JBBY国際講演会
"アライバル"―新世界へ
ショーン・タン 作品を語る
2011年アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞した
オーストラリアの画家、ショーン・タンが来日します。
-------------------------------------
● 日時: 10月22日(土)18時~
● 場所: 津田ホール
東京都渋谷区千駄ヶ谷1-18-24
JR「千駄ヶ谷駅」すぐ
● 参加費: 1,000円
【プログラム】
第1部
「The Lost Thing」上映(字幕付)
ショーン・タン氏講演
第2部 対談
ショーン・タン氏×柴田元幸氏(アメリカ文学研究、翻訳)
【申込方法】
氏名・ふりがな・住所・電話番号を明記の上
はがき・FAX・メールのいずれかの方法でお送り下さい。
> JBBY事務局宛 〒162-0828新宿区袋町6番
> FAX 03-5228-0053
> info@jbby.org
【共催】
JBBY、津田塾大学、河出書房新社、今人舎
【後援】
財団法人大阪国際児童文学館
【協力】
ショートショートフィルムフェスティバル&アジア
http://www.jbby.org/news/index.html?c=4#95
--------------------------------------
●ショーン・タン
現代オーストラリアを代表するイラストレーター、絵本作家。孤独や不安、自己存在の意味などを問いながら、人生に秘められた美しさ、世界への驚き、人々の築いてきた歴史の1頁などを、確かな筆力で物語る。
主な著書
「レッドツリー」(今人舎 2004)
「アライバル」(河出書房新社 2011)
「遠い町から来た話」(河出書房新社 2011)
●柴田元幸(しばたもとゆき)
東京大学大学院人文社会系研究科教授、アメリカ文学研究、翻訳、エッセイスト。
トマス・ピンチヨン「メイスン&ディクスン」の翻訳で、第47回日本翻訳文化賞受賞。
sprawlは「不規則な広がり[伸びかた]、(都市などの)スプロール現象」の意味で使われる。
今日のGetUpEnglishは、この表現を学習しよう。
urban sprawl(都市[の無計画な]開発)という表現をよく目にする。
◯Practical Example
"As urban sprawl increases in India, a new threat has emerged."
"Yes, many cities are now infringing on the wildlife of the jungle and plains."
「インドでは都市化が進み、新たな脅威が出現している」
「ああ、多くの都市がジャングルや草原の野生動物の生活を侵害している」
●Extra Point
to sprawl outで、「(手足などを)ぐっと伸ばす」。
◎Extra Example
"What does Tanaka do now?"
"He probably sprawls out on the sofa and reads a manga."
「田中は今何している?」
「おそらく足を投げ出してソファにだらりと座って、漫画でも読んでるよ」
◆講演会及びシンポジウム
講演会:「文学の明日を考える」
講演者:菅野 昭正文学部名誉教授(フランス文学)・文芸批評家、世田谷文学館館長 シンポジウム:「現代文学における「私」をめぐって」
パネリスト:菅野 昭正、安藤 宏(日本文学)、柴田 元幸(現代文芸論、英米文学)、野崎歓(フランス文学、司会者兼)
http://www.alumni.u-tokyo.ac.jp/hcd/event/fa.html#evt-fa019
【日時】 平成23年10月29日(土) 15:30~18:00
【場所】 東京大学 本郷キャンパス 法文2号館 一番大教室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_02_j.html
【会費】 無料
【参加申込】 不要
※一般の方も参加できます。
【問い合わせ先】教務係
Tel:03-5841-3709 E-mail:kyoumu( )l.u-tokyo.ac.jp
※( )は@マーク
cancellationは、「取消し、抹消」。今日のGetUpEnglishはこの表現を学習しよう。
一般的にはアメリカ英語ではcancelation, イギリスやオーストラリアではcancellationが使われるということになっているが、アメリカ英語でもcancellationが使われることがよくあるように思う。
◯Practical Example
"The travel agent just called and told me there was a cancellation on the flight to China I wanted to get on."
"How lucky you are, Mika!"
「旅行会社が今電話してきて、わたしが乗りたかった中国行きの便にキャンセルが出たって教えてくれたよ」
「未佳ちゃん、ついてるね!」
●Extra Point
日本語では「キャンセル」と名詞のように使うが、cancelは英語では動詞なので、くれぐれも注意しよう。
◎Extra Example
"I'd like to cancel my hotel reservation, please."
"Yes, Ms. Iwasaka. There is a 15 percent cancellation charge, however."
