このあちゅいのが夏かー
さすがのおれもきゅーけいだぜ
ダ「モンちゃんはやる気のアホ!」
海の日、マジメな人たちが海に押し寄せて、
さすがに混んでいて、
駐車場が満車でけっこう待った。
凪、澄み、やっぱりチヌがいっぱいいる。
チヌにくっついて泳ぐベラや、
オデコのぼこぼこした褐色の子、
大きいピンクのカワハギもいた。
チョウチョウウオは、ちょっと向き合ったら
まとわりついて、体をツンツンしてくるので
くすぐったかった。
メジナの大きい群。
ウルメもいっぱいいて、
ウルメは実は一番美しいかも、と思った。
側線が蛍光色のグリーンやブルーにキラキラ光って。
「ソラスズメがいる!こっち!」とCが教えてくれて、
岩と岩の深くなったところに3匹、
大きいソラスズメがいた。
もしかすると、越冬できた子たちかもしれない。
時期的に早いし、毎年見る子の倍くらいの大きさだ。
目の覚めるようなネオンブルーだった。
島で休んでたら、駐車場のおじさんが泳いできて、
その日は休みで私たちにノンアルビール買ってきた、と。
島の上から海をのぞきこんでたら、
あーあ、出ちゃった、アンドン出ちゃった。
一匹だけの斥候だとは思うけど。
水クラゲもいた。早いよ、まだ7月中旬なのに。
「エボシがいた」って言ってる人もいた。
浜に戻るとおじさんがビールとおつまみをふるまってくれた。
C「明日も来ますなんて言ったのがまずかった」
夕暮れ時にもう一度、手ぶらで海に入って泳いだ。