたところにいる家族連れキャンパーが何か騒いでいる、 指で地面を掘ったりしていたので、 ペグが抜けなくなったな・・・とすぐに分かる、

お節介だと思いつつ、 ペグ抜きの工具やらハンマーをもってお手伝い。

あらあら・・・・ たくさんある・・・    このタイプのは抜くことができないんだよな~と思いつつ、かなりの本数を全部引き抜くと、たいそう感謝され、 これお礼です!と 別れ際に一枚の券をくれた。

ありがとう! と言いつつお別れしましたが、 なんとその券 温泉と シャブシャブ料理がついた桜庵といかいうところの ただ券でね~の! おおおおおおー! 嬉しいぜ!

昼の食事をどうしようか?と思っていたので、まさにラッキー くれた家族が神様に見えたぜ!  ぎゃははは!

 

でもって結局1時くらいまで風待ちしましたが、 どう考えても噴き上がる気配なし。

向こう側に見る本巣湖サイドの山も本来有るはずの吹き下ろし雲は無く、こりゃ駄目。

撤収を決めました。 

 

あ~あ、 せっかくのリベンジだったハズが、 今日は全くもってだめ、 仕方ないんですけどね。 15分でも乗れたことはある意味幸運でした。

道具を全部片付け終わり、 キャンプ場を出ると、さっそく そのただ券のところに行ってみた。

ん? ”たかの友梨??” あれ? もう一度券をよ~く見ると そうですあの美容関係で有名なところが経営しているんです。

でもって、ハイ! お察しの通り、 女の子ばかりいる・・・・ 小っ恥ずかしい・・・・ 

まずはお腹が空いているのでレストランに行きますが、 やはり女性ばかりで、 他に男はと言うと数人、 たぶん娘か 奥さんの付き添いという感じ。

薬膳シャブを頼みましたが、 さすがたかの友梨という感じでして、 健康に良い食材を吟味しているらしくて鮮度もよいし味もよい。 肉は柔らかくて上品! ケチ臭さが全く無いんです。

ほ~・・・と  まがいなりにも一流は違うという満足感を覚えて、ごちそうさま。

次は温泉ですが 入り口をがらりと開けると シ~ン・・・・・・・・・    おおおおおおおお

 

誰もいないんか?とタオル片手に湯殿に行くと 年配の紳士が数人居ただけ、

露天もあり、 お湯の色はハーブの薄いグリーンで彩られて、 向こうにはテレビと その下にくつろぎ用の畳が引いてある。 びっくり!

お湯も 洗い場も 香りが良くて、 まったく不快を感じさせないし、油温も適度で、 サウナも綺麗で、 どれをとっても最高。

温泉だけの入浴は 土日祭日 1500円、 平日1200円 とのことだけど、 夜7以降は500円引きとなる。

西湖にあるしょうもない温泉のケチ臭さや、変な臭い、+やかましさに比べて全く、いや爆違う。

夜に入れば1000円なので、 その西湖の温泉が900円すること考えたら、 100円の差などどうでもよいほど。

自分は美容関係とかまったく無縁で、たかの友梨といえばテレビくらいでしか知らないけど、

今回はひたすら驚きの連続でした。 

さて、体も温まり(なぜか不思議と良い臭いがするんですね)お腹も満たされた 4時前に高速道路へ。

 

ん? 事故 大月までで渋滞6キロ 大月に来たら 電光掲示板真っ赤っかで2時間以上としか表示が無い。

最悪だ~! 

