なぎのあとさき

日記です。

梔子の香り

2018年06月15日 | 猫トーク



殿!こっちむいて!
--おう



ビー、こっちむいて
--やです

6月3週目。夏至が近くて夕方いつまでも明るい。
税務署の梔子が次々咲いている。
梔子の匂いは、
モンチが入院して病状が悪化したとき(2013年6月)と、
モンチを送ったとき(2015年6月)が直結していて、
言葉にして記憶をたどらなくても
匂いだけで涙が出る。
(たぶん、匂いだけではなく、
太陽の明るさや気温も後押ししている)
梔子の香りは昔から花の中で一番好きだから、
花があれば必ずかぐ、花を一つ一つかいでいく、
当時は悲しみや寂しさだった強い感情が、
今では愛しさにまとまって、ぐっと押し寄せて、
涙が出る。
そんな時、モンチが近くに来てる感じがする。

うまく言葉にできない。

ダーは、殿の腰を撫でて、
「この辺に金魚のフンがいる」

私はモンチのことを
天空から舞い降りた美の化身とか、
この世の美しさを越えた神の子とか
今も言ってるけど、
ダーはモンチのことを
金魚のフン(殿のあとにいつもくっついてた)とか、ムシキングとか
今も言ってる。

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梅雨らしくなって、気温も低め。
12日(火)は、ビーはねこ元気をたっぷり食べて、
どばっと吐いた。便もゆるい。
水曜はチャオホタテをたっぷり食べても
吐いてない。よかった。

殿は健康缶レトルトを
1日に4パックくらい食べてたのが、
さすがにちょっと飽きてきた?
残した!と思ったらやっぱり食べた。

火曜の夜、和室でテレビを見てたら
窓の外にモンちゃんがいてびっくり。
窓を開けたらすぐに部屋に入った。
別の部屋の網戸があいていて、
殿とビーも外に出ていた。
殿は隣の隣の家の庭にしばらくいて、
草を食べていた。
ビーは暗いとどこにいるのか全く見えない。

殿が先に戻って来て、
それからちょっとして、
部屋にいたモンちゃんがダッシュで
窓の前に行ったので、
見に行くとビーが庭にいた。
じっとして、自分から部屋に入らないので、
お迎えに行った。
ビーったら、庭の奥から私をじっと見て、
(帰ってきてほちい?)
といってるみたい。

ビーは外に出ると蚊に刺されて
目の上や耳がぼこぼこになると思ったけど、
今のとこなんともない。

殿も、草いっぱい食べたはずなのに吐かなかった。

モンちゃんは一番に帰ってきて偉かった。

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初めてのお客さんの仕事で
犬のキャラクターを作ったらかわいくできて、
お客さんも大喜びだった。

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父の日のプレゼントは、
ダーパパには椰子の木プリントの
ダンガリーシャツ。
窓の外に咲いてるゼラニウムを描いた
カードを添えて送った。

Cの誕プレもやっと購入。
ローダの口紅とシャネルのネイル。

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梅雨に台風に寒気

2018年06月15日 | 日々のこと



10日の土曜までは晴れ、
日曜は台風による雨。

殿には前の晩にセレニアを飲ませて、
嘔吐は回避。

ビーも嘔吐も下痢もない、が、
この頃よく毛をむしっている。
ブツブツはない。
ダーがひまさえあれば櫛で梳かして、
(やめてよー)って声で鳴くけど、
逃げるわけではない。

あと、ふだん以上に、
廊下や寝室から私を呼びまくる。
ベッドで向かい合ってごろんしたり、
抱っこすると落ちつく。

家ではあんまり本が読めないので、
河原に出て「殉教」につづき「微笑」。
やたらアリがいた。

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日曜はバレエ、Yちゃん主役の初演目。
衣装やセットが豪華で、
音楽もよくて、
振付がおしゃれでかっこよかった。
Yちゃんによく似合う役だった。

帰りはJ町でママとご飯。
ママと二人になるのは久しぶりで、
この日は、ママがネガティブぶりを炸裂させるので参った。
ここのところ、お料理上手で猫のこともわかってくれる、母の鏡だと思ってたけど、
持ち前の濃厚なネガティブが
なくなったわけではなかった。
しかし、休日に久々に娘と会って
バレエ見て、ディナー(私のおごり)食べてるときに、
どーよ?
私「つきあいきれない!」
たぶん、ママのネガティブぶりを反面教師にして
私はネガティブ回路はずいぶん前に捨てた。
楽観的でいる方がずっといいのに、
なにかしら先の心配ばっかりするのは、
好きでやってるとしか思えない。

心配はされる方は重荷でしかない、
心配するのは自由だけど
それをおくびにも出すべきでない。

私は猫が調子くずすと心配するけど、
それを猫の前ではおくびにも出さない、ようにしてる。

と、私がくさくさしてたのは、
南からの台風よりも、北から寒気が来ていて、
雨で寒かったからであろう。

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職場の最寄駅の上空に、
ものすごい数の鳥が飛んでいた。
次々次々、ものすごい数だった。
何の鳥かは不明。

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