なぎのあとさき

日記です。

なぜかそわそわ

2005年07月06日 | 猫トーク



ライオンの風格があるわー



よし!

午前中は曇り、お昼頃は日が射した。
今年は梅雨の間もそこそこ日照時間があってありがたい。
庭の花に日が当ってるのを見ると嬉しい。
蚊取り線香をつけて、洗濯、猫トイレ日干し。

仕事の後スタバのテラスでお茶。最近はバニララテがお気に入り。
ジムの駐車場まで行ったのにやる気がでなくて、うちで一服。
内Pのビデオ見つつ。それからヨガを少しやる。
ヨガのポーズをとってる最中、猫たちが足の間を次々くぐったり、
モンチがステレオのスピーカにあがって
オモチャを振り落としたりして集中できない。

今日は殿ちんが感じ悪く、
眉間にしわを寄せっぱなしでビーの後ろ足にがぶりとかみついたり、
しつこくビーを狙っていた。
モンチにも飛び掛って喧嘩を売って追いかけっこしたり。
ビーもいつもの『来客ミーティング』で、
廊下から「ニャーウー」と私を呼ぶ。ずっとポンポンする。
夜になったら大雨になり、猫も私も落ち着かない夜だった。
誰か一人が落ち着かないと、皆伝染して落ち着かなくなる。
私も猫たちも、実はあまり来客が得意じゃないのだ。

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rainy day

2005年07月06日 | 日々のこと





縦横無尽にタワーで遊ぶモンチ

月曜からうんざりするような雨。
花オレガノとゼラ子を軒下に避難させる。
掃除機をかけ始めると、
キャットタワーの上で寝ているモンチは
必ずタワーから飛び降りてソファの下に隠れる。
高いところにいれば安全だ、ということを
理解するつもりは毛頭ない様子。
殿はとっくに理解しているので、
椅子の上やタワーにいるとき掃除機を始めても全く動じない。

終日取材。甘木さんとピクサートーク。

蒸し暑い中ラーメンを作って食べていたら、
殿が来て膝に乗った。食べづらいわ、暑いわ…。
なんとか食べ終わった後、
片付けたくても動けないわ、ティッシュで口を拭きたくてもティッシュに届かないわ…。
月9~スマスマが終わるまで殿は膝から動かず、終始ぶるるるるる。

ビチコは、廊下でごろんすると機嫌よくふるふるいうので、
一緒に私も廊下でごろごろする。廊下に飽きるとベッドでごろん。

寝るとき、ドラマCD「ジャガージュン市のオールナイト昼」。
なんかのさなぎとか、ジングルとか、音がよくできてて面白い。
なんかのさなぎなんかもう3回も聞いちゃったもんね。
チムリーちゃんの歌、「ガラス越しに抱きしめて」もおかしい。

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クリント・イーストウッド『ミリオンダラーベイビー』

2005年07月06日 | 映画の話(ネタばれ)
人を愛すること、人をわかろうと努力することを、
真っ向から描いた映画。打ちのめされる。
物語の前半は、誰にでも起こりうる奇跡を描いたエンターテインメント。
すべてにリアリティをつきつめていて、無駄は一つもない。
フランキー(イーストウッド)と
スクラップ(モーガン・フリーマン)のやりとりに笑っちゃったり。
一見仲のよさそうな二人だけど、
スクラップがマギー(ヒラリー・スワンク)をお茶に誘うシーンで、
二人の男の果てしない孤独に気づかされる。
「あたしにはこれが楽しいの」というマギーが、
フランキーがくれた名前「モ・クシュラ」の声援を受けてタイトル戦に挑み、
勝っても負けてもそこで感動して終わるはずだった。

けれど、「感動」といういつも使う言葉では足りない、
真実の感動が、その先にある。
他人の痛みを本当に感じることはできないけれど、
その痛みをわかろうと努めることは、本当に痛い。
それは愛することにほかならない。

フランクは、恐ろしい選択を迫られる。
もし実行すれば、
「深淵に落ちて、永遠に自分を見失うだろう」と神父にいわれる。
それでも彼は実行する。
マギーの生き様を守るために。
その先の自分は、マギーが教えてくれた。
「これが終わったら、
あなたはどこかでレモンパイを食べながら本を読んでる」。
フランクがマギーをわかろうとしたように、
マギーもフランクのことをわかろうとしていたのだ。