「ホテルの予約をキャンセルしたいんですけど」
「岩坂さま、了解しました。しかし、キャンセル料を15パーセントいただくことになります」
sewerは「下水道、下水溝」。
今日のGetUpEnglishは、この表現を学習しよう。
◯Practical Example
"Sewer pipes run in all directions through our Midori City."
"That’s good for the residents."
「わたしたちのみどり市には、下水道が縦横に貫通しています」
「住民にはありがたいですね」
●Extra Point
もう一例。
◎Extra Example
"The local government approved a proposal to replace the city’s aging sewer system."
"The construction is expected to take nine months to complete and cost the city close to two billion yen."
「地方自治体は都市の老朽化した下水道設備の交換工事を行なう提案を承認した」
「その工事は完成まで9か月かかり、費用は20億円になると予想されている」
動詞copeは、「(難局などに)うまく対処する、切り抜ける」。
今日のGetUpEnglishは、この表現を学習しよう。
to cope withの形で使われることがよくある。
◯Practical Example
"Shizuko, I have no idea how to cope with this problem."
"We've never had a case like this before."
「静子、この問題にどう対処したらいいかわからない」
「今までになかったケースね」
●Extra Point
「病気に対処する」という意味でもよく使われる。
◎Extra Example
"Depression and suicide are big social issues in Japan. It is a concern of every citizen."
"Yes. And some of them could cope up with the pressure, but some others couldn't."
「うつ病と自殺は日本で大きな社会問題になっている。国民的問題だ」
「うん。そして重圧に耐えられる人もいれば、耐えられない人もいる」
今日のGetUpEnglishでは、"What was the recent book you've read? Explain what the topic of the book is and why you like to read. Include details and examples in your explanation."という質問にいつもより長く答えてみたいと思います。
I recently read Haruki Murakami’s 1Q84.
1Q84(One Q[Kju] Eight Four) is set in 1984, but the characters move freely over the year and go to another world, which is "1Q84."
In this story, the main characters are painfully in love with each other, but cannot meet until the last part of the story.
They go through several hardships and finally meet at the last scene of the novel.
The book also makes references to the Aum cult incidents in 1995. On a spring morning in that year, the sect members released sarin gas on trains in the Tokyo subway system, killing 12 commuters, seriously injuring 54 and affecting about 1,000.
By reading this book, the readers are reminded of the cult and their horrible actions including the sarin gas attack.
The English version of the novel will be in stores in this month. I am really looking forward to reading this Murakami’s masterpiece in English.
今回は、日本語訳を付けようと思ったのですが、どうしてもうまく付けられないので、日本語訳は省略します。どうかお許しください。
これはレアジョブ(http://www.rarejob.com/)のレッスンで先生に出された問題に対して答えたものを、のちに文書にして、英語便(http://www.eigobin.com/)で添削してもらってから、ここにUPしました。
レアジョブはこのように、TOEIC Speaking and Writing Tests(http://www.toeic.or.jp/sw/)やTOEFLに近い問題を出してくれます。そしてこちらの答えをすべて聴いてくれたうえで、ワンランクもツーランクも上の答えを、スカイプのチャットボックスに見せてくれます。
講師の方はみなさん超一流なうえに、レッスン料が信じられないぐらい安い。
詳しくは、こちらをご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20111002
http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20111002
そして英文ライティングに関しては、「英語便」が現在日本で最高のサービスを提供してくれているとわたしは確信しています。英作文は信用できるネイティブに念入りに見てもらうことが必要だと思うのですが、英語便は信じられないぐらいような安い値段で(半年間約1万9800円)で、信じられないぐらい質の高いネイティブチェックが受けられます。
今回の英文ライティングに関しても、講師の方から、以下の実にありがたいアドバイスをいただきました。次回に生かしたいと思います。
Since most people do not know what 'sarin' is, I think you should be more specific and write 'sarin gas'.
Well written. I'm currently reading Murakami's 'The Windup Bird Chronicles' and I'm really liking it. After reading your review I can't wait to read 1Q84 as well. Nice work!