 

結局帰宅したのは10時近く、いい加減うんざりですけど、 こんなに爆込みすることがあらかじめ分かっていたなら、 高速乗る前にビールとメシ買ってくれば SAで一晩明かし、

早朝のがら空き高速道路で家に帰れたのに・・・・

 

まあ、それなりに楽しめたからよしとするか!    ねっ!  てへへ

 

SCANDAL 『「Departure」MVワンコーラス』


西湖ウインドキャンプ リベンジ のハズだったけど・・・・2/3

2014年08月24日 | ウインドサーフィン 

朝目が覚めると、外は快晴。 

ただ、常に天候が変わるのが山なのでどうだか・・・・・ と思っていたら、案の定、30分もしない間に普通の空になってしまった。    糠喜び (笑)

相変わらずへんちくりんな前線が日本上空にいて、 たまたま関東は太平洋高気圧がまだ頑張っているので良いけど、 他のところは大変だ。

蒸し暑かったので窓を開けて寝ていたけど、昨日の夜に突風が結構吹いて、テーブルの下のゴミが気になっていた。

起きるか~ と、スライドドアを開けて外に出てみたら、 あんれま!! ゴミ散乱????してるでね~の!   あれ? あれれ?

家のじゃ~無いぞい?   テーブルの下にきちんと有るじゃん!   と言うことは・・・・そこでやっと理解。

昨晩は真っ暗闇の中で、ガスランタンの光しかなかったので気がつかなかったのですが、 誰かがバーベキューしたまま放置してあったゴミだったんです。

なんつ~か 酷い物です・・・・  「ふぅ~」  さすがにそのままにはしておけないので、車からゴミ袋を出し、やおら 湖畔清掃作業員に変~身!   ボランティアマンと呼んでくれ  ぎゃははは!

缶瓶、 ビニールペットボトル 紙ゴミ&なぜか落ちていた男物下着???? (何で俺がこんな物を・・・・) を分別して終了。

それ終わると朝色の準備、 ガスコンロ出して まずはコーヒー   これが無いと一日が始まらないんです、僕は。

特段急がないので ゆっくりと朝食準備、ガスコンロ出してお湯を沸かすとご飯を温め缶詰とインスタント味噌汁、海苔でおなかを満たす。

「静かだな~」とそよ風と虫の声を楽しんでいたら、 来たよ・・・・  どんどんとやって来る例の人達。

 

以前どこかのテレビで、 犬を調教したり、遊ばせる絶好の場所としてここが紹介されたらしくて、それ以降必ず週末にやってくる愛犬家?達

これが2~3匹程度なら いくら僕でも問題とは思わない、 2~30匹 車数十台、飼い主 家族含めて5~60人が写真の広い敷地すべて(写っているのはまだ1/3程度)を埋め尽くすんです。   犬の声と飼い主の声のすさまじさは実際に現場にいた物で無いと解らない・・・・・

 

やおら不快になってくる僕ですが、   なんでなのか?という面においてさらに追い打ちをするのは、全く躾が出来ていない犬を放置する為に来ているようなもので、 勝手に走り回るし糞はするし、   下手に子供がおにぎりなんかを持っていると飛びかかったり、 唸る、吠える、 犬どうして喧嘩する、 飼い主の怒号と呼び声ばかりが湖畔に響き渡り、 挙げ句の果ては 飼い主同士で言い合いを始めたりと、この数年はずっとその状態。

しかもこの時期は南の風が入り、 湖に飛び込んで遊ぶ犬の毛が湖面に多量浮遊して隣のキャンプ場に流れていく・・・・・

そこでは子供達が遊んでいるわけだけど、 不衛生そのものだし、ろくにしつけられていないがゆえにいつ噛まれるか分かった物ではない。   

隣のキャンプ場は そうした犬の侵入を野放しにはしておけず、仕方なしに本来許されていないはずの湖の仲間で杭を打って侵入を防いでいる位だ。

 

湖畔は誰の持ち物でもなく、すべての人たちの共有財産だけど、こはたしてこういった事はどうなんでしょうね?

