「硫黄島からの手紙」
広大な海を埋め尽くす敵の軍艦。
アメリカ軍との兵力差は、歴然。
援軍もなく、食料もなく、
逃げることもできない日本軍。
敗けるとわかっているのに、
死ぬことがわかっているのに、
最後まで信念を失わず、
生きぬいた男たち。
クリント様は、
日本人にできなかったことを、
二つしてくれた。
一つは、
世界に通用する
「太平洋戦争を日本視点で描いた映画」を、
十分なお金をかけて撮ったこと。
手榴弾で自決して肉が飛び散るシーンや、
火炎放射器で火達磨になるシーンを、
何度もきっちり見せるクリント様。
思わず悲鳴を上げてしまうシーンや、
私が一番見たくない、
動物が犠牲になるシーンまで2度も。
帝国主義のもと、
人として生きることが、
許されなかった時代。
戦争の愚かさ、悲惨さ、過酷さ、
極限状況にいる人間の心、
そして無数の死が描かれていく。
とはいっても、そこはクリント様。
シンプルで美しい映像、
見たこともない光景、
派手なアクション、
ハラハラ、ドキドキのバイオレンス、
かっこいい男たちの生き様、
その他、
愛についてのいろいろが、
この映画にはある。
クリント様の真髄は、
やはりエンターテイメント。
総攻撃をかけるシーンは、
侍そのものの生き様に
鳥肌がたつほどの美しさすら感じて、
涙がとまらなかった。
そしてラストに向けて、
たたみかける感動のシーンと、
カットの連続。
栗林と西は、
男前この上なかった。
西は、何かと写真を見せるところがかわいかった。
あんな場所に馬を連れて行っちゃいけません。
渡辺謙は、研究したのか、
ディレクションなのか、
ところどころ、
クリント様の演技とダブった。
獅童のシーンは、
伝統芸能を貫いた浮いた感じが、
かえって面白かった。
クリント様による、
日本人にできなかったこと、
二つ目は、
ジャニーズを役者にしたこと。
ジャニースは自意識が強すぎて(アイドルだもの)、
何をやってもスマスマコントに見えるのに(私には)、
この映画の二宮くんは、
嵐の彼とは別人のようだった。
いたいけなパン屋の若旦那。
この後の「流星の絆」も良かったしね。
高密度に揺さぶられまくり、
観終えた後は疲れきっていて、
煙草を吸いながら、
映画トークが止まらない。
ダーもぐったり。
この映画の後観た夢は…
崩れ落ちる塹壕で、
そこで出会った照之(ブーム中)と、
ともに逃げながら、
戦火もラブも燃えあがり、
後半はクリント様が現れ、
皆助けられる…
さすが、
私の中ではボブ・マーリーに次ぐ、
殿堂入りのいい男、
クリント・イーストウッド。
すごい夢を見せてくれるわ。
広大な海を埋め尽くす敵の軍艦。
アメリカ軍との兵力差は、歴然。
援軍もなく、食料もなく、
逃げることもできない日本軍。
敗けるとわかっているのに、
死ぬことがわかっているのに、
最後まで信念を失わず、
生きぬいた男たち。
クリント様は、
日本人にできなかったことを、
二つしてくれた。
一つは、
世界に通用する
「太平洋戦争を日本視点で描いた映画」を、
十分なお金をかけて撮ったこと。
手榴弾で自決して肉が飛び散るシーンや、
火炎放射器で火達磨になるシーンを、
何度もきっちり見せるクリント様。
思わず悲鳴を上げてしまうシーンや、
私が一番見たくない、
動物が犠牲になるシーンまで2度も。
帝国主義のもと、
人として生きることが、
許されなかった時代。
戦争の愚かさ、悲惨さ、過酷さ、
極限状況にいる人間の心、
そして無数の死が描かれていく。
とはいっても、そこはクリント様。
シンプルで美しい映像、
見たこともない光景、
派手なアクション、
ハラハラ、ドキドキのバイオレンス、
かっこいい男たちの生き様、
その他、
愛についてのいろいろが、
この映画にはある。
クリント様の真髄は、
やはりエンターテイメント。
総攻撃をかけるシーンは、
侍そのものの生き様に
鳥肌がたつほどの美しさすら感じて、
涙がとまらなかった。
そしてラストに向けて、
たたみかける感動のシーンと、
カットの連続。
栗林と西は、
男前この上なかった。
西は、何かと写真を見せるところがかわいかった。
あんな場所に馬を連れて行っちゃいけません。
渡辺謙は、研究したのか、
ディレクションなのか、
ところどころ、
クリント様の演技とダブった。
獅童のシーンは、
伝統芸能を貫いた浮いた感じが、
かえって面白かった。
クリント様による、
日本人にできなかったこと、
二つ目は、
ジャニーズを役者にしたこと。
ジャニースは自意識が強すぎて(アイドルだもの)、
何をやってもスマスマコントに見えるのに(私には)、
この映画の二宮くんは、
嵐の彼とは別人のようだった。
いたいけなパン屋の若旦那。
この後の「流星の絆」も良かったしね。
高密度に揺さぶられまくり、
観終えた後は疲れきっていて、
煙草を吸いながら、
映画トークが止まらない。
ダーもぐったり。
この映画の後観た夢は…
崩れ落ちる塹壕で、
そこで出会った照之(ブーム中)と、
ともに逃げながら、
戦火もラブも燃えあがり、
後半はクリント様が現れ、
皆助けられる…
さすが、
私の中ではボブ・マーリーに次ぐ、
殿堂入りのいい男、
クリント・イーストウッド。
すごい夢を見せてくれるわ。