殿!こっちむいて!
--おう
ビー、こっちむいて
--やです
6月3週目。夏至が近くて夕方いつまでも明るい。
税務署の梔子が次々咲いている。
梔子の匂いは、
モンチが入院して病状が悪化したとき(2013年6月)と、
モンチを送ったとき(2015年6月)が直結していて、
言葉にして記憶をたどらなくても
匂いだけで涙が出る。
(たぶん、匂いだけではなく、
太陽の明るさや気温も後押ししている)
梔子の香りは昔から花の中で一番好きだから、
花があれば必ずかぐ、花を一つ一つかいでいく、
当時は悲しみや寂しさだった強い感情が、
今では愛しさにまとまって、ぐっと押し寄せて、
涙が出る。
そんな時、モンチが近くに来てる感じがする。
うまく言葉にできない。
ダーは、殿の腰を撫でて、
「この辺に金魚のフンがいる」
私はモンチのことを
天空から舞い降りた美の化身とか、
この世の美しさを越えた神の子とか
今も言ってるけど、
ダーはモンチのことを
金魚のフン(殿のあとにいつもくっついてた)とか、ムシキングとか
今も言ってる。
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梅雨らしくなって、気温も低め。
12日(火)は、ビーはねこ元気をたっぷり食べて、
どばっと吐いた。便もゆるい。
水曜はチャオホタテをたっぷり食べても
吐いてない。よかった。
殿は健康缶レトルトを
1日に4パックくらい食べてたのが、
さすがにちょっと飽きてきた?
残した!と思ったらやっぱり食べた。
火曜の夜、和室でテレビを見てたら
窓の外にモンちゃんがいてびっくり。
窓を開けたらすぐに部屋に入った。
別の部屋の網戸があいていて、
殿とビーも外に出ていた。
殿は隣の隣の家の庭にしばらくいて、
草を食べていた。
ビーは暗いとどこにいるのか全く見えない。
殿が先に戻って来て、
それからちょっとして、
部屋にいたモンちゃんがダッシュで
窓の前に行ったので、
見に行くとビーが庭にいた。
じっとして、自分から部屋に入らないので、
お迎えに行った。
ビーったら、庭の奥から私をじっと見て、
(帰ってきてほちい?)
といってるみたい。
ビーは外に出ると蚊に刺されて
目の上や耳がぼこぼこになると思ったけど、
今のとこなんともない。
殿も、草いっぱい食べたはずなのに吐かなかった。
モンちゃんは一番に帰ってきて偉かった。
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初めてのお客さんの仕事で
犬のキャラクターを作ったらかわいくできて、
お客さんも大喜びだった。
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父の日のプレゼントは、
ダーパパには椰子の木プリントの
ダンガリーシャツ。
窓の外に咲いてるゼラニウムを描いた
カードを添えて送った。
Cの誕プレもやっと購入。
ローダの口紅とシャネルのネイル。