なぎのあとさき

日記です。

源氏山公園へ

2005年07月24日 | 日々のこと



8時半に一度目が覚めて、寝直したら12時前。
ソニー・ロリンズをかけてメイク中、ダー帰還。
掃除の後で、会社で貰ったメロンを切る。
脳がピーンとするような甘さ。
ダーは校了中なので、風呂入ったらまた仕事。
「家の中にねぇ、3匹の猫がいるってのは、
3つの小銀河があるってことだよ」

涼しいのでお寺日和、3時頃Cが迎えに来る。
殿はすかさず膝に上がる。
モンチは小走りにタタタタと部屋を出入りするのが通行人A風。 

鎌倉へ。グールド「べトヴェンピアノ協5番 皇帝」
すみきった音。お休み処で一服。
「毎日きらきらして楽しくてしょうがなくて」「本当!」
「冬の間なんてドラクエがすべてだったり風呂がイベントだったり…」
「その話はよそう」

卓球tytle#1。濃いピンクの夾竹桃が満開。
北鎌倉のPに車を停める。
車を降りると、アナウンスが聞こえた。
「震度4の地震があったので、海にいる人は山側に上がってください」。

浄智寺に行くと閉門していた。
わきの坂道を歩いていたら、ブー!ブー!と耳慣れない声。
大きな木をよく見ると、リスが枝にしがみついて鳴いていた。
通りすがりのおじさん「さっきの地震で興奮して鳴いてるんだよ」



山道を歩いていると、360°いろんな音がする。
ヒグラシ、鶯、クマゼミのショワショワ鳴く声が、幾重にも重なって涼しい音。
木の根につかまりながら山道を歩き、源氏山公園へ。
音もだけど、匂いもすごい。緑の匂い、土の匂い、花の甘い匂い。
「natural mistic!」「real situation!」「Year man.」
木の懐で一服。そこから少しで公園に出た。

ベンチで一服。蝉の声に聞き入る。
Cは地震のことが気になる様子。電話がどこにも通じない。
全く気にならない私「なるようになるよ」
「今のリスペクト。ピンクの水玉の服でいいこという!」

下山途中も、風情のある門構え、植木屋、
オレンジ色のアオイ、ガウラ、ピンクの百日紅、ルリマツリ、タチアオイ。
子供の頃来た記憶のある場所に出た=写真。
記憶は、視覚だけじゃなく、音、匂いの感覚も合わせて蘇る。
子供の頃、両親とともに鎌倉に来た記憶が、
今日はいろんな場所でふっと蘇った。
蜩の声の和音は、懐かしい感じがする。

人里に出て、鰻屋でうな丼。窓から吹くそよ風。
オカミさんに帰り道を聞いて、ひとまず鎌倉駅へ。
地震で電車が止まっていたので、小町通り、
八幡宮わきを通って北鎌倉まで歩く。
3時間散歩して車に戻り、ミスドでお茶を買って帰途。

鎌倉の人は皆、涼しげで、
洗われたようで、風景に溶け込んでいる。
道を尋ねると、皆丁寧に答えてくれる。

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