モンちゃんが来て一週間。
はじめからだけど、何の遠慮もなく、
家中をさっそうと歩きまわってる。
殿やビーは相変わらずの無関心をきめこんでるけど、
一緒の部屋にいても、自然になってきた。
けさは寝てるダーの脇に飛びついて噛む、にハマってて、
ダーが首の後ろをつまんで
「やめて!痛いから!」と言って下ろすと、
またすぐに脇に飛びついて噛む、を4、5回繰り返してて、
私もダーも目が覚める前から大笑いだった。
なつっこくてすぐ膝にくるし、
当たり前のように私とダーの頭の間で寝てる。
掃除機もドライヤーも面白そうに見てる。
ご飯の音を聞きつけるとスッとんでくる。
風車にもつっこんで行きそうな勢いなので、
本名はモンキ・ホーテ・デ・ラ・モンチャに決定。
去年の今ごろモンチの具合が悪くなって、
毎日夢中で点滴に通ったり、ウンチ片づけたりしてた。
もーすぐクチナシだ、想像しただけで泣きそう、とか
アイスバーグやオドリバの花を見て、
モンチを送る時にいっぱい入れたな、泣きそう、ってなってたけど、
モンちゃんが来て、飛び抜けた明るさを家じゅうにふりまいてくれて、
この一年、いろんなことや芸術や物や人や生き物たちが
涙涙の私を支え続けてくれたけど、
子猫いっぴきにはかなわない。