ライオンの風格があるわー
よし!
午前中は曇り、お昼頃は日が射した。
今年は梅雨の間もそこそこ日照時間があってありがたい。
庭の花に日が当ってるのを見ると嬉しい。
蚊取り線香をつけて、洗濯、猫トイレ日干し。
仕事の後スタバのテラスでお茶。最近はバニララテがお気に入り。
ジムの駐車場まで行ったのにやる気がでなくて、うちで一服。
内Pのビデオ見つつ。それからヨガを少しやる。
ヨガのポーズをとってる最中、猫たちが足の間を次々くぐったり、
モンチがステレオのスピーカにあがって
オモチャを振り落としたりして集中できない。
今日は殿ちんが感じ悪く、
眉間にしわを寄せっぱなしでビーの後ろ足にがぶりとかみついたり、
しつこくビーを狙っていた。
モンチにも飛び掛って喧嘩を売って追いかけっこしたり。
ビーもいつもの『来客ミーティング』で、
廊下から「ニャーウー」と私を呼ぶ。ずっとポンポンする。
夜になったら大雨になり、猫も私も落ち着かない夜だった。
誰か一人が落ち着かないと、皆伝染して落ち着かなくなる。
私も猫たちも、実はあまり来客が得意じゃないのだ。
縦横無尽にタワーで遊ぶモンチ
月曜からうんざりするような雨。
花オレガノとゼラ子を軒下に避難させる。
掃除機をかけ始めると、
キャットタワーの上で寝ているモンチは
必ずタワーから飛び降りてソファの下に隠れる。
高いところにいれば安全だ、ということを
理解するつもりは毛頭ない様子。
殿はとっくに理解しているので、
椅子の上やタワーにいるとき掃除機を始めても全く動じない。
終日取材。甘木さんとピクサートーク。
蒸し暑い中ラーメンを作って食べていたら、
殿が来て膝に乗った。食べづらいわ、暑いわ…。
なんとか食べ終わった後、
片付けたくても動けないわ、ティッシュで口を拭きたくてもティッシュに届かないわ…。
月9~スマスマが終わるまで殿は膝から動かず、終始ぶるるるるる。
ビチコは、廊下でごろんすると機嫌よくふるふるいうので、
一緒に私も廊下でごろごろする。廊下に飽きるとベッドでごろん。
寝るとき、ドラマCD「ジャガージュン市のオールナイト昼」。
なんかのさなぎとか、ジングルとか、音がよくできてて面白い。
なんかのさなぎなんかもう3回も聞いちゃったもんね。
チムリーちゃんの歌、「ガラス越しに抱きしめて」もおかしい。
真っ向から描いた映画。打ちのめされる。
物語の前半は、誰にでも起こりうる奇跡を描いたエンターテインメント。
すべてにリアリティをつきつめていて、無駄は一つもない。
フランキー(イーストウッド)と
スクラップ(モーガン・フリーマン)のやりとりに笑っちゃったり。
一見仲のよさそうな二人だけど、
スクラップがマギー(ヒラリー・スワンク)をお茶に誘うシーンで、
二人の男の果てしない孤独に気づかされる。
「あたしにはこれが楽しいの」というマギーが、
フランキーがくれた名前「モ・クシュラ」の声援を受けてタイトル戦に挑み、
勝っても負けてもそこで感動して終わるはずだった。
けれど、「感動」といういつも使う言葉では足りない、
真実の感動が、その先にある。
他人の痛みを本当に感じることはできないけれど、
その痛みをわかろうと努めることは、本当に痛い。
それは愛することにほかならない。
フランクは、恐ろしい選択を迫られる。
もし実行すれば、
「深淵に落ちて、永遠に自分を見失うだろう」と神父にいわれる。
それでも彼は実行する。
マギーの生き様を守るために。
その先の自分は、マギーが教えてくれた。
「これが終わったら、
あなたはどこかでレモンパイを食べながら本を読んでる」。
フランクがマギーをわかろうとしたように、
マギーもフランクのことをわかろうとしていたのだ。
モ・クシュラの意味を明かすシーン、