モ・クシュラの意味を明かすシーン、
キスシーン、ラストのコーヒー屋のシーン、
思い出しただけで涙。一生忘れないと思う。

イエイツを読み、レモンパイが好きな、
ボクシングトレーナーのイーストウッドは、
ダメな部分がありつつも、
己の生き様があってかっこいい。
誰も撮りたくないような、
誰も観たくないような、
観てて苦しくなる映画を撮り続けてるのもかっこいい。
70歳にして、最初から最後まで血まみれ、
汗まみれの映画を撮り、
観てる人を涙まみれにするイーストウッドはかっこいい。
音楽も自分で作っちゃってかっこいい。
イーストウッドは、
今世紀最高にかっこいいといっても過言ではない。
ヒラリー・スワンクは、
濃いおじさん二人にひけをとらない存在感。
モーガン・フリーマンの演技もすごく自然で、
あのジムにずっと前から住んでる人意外の何者にも見えない。

心臓をつかまれて揺さぶられるような、
こんなに痛いラブストーリーは、
武の『Doll』以来かな。
帰りにクイーンアリスのレモンパイを買って帰り、
家に帰って食べてる間、映画を思い出して上の空。
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江ノ島へ

2005年07月06日 | 日々のこと



土曜日、いい天気。ペンタスとニチニチソウを鉢に植える。
家事をひととおり終えて携帯をチェックすると
「鎌倉行っちゃう?」
2時頃迎えに来る。
高速走ってる間、ハイスピードで脳みそが溶け出して行く感じ。
Cは運転の緊張でビリビリ。夾竹桃が満開。
今日のB.G.M.は、春先からフライングしまくってたCAYA。





長谷寺~大仏へ。潮の匂い。
2週間前より緑が濃くなり、ムクゲ、アパカンザス、キキョウが満開。
長谷寺の階段の下の池では、大きな蓮の花も咲いていた。



大仏を見ながら一服。
参道からまっすぐ大仏に向かって歩くと、
必ず思い出す麦秋「キャラメル食べる?」
裏の庭園でリスを見る。じっと見ていると、近くまで降りてきた。
喉が渇いたのでメロンジュース。



江ノ島へ。今日は海の色が明るい。
箱根の山に夕陽が沈む。
その左方に、富士山のシルエット。
車を止めてから橋に戻って、日が沈むのを見る。
子供が「夕まづめだ~」と何度も叫ぶ。
水面が乳白色に光っている。ベタ凪で、海の上に浮かびたい。

江ノ島につくと、まずはふもとの自転車置き場で、茶虎の猫に会う。
神社の階段を上がっていくと、次々猫たちに会う。
神社を過ぎて、頂上にある植物園『コッキング苑』まで行っても、
猫に会う。
江ノ島の猫たちは、みんな最高に幸せそう。
当たり前のように、ところどころに猫のご飯皿が置いてある。
遊び場、狩場もいくらでもある。石灯篭、上りやすそうな木、石階段、土、草原、虫、鳥。
人が好きな猫は、人通りの多い展望台などの塀の上で寝ながら、
行く人に撫でられている。
どの子も、マイベストポジションで居眠り。潮風に吹かれながら。
こんな幸せそうな猫たちを見ていると、
こっちまで最高に幸せな気分に。楽園にいる気持ち。

いろんな植物も皆元気で、
コッキング苑には珍しい花もあったみたいだけど、
頂上に着く頃には日が落ちていて、
花の色がよく分からなかった。
塔のふもとのカフェのテラスで一服。
目の前に黒猫が来たので後をつけると、
草原でおちっこし始めた。

うちの猫たちを連れてきてあげたい。
うちの猫たちはどこをベスポジにするか妄想。
「殿とアチコの白黒兄妹は、
海の見える石づくりの椅子の上。
桜とか花菖蒲、紫陽花とか、季節の花をあしらって…」
「そこにモンチが来て…」
「モンチとモユのみかん色コンビは、
お花畑でチョウチョにパンチ」
「ノンチは人里で、
女の人をはべらせて撫でられまくり」
「ビーは、ふもとの海産問屋前にかぶりつき」
つきない妄想。
日本中がこうだったらいいのに。ギリシャはこんな感じかな。

帰りは階段で降りる。
クチナシの匂いが、潮の匂いと混じって、ジャメイカの匂い。

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