「英語便」に関しては、こちらをご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20110923
http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20110923
GetUpEnglishをご覧のみなさま、わたしはスピーキングはレアジョブで、そしてライティングは英語便で毎日トレーニングしています。みなさんもぜひお試しください。
レアジョブ http://www.rarejob.com/
JUNK トークセッション
2011年10月28日(金)開演19:00(開場18:30)
鴻巣友季子『本の寄り道』(河出書房新社)&平松洋子『野蛮な読書』(集英社)
刊行記念連続トーク
鴻巣友季子×平松洋子 スペシャル・ゲスト=中島京子
読書の極意、教えます。(新宿編)
名作『嵐が丘』の新訳などで知られる鴻巣友季子氏の初の書評集『本の寄り道』と、食文化や暮らしのエッセイストとして活躍する平松洋子氏の新エッセイ集『野蛮な読書』の刊行を記念する連続トーク。
一回目の新宿編は、鴻巣氏の『本の寄り道』を中心に、本読みの達人のおふたりが読書の魅力・魔力を存分に語ります。
「ジェットコースター・ノベルより各駅停車ふうの寄り道文学が好き」という鴻巣氏と、「本は時空間を突破する魔法の絨毯」という平松氏。
無類の本好き同士の、寄り道いっぱいの楽しいトークです。途中よりスペシャル・ゲストとして、直木賞作家の中島京子氏がご参加下さいます。
また、トーク後にはこのたび刊行の新刊2点を対象に鴻巣氏、平松氏のサイン会も予定しております。
なお、連続トーク二回目は池袋編。平松氏の『野蛮な読書』を中心に、11月4日(金)19:00よりジュンク堂書店池袋店にて、
鴻巣氏に加えてブックディレクターの幅允孝氏をゲストに迎えて行います。こちらにもみなさま奮ってご参加ください。
*詳しくはこちらをごらんください。
http://www.junkudo.co.jp/tenpo/evtalk-shinjyuku.html#20111028shinjuku
講師紹介
鴻巣友季子(こうのす・ゆきこ)
1963年東京生まれ。翻訳家、文芸評論家。お茶の水女子大学大学院修士課程英文学専攻。著書に『全身翻訳家』『翻訳のココロ』『明治大正 翻訳ワンダーランド』『孕むことば』『カーヴの
隅の本棚』など。
訳書に、T・H・クック『緋色の記憶』、J・M・クッツェー『恥辱』、同『エリザベス・コステロ』、M・アトウッド『昏き目の暗殺者』、E・ブロンテ『嵐が丘』、C・ノーテボーム『これから話す物語』、ルル・ワン『睡蓮の教室』、V・ウルフ『灯台へ』など多数。
平松洋子(ひらまつ・ようこ)
1958年岡山県倉敷市生まれ。エッセイスト。東京女子大学文理学部社会学科卒業。著書に『平松洋子の台所』『買えない味』(第16回Bunkamura ドゥ マゴ文学賞受賞)
『おとなの味』『夜中にジャムを煮る』『焼き餃子と名画座 わたしの東京味歩き』『サンドウィッチは銀座で』(谷口ジロー・画)など多数。
much lessは、「[否定文で] なおさら……でない、まして……は~でない」。
これは意外と日常会話でよく使われる。
今日のGetUpEnglishは、この表現を学習しよう。
◯Practical Example
"How about Ueno?"
"That guy can't even do his own work, much less run a company."
「上野はどうだ?」
「あの男は自分の仕事もできないのだから、会社を経営することなんてできやしないよ」
●Extra Point
基本的に否定文で使われるので、注意。
◎Extra Example
"Fuel prices are at record highs."
"So, visitors to auto dealerships are not even looking at new sports cars, much less buying them."
「燃料代が記録的に高い」
「だから、車の販売店を訪れる客は新型スポーツ車に見向きもしないし、ましてや買うこともない」
referralは動詞referの名詞形で、「参照、照会、紹介、推薦」の意味。格式ばった言い方だと思うが、日常英語で意外によく使われる。
今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習しよう。
◯Practical Example
"David got the new account by chance on a referral from one of his business clients."
"He was in luck."
「デイビッドは、仕事上の取引先の 1 つからの照会で偶然その新たな顧客を得た」
「彼は運がよかった」
●Extra Point
もう一例。複数形で使われることもある。
◎Extra Example
"By banding together and offering referrals, everyone benefits."
"Yes. Referrals are a powerful way to increase our business."