キスシーン、ラストのコーヒー屋のシーン、
思い出しただけで涙。一生忘れないと思う。
イエイツを読み、レモンパイが好きな、
ボクシングトレーナーのイーストウッドは、
ダメな部分がありつつも、
己の生き様があってかっこいい。
誰も撮りたくないような、
誰も観たくないような、
観てて苦しくなる映画を撮り続けてるのもかっこいい。
70歳にして、最初から最後まで血まみれ、
汗まみれの映画を撮り、
観てる人を涙まみれにするイーストウッドはかっこいい。
音楽も自分で作っちゃってかっこいい。
イーストウッドは、
今世紀最高にかっこいいといっても過言ではない。
ヒラリー・スワンクは、
濃いおじさん二人にひけをとらない存在感。
モーガン・フリーマンの演技もすごく自然で、
あのジムにずっと前から住んでる人意外の何者にも見えない。
心臓をつかまれて揺さぶられるような、
こんなに痛いラブストーリーは、
武の『Doll』以来かな。
帰りにクイーンアリスのレモンパイを買って帰り、
家に帰って食べてる間、映画を思い出して上の空。
土曜日、いい天気。ペンタスとニチニチソウを鉢に植える。
家事をひととおり終えて携帯をチェックすると
「鎌倉行っちゃう?」
2時頃迎えに来る。
高速走ってる間、ハイスピードで脳みそが溶け出して行く感じ。
Cは運転の緊張でビリビリ。夾竹桃が満開。
今日のB.G.M.は、春先からフライングしまくってたCAYA。
長谷寺~大仏へ。潮の匂い。
2週間前より緑が濃くなり、ムクゲ、アパカンザス、キキョウが満開。
長谷寺の階段の下の池では、大きな蓮の花も咲いていた。
大仏を見ながら一服。
参道からまっすぐ大仏に向かって歩くと、
必ず思い出す麦秋「キャラメル食べる?」
裏の庭園でリスを見る。じっと見ていると、近くまで降りてきた。
喉が渇いたのでメロンジュース。
江ノ島へ。今日は海の色が明るい。
箱根の山に夕陽が沈む。
その左方に、富士山のシルエット。
車を止めてから橋に戻って、日が沈むのを見る。
子供が「夕まづめだ~」と何度も叫ぶ。
水面が乳白色に光っている。ベタ凪で、海の上に浮かびたい。
江ノ島につくと、まずはふもとの自転車置き場で、茶虎の猫に会う。
神社の階段を上がっていくと、次々猫たちに会う。
神社を過ぎて、頂上にある植物園『コッキング苑』まで行っても、
猫に会う。
江ノ島の猫たちは、みんな最高に幸せそう。
当たり前のように、ところどころに猫のご飯皿が置いてある。
遊び場、狩場もいくらでもある。石灯篭、上りやすそうな木、石階段、土、草原、虫、鳥。
人が好きな猫は、人通りの多い展望台などの塀の上で寝ながら、
行く人に撫でられている。
どの子も、マイベストポジションで居眠り。潮風に吹かれながら。
こんな幸せそうな猫たちを見ていると、
こっちまで最高に幸せな気分に。楽園にいる気持ち。
いろんな植物も皆元気で、
コッキング苑には珍しい花もあったみたいだけど、
頂上に着く頃には日が落ちていて、
花の色がよく分からなかった。
塔のふもとのカフェのテラスで一服。
目の前に黒猫が来たので後をつけると、
草原でおちっこし始めた。
うちの猫たちを連れてきてあげたい。
うちの猫たちはどこをベスポジにするか妄想。
「殿とアチコの白黒兄妹は、
海の見える石づくりの椅子の上。
桜とか花菖蒲、紫陽花とか、季節の花をあしらって…」
「そこにモンチが来て…」
「モンチとモユのみかん色コンビは、
お花畑でチョウチョにパンチ」
「ノンチは人里で、
女の人をはべらせて撫でられまくり」
「ビーは、ふもとの海産問屋前にかぶりつき」
つきない妄想。
日本中がこうだったらいいのに。ギリシャはこんな感じかな。
帰りは階段で降りる。
クチナシの匂いが、潮の匂いと混じって、ジャメイカの匂い。