帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

真夜中の蝉

2014年08月07日 | Weblog

家が林のすぐ隣で有ることは以前からこのブログで書いていますが、 真夏の真夜中になると これが結構不思議な状態になる。

エアコンをつけなくても何とか寝られる気温だと、 網戸にして寝ているわけですが、 ほぼ一晩中 チチッ! とか ジッ! という声が聞こえて、更には飛ぶ羽音やどこかに衝突して落ちる音とか、 ぶつかり方によってジージージージーと例の声で叫ぶ声が聞こえてきたりと・・・・

蝉というのは夜昼かまわず行動する生き物なのだろうか? 

昆虫学者ではないので、その辺は詳しく知るよしも無いけど、 とにかく賑やか。

ときおり 鳥らしきものに啄まれているやつもいて、 あんなの美味いんか?  と食べている鳥さんに聞いてみたくもなる。

 

果してそれが一部なのか 全部なのかは当然分からないけど、 もし寝るという行動が蝉に無いのなら、 昼間だけしか鳴かないというのも、なんか不思議な話でもある。

寝るのなら、真夜中の騒ぎは寝ぼけてやっているんかいな? (笑)

 

朝の4時頃になって微妙に空の色が 藍色から 濃いブルーに変わり始める頃、 まずはヒグラシが鳴き始め、 その次に ミンミンゼミ 最後に アブラゼミとなり、一時的に全部がオーバラップする一時が一番やかましい。

この夜明けと供に始まる順番は変わらないので、 本能というのが蝉にも有ることは解るのだけど、ガランドウの躰の中には 鳴くための器官と 飛ぶための感純な筋肉しかない生き物。

故に 脳のサイズは無いに等しい事はあらかた予想が付くわけで、 思考力ゼロの本能だけで生きている状態?・・・・  ウムム

 

蝉の一生のほぼ99%が暗い土の中で黙って過ごしている訳だけど、 最後に来る ほぼ1週間程度の地上生活は、単なる繁殖の為だけの物なわけで。

「寝てなんかいられね~ぜ!」と 24時間戦えますか的乗りでメスを追っかけてハッスルしている雄ゼミは、 ドーパミン出しまくりの、いわゆる逝ってしまってる状態ってことかいな?

夜昼寝ずに動きまわり、太陽の下で大声で大合唱している思考力ゼロで本能丸出し というのは人間の女性的感覚からすればそうとう変(嫌)だと思うけど、

いやいや 24時間戦える優れた身体能力と オペラ歌手の様な美声、そして邪心の無い美しき人間性(セミ性)と言う方向に解釈すれば、 いけなくは無いか?   

 

と、どうでも良いことを考えてみたりもする。     だはははは!