「団結して、お互い紹介しあうことで、誰もが利益を得ます」
「そうです。紹介しあうことは、仕事を増やす強力な方法です」
2011年10月5日、アメリカのアップル社は、スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs, 1955-)取締役会会長がこの日死去したと発表しました。56歳でした。この不世出の偉大なる人物を失い、世界は深い悲しみに包まれました。
ジョブズは、世界初のパーソナルコンピュータ、すなわちパソコンを、長年の相棒スティーブ・ウォズニアック(Steve Wozniak, 1950? )とともに発明します。
今日のGetUpEnglishでは、このジョブズの親友であるスティーブ・ウォズニアックが、ジョブズについて語った言葉を紹介します。
ジョブズは、かなり早い時期から、「歴史を変えたい」と考えていました。
◯Practical Example
"Steve was more the futurist,who would always talk about the few great people that had really modified history ― the Isaac Newtons and William Shakespeares of life."
「スティーブはもっと人類の進歩を信じていて、いつでも本当に歴史を変えた数人の偉人たちのことを語っていました。アイザック・ニュートンやウィリアム・シェークスピアのような人たちについて語っていたのです」
●Extra Point
ウォズニアックの愛称はWozです。ウォズは、コンピュータには個人の生活に大きく貢献できる可能性があると信じ、ジョブズとともに現在のパーソナルコンピュータの機能を構想して、形にしました。その第1号がApple I(1976 年)で、それをより現在の形に近づけたのがApple II(1977 年)でした。
◎Extra Example
"It was clear that he wanted to be one of them, that he visualized himself as those people. We were a very compatible, good couple in that sense."
「スティーブは明らかにそういう人たちの一人になりたいと思っていました。自分をそういう人物として思い描いていたのです。その意味で、私たちは持ちつ持たれつの、いいコンビでした」
このスティーブ・ウォズニアックのジョブズに対するコメントは、すでにGetUpEnglishで紹介しましたが、上岡伸雄著『名演説で学ぶアメリカの文化と社会』(研究社)で読めます。
http://www.amazon.co.jp/dp/4327452262
http://webshop.kenkyusha.co.jp/book/978-4-327-45226-1.html
同梱の音声CDで、ウォズの生声も確認できますので、ぜひご確認ください。
hand-me-downsは「お下がり服」。最近、この語を頻繁に見る。
今日のGetUpEnglishは、この表現を学習しよう。
普通はhand-me-downsと複数形で使われるので、注意しよう。
◯Practical Example
"I grew up wearing my sister’s hand-me-downs."
"Me, too, Sanae."
「わたしはいつもお姉ちゃんのお下がりを着せられて育った」
「早苗、わたしもよ」
●Extra Point
形容詞としても使われる。
◎Extra Example
"This is a hand-me-down skirt that my sister outgrew."
"But it looks new."
「これは姉が着られなくなって私に下がってきたスカートよ」
「でも、新しそうじゃない」
「まったくその通り」と言いたいときは、どんな英語表現を使えばいいか?
couldn’t agree with youで対応できると思う。
今日のGetUpEnglishは、この表現を学習しよう。
◯Practical Example
"I think the operation of all nuclear plants in Japan should be stopped."
"I couldn’t agree with you more, Oshima-san."
「日本の原発はすべて止めるべきです」
「大島さん、その通りです」
●Extra Point
もう一例。couldn’t agree more, can’t agree moreという言い方でも同じ意味が表現できる。
◎Extra Example
"It is important for us to show our respect to the elders."
"I can’t agree more, Madoka."
「お年寄りには敬意を示さないといけません」
「まどか、あなたの言うとおりです」
「補聴器」はいろんな言い方があるが、普通はhearing aidと言えばいいと思う。
今日のGetUpEnglishは、この言い方を学習しよう。
◯Practical Example
"My grandfather is hard of hearing so he wears a hearing aid."
"My grandfather too."
「おじいさんは耳が悪いので、補聴器を付けています」
「わたしのおじいさんもそうです」
●Extra Point
もう一例。
◎Extra Example
"Your father has a serious ear problem and needs to wear a hearing aid."
"Yes, Doctor Umezawa. He also needs a lot of help."
「お父さまは耳がひどく悪くて、補聴器をつける必要があります」
「はい、梅沢先生。父はほかにもいろいろ助けが必要です」
snap upは、「(取ろうとして)……に飛びつく、先を争って……を買う」。
今日のGetUpEnglishは、この表現を学習しよう。
〇Practical Point
"Once Christmas is over, the bargain sales begin."
"The problem is that everybody knows that, Shizuko. Bargains are snapped up by quickly."
「クリスマスが終わると、バーゲンセールがはじまる」
「静子、問題はみんなそれがわかっているということだ。お買い得品はすぐに買われてしまう」
●Extra Point
もう一例。
◎Extra Example
"All the best bargains were snapped up within hours."
「最高のお買い得品はたちまち売れてしまった」