 

あまりのやかましさに不快MAXとなり、そくさく片づけると すぐに今日の宿泊予定であるキャンプ場へ移動。

出来るだけ水際に車を駐めると 設置作業開始。

セッティングも終わり、一応は落ち着くと 段々風が吹いてきた、 「おっとと・・・・」あわてて道具を出してセットするけど、たぶんセイルサイズは11でジャスト。

 

*写真は隣にテントを張っていた年配夫婦に今回頼みました。 適当にとってテーブルにカメラを戻してくださいとお願いして出艇。 木下さん夫妻 ありがとうございました。

 

湖に乗り出してみると 走っているウインドサーファーは少なくて、 遙か先の別ゲレンデに数艇、 こちらサイドは僕ともうひとりくらいしかない。   

セイルサイズの関係でまだ出てこないんです。

初めこそどうかな?という風でしたが、 途中からジャストのブローが入り始めて、ガンガン湖面を飛ばします。

1時間半くらい乗っていたら、段々風が落ちてきて止るくらいまでになってしまった。 うむむむ

 

キャンプサイド側はオフ的な風なので、ややっこしいのですが、 とりあえずは無事帰着。

ちょうどお昼だったので、 トマトを切って、ステーキ肉を出すとサイコロ状に切って、スパイスと塩で味付け。 

飲み物はノンアルコールのビールです。 簡単で美味しいステーキランチでした~!

 

さて、午後ですが、 昼食を食べ終える頃に再び風が入ってきた、これおそらくサーマルウインドです。

「おっしゃ-!」と気合いを入れて 爆走!と思ったらマストが 

岸からやく50mのところで、ズドンという音と供にお亡くなり。  一本数万円が・・・・  おおおおお

 

「くそ~!」 と、何ともいえない気持ちのまま何とか戻り、すぐに10.0をセットして再出撃。

*折れたマスト

しかし、多数のキャンパーがいて、 どうしても出るときは目立つのですが、出艇してすぐにマストが折れると恥ずかしいのなんのって・・・ 

えっ?自意識過剰ですって?   あはははは!そうかもしれません。

 

さて、今度は10.0で出張ります。

先ほどより風も吹き上がり、 かえって11では無くて10の方で良かったかも・・・ と思いつつぶっ飛びます。

*ストリーム航跡が出るフルスピード状態、いわゆるハイパープレーニング

そのまま約2時間ほど楽しみましたが、段々とオーバーになり始めた、 風が相当に強くなってきていることが、たくさんのセイラーが出始めた事でもすぐにわかります。

見ているとセイルサイズは6~7.5くらいで、そろそろ やばいな~という風域に達した頃に、危険防止という点から岸に戻りました。

セイルを7.5に張り替えて出ようかどうしょうか?としばらく悩みましたが、実のところセイルを3回張るのは結構かったるいんです。  出来ればこのセイルのままがいい。

ただ、湖面に白波が立ち始めると 6点台のサイズなので、10だと怪我するしと悶々。 

 

しばらくしたら落ちてくるかな?と思って待ってましたが、案の定3時にはすとんと風が落ち、このゲレンデの特徴でもある、落ちはじめると見る間に風が無くなるという事もあって、再び出ようとしたら案の定無風になりました。

まあ、仕方ない   てへへ

*片付け中

夕飯はジンギスカンで、 洗い物やら準備やらをやっていたら、 雷雨がやってきた。

結構な雨で、 運良く準備も終わったので ビール片手に雨の西湖を楽しみます。

 

薄暗くなってきた頃に雨も上がり、 本当は炭火でやる予定だった焼き肉はガスコンロ+ジンギスカン鍋に変更。

ランタンに明かりを点しての食事となりましたが、 今日はやけに寒くて、だんだんと耐えられなくなってきた。

そこで暖を取るのを兼ねて、 自分のゴミの中と、朝拾ったゴミの中で燃えるのを処分するために ファイヤーピットでたき火をし始めると、いかにもキャンプらしい時間。

飲み物をビールから SKYYとかいう ブルーの瓶にはいったウオッカベースのに変えてしばしのぼ~っとした時間。、

殆ど燃え切った頃に、 昼間の疲れもあるのでだんだんと眠くなってきた。

さて、おなかも満腹だし、 体もほどよい疲れなので、 おやすみしま~す! 

 

*いつまでも子供の頃の自分が抜けきれない僕ですけど、一曲紹介します。  満天の星空と合う曲です。 

SCANDAL 『夜明けの流星群』